『就職氷河期の若者たちに』その一。
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今から五十年ぐらい前だと思った。後に有名な学者だかになった「ある偉いさん』のアメリカ留学時代の話を読んだ事がある。
当時は日本円の値打ちも低く固定相場で一ドル360円ぐらいで、しかもドルの持ち出し額にも制限がある頃で、留学生でもフルブライトのような全額アメリカ政府保証(じゃ無いか?)留学生で無い限り小遣い銭には不自由が多い。だから床屋の散髪代にも苦労した同氏は、元々手先が器用な事とて、自分ではさみとバリカンで?鏡を見ながらジょキジョキやったらしい。
クラスメートから問われる。『床屋に行ったのかい!』『いや自分でやった!』『上手い!』
大学の前には理髪店があったが、その理髪店は下手クソだった。学生が金が無いのは留学生だけではない、アメリカ人は独立自尊を尊ぶから金持ちの子弟でも豊富な金は持たされない。
『俺もやってくれよ!少しは散髪代を払うから!』『この程度で良いなら』という事で、友人のをやっている内に、『我も我も』と客?が殺到し?遂に大学前の理髪店は潰れたと言う。(他の原因があったかもしれないが)得意?で、その若き日の経験談を語る『偉いさん』を筆者は憎んだ。留学生はいずれエリートコースに乗れる。少しばかりの金が無くてもそれがどうだというのだ?。引き換え、潰れ理髪店の『下手クソ』店主はそれで生きているのだ。『畜生!ジャップめ!』恐らく彼は日本人留学生に憎しみの焔を燃やした筈だ。(人種偏見が無いのはインテリ階級だけだ。日本人に対する悪評を大いに広めただろう)
筆者のブログのタイトルの「英語の出来ない熟年の『えいご』」というのに惹かれて、ご訪問下さる新しいビジターは恐らく、一月五人ぐらいで、年間五十人前後。そのほとんどは、『えいご』の本を読み終えると立ち去られ、その中の更に年間五人ぐらいが残って、後の筆者の独言を聞いてくださり、だが、その中の三人か四人はやがて『呆けバアサンの話に付きあっても居られないし』と欠伸と共に去り、更に一人か二人が、この十年で十人から十五人程度居残って更にお付き合いしてくださって居るのが実情ではないかと思うj。
そして、その『今もって居残り』を続けて居る方々は多分『熟年えいご』で或いは惰性で付き合い下さる熟年の方で、若い人は少ないと思うが、皆無ではないと筆者は見ている。
「若者が少ないだろう」というのは、熟年世代は『文章を読む』という訓練が出来ているので、何となく『強いて面白いとも思わないが』読んでくれている。と考えるが、若者の場合、筆者の姪や甥がそうだが、筆者の手紙でさえ面倒がって読まないようで、それは『不肖の』甥姪だけでなく、短いメールとかは読むが「長い文章は読まない」という傾向が最近の若者には多いらしいのだ。
にも拘らず、実は少ないだろう(もしかしたら一人か二人かも)だろうが、若者で筆者のブログをご愛読してくださる方が居るような気がするのだ。
最初は『英語の勉強に何かの役に立つか?』と考え読み出したが、そのうち、それ以外にも『何かの役に立つかも?』と考えて読み続けているそんな若い人が居るような気がするので、筆者は当ブログでは、殊更『その若者』を対象に書いているものが多々ある。
他の熟年で筆者に共感する方が、『なーるほど』と考え、『これ面白いよ!読めば!』と息子や娘に言っても言われた若者は読まずそっぽを向く。若者は面倒な理屈が普通は嫌いなのだ。
だが、ネットという、自分の興味の対象を検索する事で知識は得られるが、そのほかを見過ごす情報取得手段や、漫画、若者向け雑誌、テレビだけで生きていたら確実にその若者は『その他大勢十羽一からげの存在になる』
今の時代、「あなたにしか無い」情報は貴重ではないか?そして、それに筆者のブログが少しでも役に立つならと思う。 |





