無題
一夢・花押象嵌入り火縄銃の筒銃身上面に『鳴子 一夢(花押)』の象嵌が施された火縄銃である。
平成13年10月日本銃砲史学会編『銃砲史研究 第326号』の中で名古屋ののY氏が『史料紹介 筒元上面に見られる稲富一夢 田付宗鉄の花押について』との論文を発表されており、その中で11挺の稲富一夢の象嵌入り火縄銃を画像を交えて
紹介されていますが、さらにY氏が実際に見ることができなかった一夢(花押)の象嵌が入った筒として11挺の存在を書いていらっしゃいます。
その中に「制作者不明 鳴る 一夢花押 真鍮象嵌 兵庫県登録」(銃砲史研究 第326号12ページ)と書かれた1挺があり、上記画像の火縄銃のことでは無いかと
思われますが、鳴る と 鳴子(るに読めないこともない) の違いや登録県の違いがあり、まったく別のものである可能性の方が高いのかも知れません。
以前にもブログで取り上げたこともありますが、重複(2重)登録もママありますしね。
制作者に関しては画像の登録証も銘不詳とあり共通点も多いのですが・・・
画像の銃は読みにくい状態ながら、私なりに読み取ると『唖鍛冶吉左衛門』?であろうと思われます。
全長127.2cm 銃身長90.7cm 口径1.4cm 鹿児島県教委登録
|

