<祭り協賛金>企業・自治会が暴力団に昨年800万円 愛媛
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愛媛県新居浜市の「新居浜太鼓祭り」を巡り、地元企業200社と参加38自治会が昨年、計800万円の「協賛金」を山口組系暴力団に支払っていたことが、県警組織犯罪対策課と新居浜署の調べで分かった。太鼓祭りとは別に、自営業者らがこの組の幹部に「支援金」を渡していたことも判明。これらの総額は5年間で約5000万円に上り、組の資金源になったとみられる。県警は320団体・個人に「絶縁」を約束する異例の誓約書を提出させた。 祭りは県内有数の規模で、昨年は10月16〜18日に自治会など51団体が参加して開催。それぞれ重さ約2.5トンの太鼓台を繰り出し、延べ約11万5000人が見物した。 同市では今年1月、この暴力団幹部の塩崎英晴被告(39)=恐喝罪で公判中=が拳銃で撃たれる事件があり、県警による組事務所などの家宅捜索で、金を渡した自治会や企業の資料が見つかった。「協賛金」の支払い名目は、祭りをPRするカレンダーの代金と寄付金。県警によると、暴力団関係者が戸別訪問し、5000〜十数万円を集めていた。02年ごろ始まり、昨年までは毎年計150万円ほどあったという。 また、塩崎被告を支援する「サークル」の存在も浮上。中小企業や飲食店の経営者ら約70人が加入し、支援金として毎月約1万〜2万円、昨年までの5年間で総額約3500万円を渡していた。 |
