無題
をかしなもので・・・路肩の 「目撃者をさがしています」 の立て看板が、最近やけに増えてきたように思える。 いや、気になりだした、というのが正確だろう。
というのも、自身が遭遇した事故現場をたまたま通り掛かったとき、それを見てしまったからだ。
左腕を持ち上げたままのギブス生活から解放され、少々の徒歩移動なら出来るようになった先週末、二ヶ月ぶりの事故現場検証〜調書作成に立ち会うこととなった。
立て看板の脇に、制服姿の警察官と一緒にいるというのはどうにも間がもてない。 信号停止中の通行車両から、覗かれることもあった。
現場検証ののち、警察署に赴き調書作成となった。 まったく意外だったのが、調書の文体だった。 談話のかたちで進められた遣り取り内容が、見事なまでに「話しコトバ」のままで書き纏められてあった。
「書きコトバ」の形に整理される段階で、自ずと割愛される「表情・情感」を出来るだけ残すためなのだろうか、知らず識らずに法律文書記載手法に慣らされていたため、虚を衝かれた思いになった。
いろんなことを経験してみるというのは、じつにおもしろい。
ところで、何人の「目撃者」が申し出られたかについては、教えて貰えなかった。
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