無題
クマの好物と、僕の好物。5月も中盤に入り、富良野もすっかり春になりました。
桜も開花も一通り終わったこの時期ですが、春の柔らかいこぼれ日が林床の隅々まで行きわたり、明るい森の中は恵みに満ち溢れている様子。
シジュウカラやセンダイムシクイ、キビタキの野鳥たちのさえずり、アカゲラのドラミング、etc.。
賑やかな春の営みに耳を奪われながら、下草も疎らで歩きやすい森を歩けば時間も忘れてしまします。
この時期に沢沿いに群生していた綺麗な花々の一部を紹介します。
上の写真はザゼン草。水芭蕉と同じサトイモ科の多年草で、この時期の湿原に良く似合います。
開花時に発熱して雪を溶かしてどの花よりも最初に出てくる花として有名ですが、富良野の豪雪では葉っぱの下にひっそりと花を付けている印象です。
又、北海道のヒグマが冬眠から覚めて一番最初に口にするのがこのザゼン草や水芭蕉だと聞いたことがあります、飲まず食わずの冬眠状態が開けた所で、胃腸に残った縮便を無理やり排泄する為に食べると言う事の様です、さしずめクマの下剤と言ったところでしょうか?
下の写真の白い花は葉ワサビ。
フキに似た葉っぱですが白い小さな花が印象的です、
こちらの葉ワサビは名前の通り天然のワサビ、貴重な山菜として有名です。
ビニ―ル袋いっぱい持ち帰り、”お浸し”にしてみました。
沸騰前のお湯で少し蒸らした後にメンツユに浸して食べるとワサビのツンとした辛さが絶品です。
その他、エンレイ草やスミレなども咲き誇った、春の森は賑やかです!!
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