弁護士阪口徳雄の自由発言

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政党支部を迂回しての後援会への寄付は違法
維新の会の宮本一孝府会議員が政党支部を迂回して自己の後援会に寄付をし、税金の還付を受けていたことが明らかとなった。維新の会の国会議員(馬場伸幸衆院議員(48)(大阪17区)と、同党の井上英孝衆院議員(41)(大阪1区))も同様の迂回寄付をしていたことが報道されている。
 
維新の会といっても元をただせば元自民党や保守系の議員ばかりだから当然と言えば当然。「維新」という目新しい帽子を着た、真実は「古い、古い、古い政治家」であるのにあたかも「改革」してくれるかの幻想を有権者に期待させ投票させた、「詐欺的」商法に騙された有権者はバカを見た感じで不愉快だと怒るのも当然
 
維新の会の橋下代表も自分の後援会の幹部の息子を大阪市の特別秘書に採用するなど古い、古い、古い政治家でも顔負けするような情実人事を行っている。
代表が代表だから宮本府議や国会議員も政党支部を通じて迂回寄付を行うなどたいしたことではないと写る。
 
維新の会の政治家は、政治とカネには関西弁で言うと「セコイ」「ミミッチイ」「コスイ」印象を与える。古い、古い、古い政治家で何ら「改革」「維新」のかけらもない。
 
このような政党支部を通じた自己の後援会への迂回寄付は違法だ。
 
寄付金控除を受けるための特例要件である租税特別措置法41条の18を解説する。
 
1 政党及び国会議員、知事、都道府県議員、政令指定都市の市長、議員等の後援会などに個人が寄付をすると寄付金の控除を受けることが出来る。
 
しかしこれ以外の、市会議員などは自己の後援会への寄付は寄付金控除をソモソモ受けることができない。
 
2 租税特別措置法41条の18は前記1の国会議員、府会議員などは自己の後援会への寄付が全て、どのような寄付でも寄付金控除が許されるわけではない。
①≪政治資金規正法に違反する寄付≫
②≪その寄付をした者に特別の利益が及ぶもの≫
は条文上除外されている。
 
3 そこで、国会議員、府会議員は自らの後援会に寄付すると≪その寄付をした者に特別の利益が及ぶもの≫に抵触する可能性があるので、法41条の18第1項に「政党」の寄付金控除が認められることを利用して、「政党支部」⇒「当該議員の後援会」に迂回寄付をして措置法41条の18の脱法しようとする。
 
4 市会議員などは国会議員や府会議員と違い自己の後援会に寄付をソモソモ寄付することは、寄付控除を受けることができない。
それを免れる為に政党支部を通じて自己の後援会に迂回寄付をして脱税しようとする。
 
5 いずれにしても、政党支部に寄付と言っても自らが代表を務める政治団体で、自分が自由にその寄付を受けたカネを支配、管理できる。当初から自己の後援会に寄付する意思を有して支部に寄付をして自己の後援会に迂回寄付すると租税特別措置法41条の18を脱法目的で迂回している以上同法に明らかに違反する。
 
6 仮に政治家がこれらの法律を知らなかったと言っても、政治とカネの問題は議員の基本的なイロハで、知らなかったという弁解は通常は通らない。これらの法律を知らないならば議員として失格だし、まして国会議員や府会議員、まして市長に立候補する資格はサラサラないと言わざるを得ない。維新の会の国会議員などが弁明すればするほど彼らの知的レベルが疑われる。
 


<維新の会>宮本府議が迂回寄付 自民時代に税還付目的で

毎日新聞 4月9日(火)3時17分配信
 大阪維新の会の宮本一孝大阪府議(42)=同府門真市選出、2期)が自民党府議だった2008〜10年、自らが代表を務める政党支部に計約790万円を寄付し、全額が同支部から宮本氏の後援会に還流していたことが分かった。宮本氏は寄付をいったん政党支部に迂回(うかい)させることで、後援会に直接寄付した場合には受けられない所得税の還付を受けていた。宮本氏は取材に対し事実を認め、「還付を受ける目的だったが、還付金額は分からない。法律上問題はないと考えている」と話した。

 宮本氏の資金管理団体「宮本一孝後援会」の政治資金収支報告書などによると、宮本氏は自らが代表を務めていた「自民党大阪府門真市第二支部」に08〜10年、年150万〜約360万円を寄付。一方、同支部から同じ期間に、ほぼ同額かそれを上回る額が後援会に寄付され、当初の寄付が宮本氏側に還流した形になっていた。同支部は宮本氏が自民党を離党したことに伴い、10年9月に解散した。

 政党や政治団体に寄付すると、寄付額の一部が所得から控除されるが、政治家が自らの資金管理団体に直接寄付した場合は認められない。

 「迂回寄付」を巡っては、佐藤親太(ちかた)門真市議が同様の手続きで04〜10年に計4640万円を還流させたことも明らかになっている。

 宮本氏は任期満了に伴う門真市長選(6月16日投開票)に出馬する方針。佐藤氏が迂回寄付に用いた「自民党大阪府門真市第一支部」の代表を務める園部一成市長(75)も3選を目指して同市長選への立候補を表明している。【深尾昭寛】


 維新の衆院2氏も迂回寄付…自民地方議員時代に
 日本維新の会国会対策副委員長の馬場伸幸衆院議員(48)(大阪17区)と、同党の井上英孝衆院議員(41)(大阪1区)が、自民党の地方議員だった当時、それぞれが代表を務めていた自民党支部を 迂回 ( うかい ) したうえで、自らの資金管理団体などに寄付金を還流させていたことがわかった。
 寄付額は馬場氏が415万円、井上氏が100万円に上る。迂回寄付は、大阪府議らが所得税の還付を目的に行っていたことが発覚している。
 政治家が自らの後援会や資金管理団体に直接寄付した場合、所得税の還付は受けられない。
 馬場氏が代表者の政党支部と後援会の会計責任者を務める公設第一秘書は、読売新聞の取材に対し、「所得税の還付を受けた」と認めた。
2013年4月10日15時19分  読売新聞)

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ご無沙汰しております。
お変わりは有りませんか?、、、

相変わらず、私は、
あらゆるところが腐りきってるのを
日々痛感してるところです。

いくら叫んでも、訴えても
聞こえないようです、、

2013/5/17(金) 午後 10:42 [ ansund59 ] 返信する

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