イヌと人間はちがう世界に生きている1
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イヌの「しつけ」の本が氾濫している。 そればかりか、わざわざ「イヌの幸福」について語る人までいる。 でも、もっと気楽にイヌを飼うべきじゃないのかな── こんな意見を耳にすることがあります。同感です。 もっと自由にイヌを飼いたい。そう思うのは健全な発想といえるでしょう。 しかし、そのためには、2つの大前提があります。 イヌは人間とはまったく違う世界に生きている動物です。 イヌの生態を正しく理解した上で、イヌと付き合う。 そしてイヌを家庭に迎えるなら、人間社会のマナーについてイヌに知ってもらう。 この2つのことを見落としてはいけません。 もしイヌに人間社会のマナーを教えなければどうなるでしょうか? イヌは必ずイヌの流儀でふるまいます。吠える、咬みつく、ものを壊す──。 一般に、イヌの「問題行動」と呼ばれているしぐさのほとんどは、 実はイヌにとって、ごく自然な行動なのです。 人間のマナーを学ぶ機会を何も与えられないで、 「おまえは問題犬だ」とレッテルを貼られるイヌの気持ちを考えてみてください。 イヌにしてみれば、「どうして怒られるの? ボクはイヌらしくふるまっているだけなのに──」 というところでしょう。 本書は、イヌがこんなふうに戸惑わなくていいように、 つまり、イヌたちが人間の真の伴侶として生活していけるように、 少しでも役立つことができれば、という思いから出発しました。 今回この『図解雑学イヌの行動・定説はウソだらけ』を書くことになった いきさつについて述べます。 1年ほど前、筆者は、『犬は「しつけ」で育てるな! ─群れの観察と動物行動学からわかったイヌの生態』(築地書館) という本を上梓しました。 幸いにも、同書の発売直後から予想を超えた反響が巻き起こりました。 新聞・雑誌の書評だけでなく、たくさんの方のブログで読後感想が綴られ、 筆者のもとには多数の感想メールが届きました。 「今まで読んだイヌの本では納得できなかったことが解決し、すっきりした」 という声が大半を占める一方で、 「イヌの生態についてはよくわかった。でも具体的に、イヌとどう付き合ったらいいの?」 という声も聞こえてきました。 そうした反響の中、「もっと実用的に踏み込んだ本が必要かもしれないな」 と思い始めていた矢先のことでした。 ナツメ出版企画から、「図解雑学シリーズの1つとして、 イヌの行動、しつけの常識と思われている事柄が本当に正しいのか…… という視点から本を書いてくれませんか」という連絡をいただきました。 自分が書きたいと思っていたタイミングだっただけに、 快諾し、いっきに書き下ろすことができました。 最初は、『犬は「しつけ」で育てるな!』のエッセンスをわかりやすくま とめ、そこに実用本としての要素を加味する、 イヌの行動学の入門書のような本をつくろう、と思っていたのですが、 さて、出来上がってみると、まったく違う本になっていました。 エッセンスをまとめるどころか、『犬は「しつけ」で育てるな!』の枠を 大きく超えた内容になりました。 本書の核心部分ともいえるイヌの生態についても、
より多角的に書けたのではないかと思います。 |
うんうん、直前記事を読んでこの本が読みたくなりました。
発売が楽しみです。
わくわく、わくわく♪
2008/4/16(水) 午後 5:30
楽しみです!!またうちのボーダーーたちが、『うんうん、そうよそうよ』とうなずくかな。早速買いますよ〜!!
2008/4/23(水) 午後 1:02