パリ発 ピアノ修復通信

一言メッセージ :フランス・パリのピアノ工房で、古いピアノを修復する仕事をしています。ピアノが出来上がっていく様子やパリでの生活をお伝えします。

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ピアノ修復

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エラールを見にトゥールーズへ その2

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1892年製ERARD 2m40 平行弦のグランドピアノ、
修復見積もりをしました。
平行弦のエラールの見積もりをするとき、一番大切なのはピン板の状態を見ることです。
平行弦のエラールのピン板を取り替えるのは、かなり大変な作業なので、
技術も要りますし、時間もお金もかかります。
したがって、ピン板の状態によって、見積もりが違ってくるのです。
場合によっては、修復をお勧めしない場合もあります。

このピアノのピン板の状態は、大変良いものでした。
お客さんも私も希望を持ちました。
響板は相当割れていますが、修復はできます。
調律が持たない状態なので、チューニングピンと弦を総取り替えします。
アクションはかなり使い古されていますが、フェルトや革の部分を取り換え、タッチを取り戻します。
外装は、お客さんの希望により、このまま残します。
大体100万円くらいの見積もりになります。

トゥールーズ出身の作曲家ポール・ヴィドスが使っていたピアノだそうです。サインがありました。
とっても美しいピアノです。
修復できるといいな、と思いました。


ピアノ工房のホームページ:http://www.pianos.fr/jap/home.html
ピアノ工房シルヴィーのブログ:http://blogpiano.wordpress.com/


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Akiko
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