カレー&スパイス伝道師☆ブログ

クッキングスタジオ「サザンスパイス」主宰、渡辺玲のカレーな日常

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1月某日

 久しぶりに「チキン65」をつくってみた。

イメージ 1

 南インドのチェンナイやハイデラバードで酒が飲める現地的仕様のレストランバー、中高級ホテル併設のバー、あるいはノンベジ庶民派食堂などで大人気のスターターアイテム。

 調理法に準じ、2系統ある。
1.スパイシーな鶏唐揚げのようなもの。実際、スパイスやハーブ、トウガラシなどの利いた衣をまとわせ揚げて供する。
2.1で一度揚げたものを、さらにチリソースとスパイス、ハーブ類を混ぜたようなマサラの中で軽く炒めて仕上げたもの。こちらは酢豚的なレシピといえる。

 日本の南インドレストランでも食べられるが、たいていは1のスタイル。で、私が好きなのは2。

 というわけで、揚げてから炒めて仕上げた。

イメージ 2
 この日はあいにく香菜や辛い青唐辛子を切らしていたので、シシトウを使い、香菜は割愛。ややおとなしい出来映えになったが、それでも十分美味。

 で、味以上に気になるのは、その名前。なぜ「65」なのか。これには本場でも諸説ある。少し掻き出してみよう。

1.生後65日のチキンを使う
2.65種類のスパイス、あるいは原材料を使う
3.1965年に発案された
4.65グラムにカットしたチキンを使う
5.メニューの通し番号65番目

 ほかにもあるが、個人的に、最もイケていると思うのは5番目。

 これはもともとチェンナイの軍用基地のダイニングでできたメニュー。全国から人が集まる軍隊だ。固有の名前をメニューに書いてもわからないし、そもそも識字率の問題も。そこでメニューに番号をふり、オーダーさせた。そのとき65番のチキン料理が大人気で、やがて南インド全土に広がった。

 そもそもチキンのメニューが65もあるのか、などという突っ込みもあるだろうが、メニューを番号でオーダーするのは、日本のタイ料理店などでも普及しているやり方。あながちウソでもない気がする。

 ちなみに、南インドにはカリフラワーを使った「ゴビ65」のほか「チキン98」「ゴビ94」など、ほとんど意味不明な料理名のものも目撃したことがある。食べていないので、私には実態不明だ。

 ともあれ、きちんとつくったチキン65はウマい。そのうち、レッスンしようとも思う。乞うご期待。

《このブログを書いているときのBGM》
THE ROLLING STONES『GOATS HEAD SOUP』(1973)
 1月17日が誕生日のミック・テイラーに敬意を表して。
http://www.youtube.com/watch?v=19vcwK_1kp0
 カッコよくてブルージー。

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 永遠のナゾですよね? チキン65等々、数字がね付く料理はインドにですねとても多いですよね?  なぜ、そんな名前なの?と聞かれても正解がですね、出ない謎の料理ですよね?

色々なスパイスやらハーブ等々がたくさん混ざっているからでは?と、最初に思っておりました。    広いインド大陸のように、謎がそれだけあり、色々な説がある料理なんですね?

2014/1/18(土) 午前 11:05 [ リラックマ ] 返信する

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