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トルコのクーデターはなぜ失敗したのか

FP July 16, 2016 by エドワード・ルトワック

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「軍事クーデター成功のためのルール」の第2条は、実行に参加しない機動部隊(これには当然だが戦闘機の飛行大隊なども含む)は、動員不可能の状態にしておくか、介入してくるには遠すぎる場所に置いておくべきである、というものだ(サウジアラビアの陸軍の部隊が首都から遥か離れた場所に配置されているのは、まさにそのような理由からだ)。

ところが今回のトルコのクーデター計画者たちは
実行に参加しない(戦車、ヘリ、そして戦闘機)部隊を活動不能にしておくことができなかったのであり、いざ実行段階になると、逆に軍の内部からの反発を強めることになってしまったのだ。


ところがこのような事実は、はじめから意味がなかったのかもしれない。なぜなら彼らはすでに、
このルールの第1条である「まず最初に政府のトップを奪取(もしくは少なくとも殺害)すること」を守れなかったからだ。

トルコのレジェップ・エルドアン大統領は、クーデターが始まってから支持者たちに向かって軍事クーデターに抵抗することを呼びかけており、最初はiPhoneを使いながら、そして次にイスタンブール空港での会見をテレビ中継によって行っている。

この会見においてかなり皮肉だったのは、彼が近代世俗国家としてのトルコの建国の父であるケマル・アタチュルクの公式肖像画の下で語っていたということだ。なぜなら
エルドアンが政治活動を始めてからの最大の目標は、この世俗国家を、様々な方法で「イスラム系国家」につくりかえることだからだ。

この「方法」には、世俗系の学校を閉鎖することによって生徒たちをイスラム系の学校に入学させることや、アルコールの禁止の増加、そして多くの場所――これには以前はキリスト教の教会であった場所や、つい最近まで頭に被るスカーフ禁止だった大学のキャンパス内も含む――でモスクを建設しまくっていることなどが挙げられる。


クーデターに反対するために街に繰り出してきた群衆を映し出したテレビの画像は、実に様々なことを教えてくれるものであった。まず
彼らは口ひげを蓄えた男たちだけ(世俗的なトルコ人は口ひげを嫌うものだ)であり、女性は誰ひとりとして目にすることはできなかった。さらに、彼らの唱えていたスローガンは愛国的なものではなく、イスラム的なものであったことが挙げられる。彼らは「アラーは偉大なり」と叫びつつイスラム教の信仰告白を行ったのである。

それと同じくらい皮肉的なのは、アメリカのオバマ大統領、ドイツのメルケル首相、そしてEUの外相になると見込まれているフェデリカ・モゲリーニらが、「民主制度」の名の元にエルドアン大統領の支持をすぐに表明したことだ。

ところが
エルドアン自身はトルコの壊れやすそうな民主制度を破壊するためにあらゆることを行っている張本人であり、彼を批判したジャーナリストの逮捕の指示から、トルコ最大の新聞であるザマン紙の占領から閉鎖、そしてドイツやイタリアのような象徴的な存在で権限は首相にある大統領制度であったにもかかわらず、アメリカやフランスの大統領のように権限を持ちはじめたことまで含まれる。

自らが主導する公正発展党(AKP)は議会で憲法改正に必要な数の議席をもっていないため、エルドアンは、忠実だったが奴隷とはいえなかったアフメト・ダウトオールの代わりに、まさに奴隷のように充実なビナリ・ユルドゥルムを首相にすげかえており、さらには憲法下の秩序をつくりかえるべく、1000部屋以上もある宮殿で、自らが主催する閣議を開催するようになっている。

ちなみにこの宮殿は、法的な根拠もなく自然公園の中に建てられ、その建造費の出処も不明確なまま数百億ドルにのぼり、広さも30キロ四方(ホワイトハウスは約5キロ四方)ある。

このようなことは、極貧状態から億万長者にまで上り詰めたと言われるエルドアンにとっては、いわば「通常運転」である。検察側がエルドアンの息子のからむ汚職事件を捜査中に何億ドルもの現金を発見したことがあったが、この捜査に関係していた350人の警察官や検察官は、突然職を解雇されることになった。

トルコのイスラム化にしか興味のないエルドアンの党の支持者たちは、民主的な原則や法的義務というものに価値を見出していないようであり、エルドアンとその息子たちが巨万の富をためこむことは自然だと認識しているようなのだ。

エルドアンは、トルコの直面するあらゆる問題――これには自らが始めたクルドとの戦争を含む――を外国(アメリカや国内のクルド人)のせいにするのだが、支持者たちは彼の言葉を積極的に信じている。これはアメリカに住むトルコの宗教指導者で、以前は共闘していたフェトフッラー・ギュレンが自分に対してテロを行っているという荒唐無稽な非難を行った時も同じであった。

エルドアンは前述した汚職捜査のときもギュレンが「法律戦」を行っていると非難したことがあるし、今回のクーデターではギュレンとその支持者たちが軍事クーデターを仕掛けたと非難している。

もちろんこれにはいくらかの真実が含まれているのかもしれないが、トルコ軍の幹部たちにはそもそもギュレンの働きかけがいらないほど、エルドアンやAKPの支持者たちがアタテュルクの築いた世俗国家を崩壊させていることを非難している。

また、シリア国内のスンニ過激派を支援して、それがいまやトルコ国内に入り込んできていて自爆テロを行っていることや、去年から無神経な政治的理由によってクルドに対して戦争を再開したことについてもエルドアンを批判している。この戦争では毎日兵士の命がうばわれており、トルコという国家の生き残りもおびやかすことになっているからだ(クルド人は実施的にトルコ東部の省内の多数派である)。


クーデターの計画者たちは、非協力的な指揮官たちをしっかりと拘束できていれば、わざわざ軍の大多数の兵士たちを導入する必要はなかった
。初期段階で成功すれば、彼らも勝ち馬に乗るかたちでいずれクーデターに協力するはずだからだ。

ところがトルコ軍のトップの指揮官たちはクーデターを計画せず、それにも参加しなかったのであり、これはフルシ・アカル将軍を含むほんの数人しか勾留されなかったことからもわかる。

現時点で判明しているのは、おそらく軍内部の関係者は2000人以下ということだ。彼らはイスタンブールの街に出てきたエルドアン大統領の支持者たちの圧倒的な数には勝てなかったのだ。


トルコの野党もすべて今回のクーデターには反対しているが、彼らはエルドアンの寛容的な態度に油断してはならない。独裁体制への動きは今後も続くであろうし、さらにそれが加速することもありえる。他のイスラム系の国々と同じように、トルコでも選挙の結果はそれなりに尊重されるだろうが、民主制そのものは尊重されない。


トルコ首相が「首謀者」と非難 ギュレン師とは何者か

イスタンブール=春日芳晃
2016年7月17日05時07分 垢日新聞
 トルコ軍は1960年、71年、80年と過去3回、クーデターなどで権力を奪取した。国是とする「政教分離」の危機、政党政治の混乱、経済の長期低迷など、軍は「このままでは秩序を維持できない」と判断した場合に実力を行使し、混乱を治めた上で民政に移管させる役割を担った。

 1923年のトルコ共和国建国以来、「建国の父」ケマル・アタチュルクが率いた軍は、厳格な政教分離で公の場から宗教色を排除する世俗主義など建国の国家原則の「守護者」を自任する。世俗主義は憲法にも明記された国是だ。

 ところが、2002年にイスラム保守の公正発展党(AKP)政権が発足。03年に首相になったエルドアン氏は、政治に介入しつづけた軍の力をそぐ闘争に着手し、両者の緊張は一気に深まった。

 AKP政権は国民の支持を得て長期安定政権を維持し、トルコは中東屈指の経済大国に成長。エルドアン氏自身も14年8月、トルコ初の直接選挙で大統領に当選した。エルドアン氏は国民の高い支持を背景に、自分に従わない軍幹部の追放に成功。軍が政治介入できる力は大きく弱まったとみられていた。

 AKPの事実上のリーダーとして実権を握るエルドアン氏は近年、公の場でもイスラム重視を語るようになり、世俗主義に反するとの批判を受けるようになった。こうした状況を危惧した軍の一部が、世俗主義の徹底を目指して、今回のクーデターを企てた可能性がある。

 トルコの地元報道によると、クーデターを試みた軍の勢力は、エルドアン氏の政敵で米国に亡命中のイスラム教指導者ギュレン師が提唱する「ギュレン運動」に傾倒していたと、閣僚らは主張している。だが、実際にどのような関係だったかは分かっていない。

 ユルドゥルム首相は16日、ギュレン師が首謀者だと非難。一方、AFP通信によると、ギュレン師は「(クーデターの試みに)関連して非難されることは大きな侮辱だ。そのような非難は断固として否定する」と述べた。

 AKP政権発足当初、エルドアン氏はギュレン師とイスラム重視で一致。軍の政治的影響力の排除などで同師の協力を得た。だがエルドアン氏が強権ぶりを発揮するのに伴い、ギュレン師は離反したとされる。

 13年には両者の対立は決定的になり、エルドアン氏はギュレン師を「国を乗っ取ろうとしている」と非難した。トルコ政府は昨秋、国家転覆を企てているとしてギュレン師の団体を「テロ組織」に指定した。(イスタンブール=春日芳晃)

     ◇

 〈ギュレン運動〉 米国に亡命中のイスラム教宗教指導者ギュレン師を中心とする運動。公の場から宗教色を排除する世俗主義が国是のトルコで、世俗主義とイスラム教は矛盾しないとする穏健な思想を持つ。公的機関でのスカーフの着用や酒類販売の規制強化など宗教色を前面に出すエルドアン政権とは対立関係になった。

イメージ 1
結局トルコもアフガンと同じように
自由主義国家を目指していたのに
イスラムの主義に取り込まれて、おかしな方向性になった国家なんだな・・・

アフガンの時はタリバン政権で一気にイスラム化が進んだおかげで
今では見る影もない国になっちまったが
トルコもこのままじゃぁ同じ運命だなぁ(-_-;)
そういうえばイランも同じような経緯辿ってるなぁ
あそこも、ある程度西側寄りの国家だったのに
イスラム革命でおかしな方向むいちまったし
やはり知恵の無い土人が国家を運営しちゃいけネーって言う事だろ
┐(´д`)┌ヤレヤレ

そんなトルコの現政権を
どいつもアメリカも支持してるってのは
結局【事なかれ主義】の表れなんだろうな
今の世界情勢でトルコの政権転覆に噛んでると思われたら、結局イスラム系の【土民】共に恨まれることになるからな
ISが関与しているかどうかは不明だけど
トルコ大統領のエルドアンが非難してるギュレン師ってのも、同じイスラムであっても世俗派なんだな
なんかまんまアフガンの流れに似てるんだよなぁ(-_-;)

フェトフッラー・ギュレン

人物

トルコ東部のエルズルム近郊の出身。サイド・ヌルスィーによるイスラーム復興運動(ヌルジュ)の流れを汲むが、スンナ派(ハナフィー学派)に立脚し、アタテュルク以来の国家方針である世俗主義とイスラームが矛盾しないことを訴える比較的穏健な立場をとる。

彼の支持者達は「ギュレン運動(ギュレン集団とも)」「フェトフッラー派」などと呼ばれているが、彼の名前や名字の後に「団体」、「教団」もしくは「派」がつく呼称は、本人および運動関係者に好まれない。欧米研究者は、「ギュレン運動」を使う。運動関係者は、「奉仕(土: Hizmet)運動」を好んで使用している。

ギュレンは寛容の精神を掲げており、テロを非難し、バチカン市国やいくつかのユダヤ人団体との対話など宗教間の対話をサポートしている。ギュレン集団はテレビ局や有力紙『ザマン(英語版)』紙なども保有している。

ギュレン運動はかつてトルコのレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領の支持母体となるなど、ギュレンとエルドアンは協力関係にあった。しかし2013年末にエルドアン政権に大規模汚職事件が発覚し、エルドアン側はギュレンが仕掛けたものとして両者の関係は悪化。2016年7月15日にトルコで発生した軍事クーデター未遂事件では、クーデターを試みた勢力がギュレン運動とつながっていたと目され、アメリカに対しギュレンの身柄引き渡し要求が行われたが、ギュレン自身は関与を否定している。

結局トルコ大統領のエルドアンは、成り上がりの政治家、土人に往々にして有る【偉くなったんだからそれで利権を得て何が悪い】って感覚がそのまんま残ってんだろうな

だから宗教的指導者の【理念】には倣えないんだろうなぁ・・・(-_-;)

まぁ一般的日本人では理解しにくい感じだろうけど
途上国の民主化の過程では結構こういう、いわゆる汚職問題ってのはいくらでもあるんだよねぇ(-_-;)

そこで国民が糾弾すればいいんだけど
イスラム教の意識としてはどうもそこは我々の感覚とはズレテルんだよねぇ(-_-;)
特に原理主義者共とは到底相容れない感覚だね

ギュレン師の考え方は
おそらく、宗教も時代と共に変化する・・・
と言う考えなんだと思うけど
今のエルドアン大統領の感覚は、原理主義に近いんだろうなぁ(-_-;)
そりゃIS討伐に本腰にならんわけだわ
┐(´д`)┌ヤレヤレ

西側諸国もいい加減もう少し考えろっての
経済効率ばかりじゃ世界は安定しないって事を
そろそろ理解するべきなんじゃないのかねぇ
イスラム教と言い中国の様な異常国家と言い・・・
理想だけじゃやっぱり世界は治められないんだよ




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イスラム各国が
「ISのやり方はイスラム教徒の本意ではない」
とか言いながら何もしないのがなぜか、この件でよくわかりますね。
経済は発展させたいから自由主義国にポーズは見せるけど
根っこはイスラム教絶対主義。
宗教に全くメリットが無いとはいいませんが
ここまでデメリットが大きいんじゃねぇ。
それにつけても日本の「八百万の神」信仰は
優秀ですねぇ。
教義で縛るのではなく、生活にそっと寄り添うだけ。

2016/7/18(月) 午前 10:32 [ あお ] 返信する

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> あおさんコメントありがとうございます

結局イスラム社会ってのも、いわゆる【格差】ってのは歴然と存在するんですよね
だから【民主主義】ってのは有って欲しくない物なんじゃないでしょうかね
イスラムの中での【支配層】ってのは旧態然とした【王族】や【部族】の支配に他ならないと思うんですよねぇ
結局は

2016/7/18(月) 午前 11:36 [ 秋せつら ] 返信する

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>ギュレン師

脊髄反射で某総帥閣下を連想してしまいました(苦笑)。 削除

2016/7/18(月) 午後 9:45 [ KY ] 返信する

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> KYさんコメントありがとうございます

私も最初にそれ思いましたw
( ´∀`)人(´∀` )ナカーマ

2016/7/18(月) 午後 10:01 [ 秋せつら ] 返信する

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