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クリミア併合など、ウクライナ問題でロシアが注目された昨年、この本を手にする僥倖を得た。

プーチンはアジアをめざす
下斗米伸夫著
NHK出版新書刊
定価740円

私は911以来、既に、アメリカが巨大な陰謀によって運営されていたことを知っていたが、ネット上に渦巻くさまざまな陰謀論に飽き飽きしていたのが現状だった。
早い時期には、謎の工作員に粘着されていたリチャードコシミズも「誰か」にからめとられ、ただの「陰謀論」しか言わなくなった。
そして311が起こり、フクイチが火を吹いた。
規模は小さかったが核爆発だ。
大量の核燃料が蒸発、飛散した。
数日後にはハワイの大気モニタでプルトニウムの存在が確認されている。
ガンダーセンは即発臨界によるデトネーションだ、と言ったが
小出助教は水素爆発だ、と言い張った。

それから後は、もう、ヘルタースケルターとしかいいようがない。
当時、私がやっていた団体の世話役だった日立のOBは瓦礫の処理にプラズマ減容装置を導入すると言い張った。
私は「ダメダメ、排気が少ないっていっても、大気中に開放しちゃうんだろ?、ダメだってば」反論も虚しく私は孤立し、補助金をエサに、会員を皆とりあげられてしまった。

そして、私が支援していた明大商学部の熊澤教授は、私の地元、千代田区のマルシェで福島の野菜を売り始めた。
こともあろうに、郡山の野菜と会津の野菜を並べて同じ値段で売っていたのだ!
(私は郡山の野菜が危険だからダメだと云っているのではない、ブランドの破壊は商人の禁忌事項だ)
その横の建物の中では政府の観光業向けのセミナーをやっていた。

私は、日本の終焉を直感した。
放射能など「無かったことにする」ということは、それまで築き上げたものも無にすることだったのだ。

前置きが長くなったが、ソ連から抜けだしたロシアは少しづつ足場を固め、それまで誇っていたハチミツの生産量世界一を中国に譲り、今では、小麦の生産量を世界一としている。
今日ロシアの中央政権は、この市場経済化で足場を固めてしまった寡頭勢力オリガルヒを、巧妙にコントロールできるまでになった。
そんななか、下斗米教授はロシアの政治経済をアカデミックに見据えて、多くの国際会議の場でプーチン大統領の動向をワッチし続けたのだ。
未だにロシアが悪い、ロシアは悪魔だ!というアメリカのプロパガンダは続いており、日本人の軛は外れていない。
これまでにも矢部本など、告発本は多くみられたが、冷静に明日を夢見させる本は出ていなかった。
バルダイ会議の説明にはじまり、現在、売国のかぎりを尽くしているように見える安倍政権とプーチンの話、クリミア併合とその他のスラブ諸国との外交、軍事バランス、その元となるような古儀式派との関係、ロシアの起源ともいわれるキエフとの関係など。
そもそも論として、フルシチョフによる、ウクライナへの違法なクリミア移譲もあり、全てがアカデミックに述べられている。
そして経済論、IMFやBISに関しては、私などは、ルサンチマン抜きには語れないが、下斗米教授はすべてについて冷静に、簡潔に述べており、陰謀論の介在を許さない。
このソ連時代から、続く物々交換から得られた「確信」が通貨を裏付けることを暗示している。
実際、西側諸国ではアメリカの圧力の下、中露による通貨スワップにはあまり目を向けないように誘導されている。
2ちゃんねる的な言い方をすれば「効いてる効いてる」といったところか。
なぜ、今プーチンはロシアの軸足をアジアに移そうとしているかがよくわかる本に仕上がっている。
もちろん、この本は「皮切り」に過ぎないだろう。

私の息子のひとりは、この下斗米先生の講義をとっている。

最初は「法哲学」とあたる、憲法総論ガー、会社法ガー、破産管財ガーと抵抗したが、私は、法哲学は逃げないが、下斗米先生の講義は今でなくてはダメだ!と一喝した。
今では大ファンになってしまったようだ。
先日、下斗米先生がテレビに出ていた!と喜んでいた。
下斗米先生は東大法学部卒だが、
どうやら東大法学部卒が全部ダメなのではなく、親米はすべてダメということなのだろう。

プーチン大統領のとらえかたは人さまざまだろうが、私は、「プー様機関説」を唱えている。
個人としてのジャージャワロージャ(ウラジーミルおじちゃんの愛称、かつてNHKのロシア語講座でウラジーミルウーヒン氏がこう呼ばれていた)ではなく、大統領という枠ではなく、ロシア連邦の憲法の番人ととらえている。
つまり護憲の執行機関としての「プー様」ということだ。
アメリカの悪意あるマスコミがプーチン大統領を独裁者として捉えるのはまったくの見当違いだ。
私は、それまでもっていた「プーチンはロシア憲法を守っている」という認識を、この本を読んでから「プー様はロシア憲法の執行機関である」と改めたのだ。

 * * *

私は放射能を避けてシベリアに逃げたいと望んでいるが、日本の崩壊は近いと確信しており、その日までになんとかロシア語を使えるようにしたいと願っている。
それには学習あるのみ、まずは読み書き、語彙の収集だ。

ダウンロードページに「S+V+O形式の短文」をアップしました。
先日アップした短文もふくめ、「ロシア語のしくみ」に出てきた語句のみをつかっていますので、若干変な表現になっているかもしれません。
この形式は、学校英語でもなじみのある形ですので理解するのは容易でしょう
(あとは人称の活用ですか・・・ね)
印刷されたかたは、直接手書きでロシア語を書いてみてください。

シベリアに逃げたいと思われる方は(もちろん、他に逃げたいと思われる方も)ご活用いただけたら幸いです。

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