カレー&スパイス伝道師☆ブログ

クッキングスタジオ「サザンスパイス」主宰、渡辺玲のカレーな日常

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2012年2月2日

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マトン・トリッパ(OJIRI)のマサラ(西荻窪「ラヒ・パンジャービー・キッチン」)はモツ好きにもおすすめ!

2月某日

 久々に、我が家とスタジオ双方の近くにあるパキスタン家庭料理の名店「ラヒ・パンジャービー・キッチン」に。

 パキスタンといってもインド同様、いろいろな地方にさまざまなスタイルの料理がありますが、このお店はインドに近い古都ラホールに代表されるパンジャーブ料理(インドにもパンジャーブ料理があります。スパイス使いや手法に違いがあるようです)がメイン。インド料理のお好きな方なら、ごく自然に楽しめるはずです。

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 スターターとしてマトンのシーク・カバーブをオーダー。タマネギのみじん切りが入っており、私が教わったインドのレシピとは異なります。ジューシーに焼き上げられた肉とスパイスがよくマッチして美味。ビールにもピッタリでした。添えられいるのはタマネギのアチャール(スパイス風味の浅漬け)、上にかかっているのは乾燥マンゴーパウダーや岩塩をミックスしたチャット・マサラ。

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 この店の名物の一つ、「マトンのトリッパ(OJIRI)のマサラ(メニューにはカレーとあった気がします)」のセット。たっぷりなサラダ。全粒粉も入った丸いナーン、フライド・オニオンを炊き込んだブラウンライス(オニオン・プラオ)の小盛りが付いています。

 マトンのトリッパであるオジリ(OJIRI)は軟らかくうま味たっぷり、しかもクセはなし。シコシコとした食感でペッパーの効いたマサラとの相性バツグン。ヨーロッパの牛トリッパ料理と互角か、それ以上に渡り合う美味だと思いました。スパイシーなモツ煮込みともいえましょう。とにかくイスラーム料理の素晴らしさを体感できるメニューですよ。

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 全粒粉と精白した小麦粉をミックスした丸い「ナーン」。丸いナーンとは、いわゆるクルチャと呼ばれる形のことですね。
 全粒粉がかなりたっぷり入る分(たしか40パーセント配合だったような。うろ覚えです)、あっさりとして粉の風味も強固。ナーンとローティの中間の味わいと腰の強さ、切れのよさで、これまたハマります。

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 かわいく型入れした「ブラウンライス(小)」。フライド・オニオンのバスマティ・ライス炊き込みご飯です。香り高くて、肉のカレーに相性抜群という点で、いかにもイスラームな味わいです(サンバルやラッサムを白いご飯にかけるのと好対照。私はどちらも好きです)。

 家庭料理の持つ温かさ、そしてマトンのトリッパの深い味わい。カレーマニアやインド料理ファンのみならず、モツやホルモン好きも魅了されますよ、きっと。ぜひどうぞ。

《このブログを書いているときのBGM》
『THE VERY BEST OF RASPBERRIES』(2004)
 70年代初めから中盤「パワーポップ」という、どこかハッキリしない感じもするジャンルの旗手としてバッドフィンガーらとともに人気のあったアメリカのバンドのベスト盤。リーダーのエリック・カルメンのポップな曲作りに対するセンスは、なるほど抜群でした。
http://www.youtube.com/watch?v=5mFUYm5QFUE

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デリー〜成田 エア・インディアの機内食

12月3日から4日にかけて

 充実した内容の「インドツアー2011」も終了。我々はデリーのインディラ・ガンジー国際空港から成田行きのエア・インディアに乗りました(関空行きに分乗という方もいました)。

 最後の機内食はやはりインド式ベジタリアンで。

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 ニンジンやパプリカのサブジ、パラパラと軽いバスマティ・ライス、日本でも人気のパラク・パニール(ホウレンソウとパニール(インドのカッテージチーズ)のカレー)、左上にはスイーツのラスマライ(チーズボールのミルクシロップ煮込みサフラン風味)、インド式野菜サラダ、ロールパンなど。

 今回訪れたデリーとハイデラバード、どちらもイスラームの影響が濃く、基本ノンベジ料理に大きな特徴があります。

 実際、今回のツアーでも、日本とは比較にならない種類と内容による肉やシーフードのカレーやタンドゥール料理を満喫しました。

 一方、各料理家の皆さんによるレッスンではベジタリアンメニューに秀逸なものが多くて、印象的でした。アーンドラのナスや青唐辛子のカレー、デリーのカリフラワーやパニール、コーンなどまで使うカレー、いずれもバツグンでした。

 そして何といっても「タワ・ビリヤニ」「マトン・ビリヤニ」「マッシュルーム・ビリヤニ」という3種類の異なる手法によるビリヤニのレッスン。これもまた、大きな収穫でした。
 ビリヤニ自体も、さらにさらに食べまくりましたしね。デリー、ハイデラバードともインドにおけるビリヤニの聖地です。

 早くも「インドツアー2012」のアイディアは、このツアーの間からも出ています。

 候補としてはグルメな楽園「ゴア」が最有力ですが、「ラジャスタンの激辛料理巡り」とか「マイソールやマドゥライなど南インドの古都を訪ねる」なんてのもいいかな、と思ったりしています。

 いずれにせよ、私の料理レパートリー同様、ネタはいくらでもありますので苦労しません。

 15名の参加者の皆さん、コーディネーターであるミシュラさん、デスクの花崎さん。どうも、ありがとうございました。また、お会いしましょう。

《このブログを書いているときのBGM》
JEFFERSON STARSHIP『DRAGON FRY』(1974)
 ジェファーソン・エアプレインから改名しメンバーも一新。この後、STASHIPというバンド名になり、気持ち悪くポップ化しますが、この頃はまだちょっとは辛口。もともと黒人街頭ブルースマンだったというパパ・ジョン・クリーチのバイオリンがカッコいいです。
http://www.youtube.com/watch?v=4BcV-LmlF3c
 エアプレインのボーカル、マーティン・ベイリンがゲストボーカル。この人も後にAOR化してしまいました。

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