| 乙女の滝から十石峠まで、道幅が狭くなり、古谷渓谷の九十九折りを登ります。大型車の通行はできないため、車の往来は少ないのですが、対向車が来たらどうしようと思いながらのドライブです。百名山の茂来山に江戸時代には良質な磁鉄鉱石が採掘された鉱山があり、この輸送路であったことや、養蚕業の盛んな頃は生糸が運ばれたりした重要な街道だったとのこと。毎日十石の佐久の米が上州や武州へ運ばれたことから十石峠と言われるようになったようです。また、秩父困民党が流れこんできた街道でもあった峠で、標高1351m、上信国境の山々が見られます。この国境には険しいながらも多くの峠がありますが、北から碓氷峠、和美峠、内山峠、田口峠、余地峠、大上峠と来て十石峠までが、妙義荒船佐久高原国定公園に入ります。国道299号に指定されていますが、残念ながら十石峠から先群馬県側はまだ国道が開通しておらず、激しく曲がりくねった黒川林道や矢弓沢林道を通ります。国道ならず酷道と言われるロードです。ですから、この南側の地方道中ノ沢林道でぶどう峠を越す方が良いと言われます。こちらは大正時代に砲兵隊の演習に使われたからのようです。 |
| しかし、峠には駐車場も整備されていて、展望台まであります。ちょっと興醒めな感じですが。高い大きな送電鉄塔が走っていますが、黒部から秩父を通って関東へ送電する幹線です。この峠から上野村に降りた御巣鷹山登山口のところに日航機墜落の慰霊塔があります。 |
(次回は、もうひとつ南側の南相木村に行ってみます。)
|
ピンクに映っているのは何でしょう。
2006/11/29(水) 午後 7:37 [ 遊びの駐車場 ]
奥まった山岳地帯に沢山の峠があって、昔は輸送・交通の要路だったのですね。秩父困民党の事など新しく知る事が出来て有難うございました。
2006/11/30(木) 午前 11:30 [ minuma ]
この季にピンク色がきれいでしたが、何の木かかわりません。こんな奥地にもいろいろな歴史が秘められているのですね。
2006/11/30(木) 午後 9:16
山また山の山深い感じが写真から感じとれますね。「御巣鷹山」の惨事は暑い夏の盛りでしたね。生まれたばかりの長男を抱いてあやしていた時にこの惨事が飛び込んできました。だから忘れられません。
2006/12/1(金) 午後 9:53 [ kabanotakara ]
私は、沼津に単身赴任中のときでした。上空を見慣れない飛行機が飛んでいるを目撃し、家へ帰ったら、このニュースが流れていました。ゾクッとしましたね、やはり忘れられない出来事です。
2006/12/6(水) 午後 3:55