ミンジョンホ夫妻に50の質問 前編
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ジョンホさま&チャングムにズバリ質問!王様崩御後、逃亡生活を経て正式に身分と名誉を回復された二人です。 漢陽(首都)かわら版 芸能面特別企画 『ミンジョンホ夫妻に50の質問』 今回の特集は長い隠匿生活を経て近頃名誉を回復されましたミンジョンホ元同副承旨(官房長官くらいの役職)と大チャングム(大は英国のKnightの様な称号)にお越しいただきました。 本日はお忙しいところありがとうございます。 ジョンホ「いいえ。こちらこそお招き頂き光栄です」 今回は事前に読者から寄せられた質問を50用意させていただきました。お二人方の本音に迫りますので、どうぞ忌憚の無いご回答を宜しくお願い申し上げます。 〈1 あなたの名前を教えてください〉 ジ「ミン・ジョンホと申します」 チ「ソ・チャングムと申します」 〈2 年齢は?〉 ジ「30代後半です」 チ「私(わたくし)はジョンホさまの6つ下でございます」 〈3 性別は?〉 ジ「(苦笑)見るからに男(おのこ)です」 チ「私は見るからに女(おなこ)であれば良いのですけど…」 ジ「(笑)大丈夫だよ。ちゃんと見えているから」 チ「まぁ、どういう意味ですか?」 ジ「クスクス…(含み笑いが止まらない)」 〈4 貴方の性格は?〉 ジ「そうですね、私は案外我がままかも知れません。自分の信念は曲げませんし、欲しいと思ったものは必ず手に入れないと気がすみません。結局、私も世間知らずの若旦那だったのでしょう」 チ「性格は明るい方だと思います。少し天邪鬼で思慮が足りないところもまれににあるかも知れませんけど…」 ジ「まれにか?(横目で見遣る)」 〈5 相手の性格は?〉 ジ「考えるよりも行動が先ですね。一呼吸置けばよいものを…。いままでそんな女性は周囲にいなかったので衝撃的でした。そしてその志はとても高潔です」 チ「ジョンホさまはとてもお優しく、私のことはすべて受け入れて下さいます。本当に器の大きな御方です」 ジ「少し褒めすぎだな…後が怖そうだ」 チ「うふふ」 〈6 二人の出会いはいつ?どこで?〉 ジ「波止場で密偵追尾中に。不覚をとって倒れた私を助けてくれた。今から思い返すと、あの出会いは運命だったのだろう」 チ「はい。でも実を言うとあの時私はとても焦っていてジョンホさまの印象は余り無いのです。その後図書室でお逢いした時のお言葉がとても嬉しく、印象に残っております」 ジ「そうですね。学問を嫌煙しがちな女人が経書を熱心に読んでいる姿は色々な意味で私も印象に残りました」 チ「色々?」 ジ「ええ、ゴホンッ…まぁ。(少し照れるような顔になる)」 〈7 相手の第一印象は?〉 ジ「私の部下が人間違えをして尋問をしてしまったのですが、ひるむことなく受け答えしている姿が若葉のように力に溢れ初々しくも有り…、とにかく若さが弾けていて眩しかった」 チ「その時のことではなく、図書室で思われた色々な意味を知りとうございます」 ジ「それは…まぁ良いではないか(焦り)。それより、私のことはどう思ったんだい?」 チ「波止場でお逢いした時は、庇って下さった恩人。図書室でお声を掛けていただいた時は、このような御方が政を司っていただけれが民は幸せだと」 〈8 相手のどんなところが好き?〉 ジ「すべてです(即答)」 チ「そんな…(大照れ)」 ジ「チャングムは?」 チ「はい、私もジョンホのさまのすべてを」 ジ「そうか。(大満足気な笑顔でニッコリ。目が細くなっている)」 〈9 相手のどんなところが嫌い?〉 ジ「先程すべて好いているとお答えしたばかりですが。…まぁ、しいて言えば素直でないところでしょうか」 チ「私が素直でないのですか?」 ジ「昔、活人署(ファリンソ。庶民のための診療所)で働いていた時に、私に逢いたいと素直に言えば良いのに、強情を張って子供達が…と言い訳をしていたことがあったではないか。でも、最後には自分が逢いたいのだと認めた時のあなたの表情が、なんとも意地らしくて可愛く…(またしてもニッコリと目が細くなる)」 チ「私もジョンホさまの嫌いなところはありませんが、しいて言わせて頂くとすれば、いつもご自分を犠牲にしようとするところです。もっとご自分を大事にして頂きとうございます」 〈10 貴方と相手の相性はいいと思う?〉 ジ「相性ですか…。性格が合うとか、そのような意味で言えば良いのでしょうね。お互いの志を認め合っております。しかし、たとえ相性が悪かろうが、それは私達にとって障害でも何でもありません」 チ「私はジョンホさまとしかお付き合いしたことがありませんので、比べるべくもなくジョンホさまとの相性は良いと思います」 〈11 相手のことを何で呼んでる?〉 ジ「ずっとチャングムさんと呼んでおりましたが、夫婦(めおと)となってからはチャングムと呼んでいます」 チ「私はずっとジョンホさまと」 〈12 相手に何て呼ばれたい?〉 ジ「どのような呼び方でもチャングムが呼んでくれる名であれば、どれでも…。ただ、昔一度だけ他人行儀に【ミン武官さま】と呼ばれたことがありました。さすがにそれはお互いの距離を感じて侘しく感じたことを思い出しました」 チ「あの時は、他に高官の方々がおみえになり、とてもジョンホさまと気安くお声をかけられる雰囲気ではありませんでしたもの」 ジ「確かにそうなのだが…。あの時ほど、普段から名前で呼び合える関係の有り難さを実感したことはないな」 〈13 相手を動物に例えたら何?〉 ジ「チャングムはチャングムであり、動物に例えるなど…っ(不快そうな顔)」 チ「ジョンホさま、例えばの話でございませんか。笑顔、笑顔…ね、ね?」 ジ「…失礼致しました(ちょっと大人気なかったと反省)。そうですね、チャングムは白鳥でしょうか。その一点の曇りもない純白さは志の高潔さを表現し、たとえ傷ついても目的があるかぎり大空へと羽ばたき続ける姿がとても美しい」 チ「ジョンホさまは麒麟です。慈悲深く、毛皮を纏う動物の王と称えられる麒麟そのものです」 〈14 相手に贈り物をするとしたら何をあげる?〉 ジ「私の心を(真顔)」 チ「…あの、そう臆面も無くおっしゃられますと…その…(照れる)」 ジ「迷惑か?」 チ「いえっ、そうではなく…(もうっ空気読んで下さいまし)」 〈15 これから先、贈り物をもらうとしたら何がほしい?〉 ジ「そうですね、共に過ごす時間を頂ければ嬉しいですね」 チ「え…?今も共に暮らしておりますが?」 ジ「でも、あなたは民の診療で忙しい。一日中ずっと共に過ごせる日は少ないだろう。子供じみているが、私はチャングムを独り占めにしたい」 チ「(大照れ)」 ジ「チャングムは何が欲しい?身分が回復したとはいえ年棒は少ない。高価なものは無理だが…」 チ「そんな!高価なものなど入りません。…ただ…その…(言い辛そうな雰囲気)」 ジ「なんだい?言ってみなさい(優しい眼差し)」 チ「はい…あの…私はジョンホさま似の…お…男の子を授かりたいと…」 ジ「(一瞬目を見開いた後、砂糖が溶けるように満面の笑みに崩れる)それは…、私も望むところだよ(ニッコリ)」 〈16 相手に対して不満はある?それはどんなこと?〉 ジ「不満はあります。それは夫婦であれば自然なことです。ですが、その不満も日々の生活においては楽しく感じるものですよ」 チ「ジョンホさまは、ご不満をお持ちなのですか?私はありませんのに…」 ジ「それはありますよ。チャングムはまったく無いので?」 チ「はい。このような幸せな日々に不満など抱くはずがございません」 ジ「そうでしょうとも。…私がそれだけ甘やかしているからね(笑)」 チ「まぁ!うぬぼれていらっしゃいますっ」 ジ「ハハハッ、悪かった。うぬぼれはチャングムの得意技だったね」 〈17 貴方の癖って何?〉 ジ「私の癖は、剣を構えた時に剣先が体の避ける方向に向いてしまうのです。達人相手の手合わせでは、この癖を見破られて一本取られることもしばしば」 チ「私は何でしょうか…。自分では気がつきませんけど…、そういえば料理の味付けに味噌を使うことが多いですね。これって癖になりますか?」 〈18 相手の癖って何?〉 ジ「相手が気がついていない癖を自分だけが知っているのは、ささやかな楽しみでもあるのですよ。だからチャングム本人には教えません。私だけの楽しみとして秘密にしておきます(クック…と含み笑いをしながら〉」 チ「今日のジョンホさまは意地がお悪くていらっしゃいます!(頬を紅潮させる)」 ジ「少しぐらい虐めても良いじゃないか。いつもはハラハラさせられっぱなしなんだから。どうだい、私にも癖はあるか?」 チ「はい、一杯ございます。お食事の時、苦手なものから先に食べお好きなものは最後の楽しみにとっておくとか。後は、私も秘密にしておきます」 ジ「そうか、私は好きなものを味わうのを最後の楽しみにとっていたか。だからチャングムと一緒になるのも最後までとっておいたという訳か…」 〈19 相手のすること(癖など)でされて嫌なことは?〉 ジ「これは私のまったくの一人よがりなのですが…、患者さんはともかく健康な男人の手まで触れて談笑する光景は余り見たくないですね」 チ「あの殿方は、以前治療をした御礼に来て下さっただけですよ?」 ジ「ねぇチャングム、そういう理屈や理性ではどうしようも無い感情が私にだってあるんだよ…(切なそうな顔)」 〈20 貴方のすること(癖など)で相手が怒ることは何?〉 チ「何でも決断する前に一言相談して欲しいといつも言われております」 ジ「それを守ってくれたためしはないけれどな」 チ「………はい(俯く)」 〈21 二人はどこまでの関係?〉 ジ「ゴホッ…ン!え〜…、それは夫婦であるからして、当然それなりの関係です」 チ「関係とは、何の関係でございますか?」 ジ「(この歳になって、まだこの純粋さというか鈍感さを保てるのは…溜息)」 〈22 二人の初の逢い引きはどこ?〉 ジ「これはお互い同じ場所であるはずだから、同時に言おうか」 チ「はい」 ジ・チ「せ〜のっ」 ジ「雲厳寺の海!」 チ「漢陽の商店通り!」 ジ・チ「……え?(気まずい沈黙)」 ジ「…チャングム、その目抜き通りというのは、私がノリゲを買って差し上げた時のことか?」 チ「はい。だって、雲厳寺の海でお逢いしたのは偶然で、待ち合わせた逢い引きという訳ではありませんもの(真顔)」 ジ「(………頭を抱える)」 〈23 その時の二人の雰囲気は?〉 ジ「海ではチャングムさんが生い立ちを話してくれて、とても距離が縮まったのを嬉しく思ったことを覚えています。もちろん、商店街でもノリゲをねだったチャングムさんも可愛いかったですが(動揺でチャングムのことを昔のように【さん】付けで呼んでいることに気がついていない)」 〈24 その時どこまで進んだ?〉 ジ「まったく進みませんでした。手さえ握っておりません。まぁ、なんと言っても初の逢い引きが知り合って何年も経った商店街だという御方相手ですからね」 チ「ジョンホさま〜。そんなに遠回しに虐めないで下さい(滝汗)」 〈25 よく行く逢い引き場所は?〉 ジ「今は近所を散歩するのが逢い引きかな?」 チ「そうですね。でもそれだけで幸せでございます」 |
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