ゾエの箱舟:ンジャメナに送られた容疑者たち
ンジャメナ(AFP)−チャドからフランスに103人の子供を運ぼうとして告訴されているヨーロッパ人17名とチャド人4名は、アベシェ(チャド東部)の裁判所がゾエの箱舟事件の管轄を移した後、金曜日にンジャメナに送られた。 この移送は、フランス人記者とスペイン人客室乗務員などの容疑者の一部の釈放を実現に道を開かなければならない。チャド大統領のイドリス・デビー・イトノーは、他の容疑者たちの釈放の場合と切り離し、早い釈放を木曜日に「願った」。 これらの発言について質問されたマスナガラル・カガル第一検事代理人は、ンジャメナで金曜夜に「政治的声明と法的な決定の間で、急いだ決定をしないように気をつけなければならない。」と断言した。 アベシェの容疑者20名は、アベシェ(ンジャメナより東に700キロ強)を離陸したチャド空軍のC-130輸送機に搭乗して、ンジャメナの空軍基地に金曜午後に到着した。 司法筋によれば、予審判事は首都の新しい刑務所に拘置することを決定した。 「他の拘束がなければ、聴取は明日(土曜日)から始まるだろう。」とこの代理人が付け加えた。 最高裁判所はその前に、ンジャメナの裁判所に対して、アベシェの裁判所の事件から管轄を移管した。 ゾエの箱舟がフランス行きの旅客機に子供たちを搭乗させようとしたアベシェで、10月25日に逮捕されたフランス人9人(ゾエの箱舟のメンバーと3人の記者)は、「未成年者誘拐」と「詐欺」で10月29日に取り調べられ、収監された。 この旅客機の乗務員のスペイン人7人と同様に、スーダン国境付近にあるティネ村のチャド人の責任者4人も「共犯」として取り調べられている。 この容疑者たちに、チャドとスーダンの国境からアベシェに子供の一部を運んだ75歳のベルギー人パイロットがンジャメナで合流した。このパイロットは、「未成年者誘拐の共犯」でンジャメナにて10月28日に逮捕され、それから取り調べをされ、拘置された。 全員で21人の容疑者は、5年から20年の強制労働刑を科される。 司法筋によれば、フランス人記者3人とスペイン人の客室乗務員4人の弁護士は、不確定な控訴棄却の期待のなかで、「おそらく受け入れられる仮釈放の要求」をンジャメナで申し立てすることができるだろう。 彼らの処遇はとりあえず、記者と客室乗務員が釈放されることを、デビー大統領が「願う」と言った木曜日にはっきりした。 「我々は有望な印のような表明を得た。」と、エリゼ宮(訳者注−フランス大統領府)のスポークスマンであるダヴィド・マルティノンが金曜日にコメントした。 「記者たちは鋼のような精神を持っている」と、チャド人弁護士ジャン・ベルナール・パダレが金曜夜に表明した。 チャドに土曜日に赴かなければならなかった国境無き記者団(RSF)事務総長ロベール・メナールは、「彼らなしに帰国しないこと」を希望したことを強調した。 マルク・ガルミリアン記者(Capa通信社)とカメラマンのジャン・ダニエル・ギュイルー(シンクロX通信社)は、ゾエの箱舟の活動を取材するために訪問していた。フランス3(訳者注−テレビ局)の記者マリー・アニェ・ペルランの場合はより難しい。というのは、彼女は「連帯の人道休暇中」であった。 この団体のボランティアの処遇は不確かである。ラマ・ヤドゥ人権担当閣外相との会談後に、彼らの支持者であるジルベール・コラールは、フランス当局が支援の機会に「見捨てることとリンチする機会」として過ぎたと考えた。 ゾエの箱舟は103人の子供が、チャドと国境を接している内戦の行われているスーダン西部のダルフール地方の「孤児」であったと強調している。 しかし、国際的な人道主義団体によって行われた最初の調査によればこれらの子供たちは、彼らがチャド人かスーダン人であるかどうか、正確に判断することなく、両親とみなした大勢の中から少なくとも1人の大人を親にし、そしてスーダン国境付近のチャド側の村からやってきたことをほぼ全員が言った。 おひさしぶりです。 個人的な用件でバタバタしており、今日まで更新が出来ずにいました。 しかも、フランス大統領のニコラ・サルコジ大統領自ら、ンジャメナに出向きイドリス・デビー大統領と会見して釈放が決まった。 この詳細は、明日以降に翻訳するつもりだ。 このゾエ(ゾーイ)の箱舟は、2004年に起きたスマトラ沖地震の津波の被災者を救うためにできたNGOで、活動の柱が孤児の援助と人道支援である。 今年9月から、スーダンのダルフール紛争の孤児救済をすべく、活動を開始した矢先の出来事だ。 一時は、イドリス・デビー大統領も激怒のコメントをしていたが、最終的には7人のヨーロッパ人を釈放した。 しかし、チャド政府としては迷惑この上ないだろう。 とは言えど、ゾエの箱舟の行動を見過ごすこともできないだろうし。 パリで、ゾエの箱舟のボランティア6人の釈放を求めるデモ行進が行われた。 もちろん、援助を必要とする子供や孤児がダルフール地方や隣接国にいることは理解できる。 France2のニュース映像で、親元に戻って来た子供たちが父親に抱きついているところをみると、ますますゾエの箱舟の行動が分からない。 もう少し、ゾエの箱舟問題を見ていきたいと思う。 画像1:チャドの地図 画像2:ゾエの箱舟によって集められた子供 画像3:拘留されているゾエの箱舟のボランティアたち
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手違いなのか、故意なのか…、その団体側の主張はどうなんでしょ?
しばらく更新なかったから、ちょっと心配してたよー。忙しかっただけみたいで、よかった。
ところで、ある本で「知り合いのコートジボワール人は、しょっぱいのが好きで塩を多量に使う」とか「人体に有害なハエの幼虫が怖いから、外に布団や衣類を干したがらない」ってのを読んだのだけど、ホント?ただ単に、そのコートジボワール人の個人的な趣向・考え方だったのかしら?
2007/11/6(火) 午前 0:52
人身売買と疑われても仕方のない行為ですね・・・
2007/11/6(火) 午後 1:31
RIEさん:ご心配ありがとうございます。彼らは「ダルフールの孤児」と主張しているのですが、France2のVTRでは父親に抱きつく子供が放映されていますからね。アフリカ人の味付けは油が多く、塩辛いかもしれません。だから糖尿病や高血圧がおおいのです(笑)ハエの幼虫は本当、皮膚から幼虫が突き破って出てくるの!!
2007/11/6(火) 午後 2:25
Jasonさん:そうなんですよね。まじめに活動していた団体のようですが、孤児集めがうまく行かなかったのかもしれませんね。
2007/11/6(火) 午後 2:25
ヒフバエって奴ですね。
Tumbuハエと言って、アフリカの赤道近辺の諸国に分布します。
洗濯物を外に干すと水分に釣られてやって来て洗濯物に卵を産みます。
これが乾いてそのまま着ると、体温で一瞬の内に孵化してウジになり、皮膚を食い破って皮下に潜りこみます。
これが皮下を移動する時、やたら痒いそうです。ところが痒いところは既に移動した後のところ。
いずれ、ハエになって飛び立って行くとか。
予防法は洗濯物に全てアイロンをかけること。
下着も靴下も。
2007/12/27(木) 午後 0:31 [ pink ]
アビジャンにいた時は外に洗濯物干さなかったし、バンギの時は外に干しても問題はありませんでした。
2008/1/16(水) 午後 7:07