第9話 (東京、2008/03/06) 放送
今週は「霧の中のジョニー」です。
ゲゲゲの鬼太郎では「吸血鬼エリート」というエピソードでリメイクされてるお話しです。
60年代の第1期アニメ(モノクロ)で、前後編でアニメ化されてます。
今回のアニメのゲストキャラは、池垣首相、霧の中のジョニー。
原作、兎月書房:昭和37年「霧の中のジョニー」基本情報
★「墓場鬼太郎」の貸本初登場は兎月書房。しかし、原稿料未払いなどの件で、距離を置き、
続編の「鬼太郎夜話」は三洋社で。しかし、「怪奇一番勝負」で再び兎月書房。
(怪奇〜は、「墓場鬼太郎シリーズの第10弾とか。)
★この「霧の中のジョニー」も同じく兎月書房で、「怪奇〜」の後に発表されたものらしい。
(ちなみに怪奇一番勝負と同じ昭和37年だそうです。)
●霧の中のジョニー原作はページ数133ページくらい。
●この昭和37年は、同じく兎月書房にて「河童の三平」を発表した年の様だ。
↓ちなみに今週のアニメのストーリーはこんな感じ。
吸血鬼(霧の中のジョニー)に狙われてる池垣首相は、鬼太郎に護衛を頼む。一方吸血鬼は
ねずみ男を秘書に雇う。吸血鬼の屋敷に監禁された鬼太郎は薬を注射され溶かされてしまう。
しかし、溶かされても死なない鬼太郎と目玉親父などの活躍で、吸血鬼は倒される。
感想
・・・毎度ですけど、展開が早過ぎます!
上述しましたが、60年代のゲゲゲの鬼太郎(モノクロ)では「吸血鬼エリート」として放送されましたが、
前編、後編の2週放送でした。(そのときは溶かされた辺りで、1週終わり。)
今回、はしょった部分はあまりないのですが、やっぱり間がない感じがしますね。
原作、アニメの相違点
作品の質とは関係ない細かい部分でも気付いた点をピックアップしてみました。
●首相の名前。アニメ「池垣」、原作「池田(そのまんま!)」
●冒頭、アンパンのくだりの後、ねずみ男は原作では貸本屋に行っている。
(こちらでも物価が上がっている)
●原作は鬼太郎とねずみ男がポスト前で出会い、奢ってやった話しをする。(芋虫のてんぷら等)
アニメでは会話が少ない。・・・ちなみに1期ゲゲゲではちゃんと映像化されている。
ねずみ男が「脳膜炎を患ってる」、というとこも今回は変更されてた。(1期ゲゲゲは確かちゃんと
脳膜炎うんぬんは言っていたと思う。)
●車中で、首相秘書が目玉親父を見つけ、オロオロするシーンは今回アニメではカット。
(1期ゲゲゲでは確かちゃんと再現されてた。)
●原作では首相の護衛が決まった後、公園にいるねずみ男の前に鬼太郎がオープンカーを運転し登場。
アニメでは町を歩いてるねずみ男の前に、オープンカーで送り迎えされてる鬼太郎が登場。
(つまり鬼太郎は自分で運転していない。そして場所が違う。)
●吸血鬼と落ち合う喫茶店の名前。アニメは「一流」、原作は「KITRO」
●吸血鬼の秘書になったねずみ男は吸血鬼の屋敷に向かうが、人里離れたところなので、原作では
この辺の描写がアニメより丁寧である。(1期ゲゲゲもちゃんと間を取っている。)
●原作の「吸血プラン(血を吸いたい人リスト)」に載ってた名士。
池田勇人、藤原あき、小林旭、司葉子、手塚治虫
●ポットン便所に目玉親父を捨てた後、原作ではさらに小便かけられてた。
●吸血鬼の布団の柄が原作と一緒だったのはちょっと嬉しかった♪
●原作ではねずみ男は、完全な全裸で砂地獄へ落とされた。
●ねずみ男の屁で落ちた吸血鬼だが、その屁の威力の解説が原作にはありました(笑)。
●アニメでは縄梯子を昇る途中で屋敷に火を付けられやられる。原作では昇りきる。そして吸血鬼に
少し反撃されるが屋敷を燃やしてやっつける。
●原作ラスト。ねずみ男、全裸のまま「溶けた鬼太郎一式」を風呂敷に包み恐山へ。
池田首相から貰う事になっていた日本国籍と勲章。しかし目玉親父は
「ああ そんなもの二つともない方が自由でいいよ」と。そして続けて親父が、
親父:「しかしパンツはあった方がいいぜ」
ねずみ男:「もちろん」「ゼントルマンのエチケットだものな」・・・完!
まとめ
・・・やっぱり間がないと抑揚なくてストーリーをなぞるだけになってしまいますね。
◆冒頭のポストの前の鬼太郎とねずみ男の掛け合い。
◆スポーツカーで登場、「キサマ就職したな!」ここらの「掛け合いパート2」。
この2つは特にお気に入りなんですが、時間的に短かったっすね。
来週は「ぼくは新入生」みたいですね。
この深夜放送、放送期間が決まってるみたいなんで仕方ないんだろうけど、もっとじっくり
流してくれればもっと面白いのに。なんとももったいない。
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