アサヒ ペンタックス Sシリーズ 博物館

少しずつUPします。ながーい目でお願いします。

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今回の展示は、オート タクマー 105mm f2.8ですが、この個体をみて違いを指摘できる人は、かなりのSシリーズ通でしょう。

展示済(右側)のレンズと何処が違うかといいますと・・・

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そうです、絞り値f5.6の刻印が、ナナメになっていることです。たいした違いではありませんが、これ、あまり見かけませんし、ほか部分の字体も違いがあるようです。ただ、これらの違いは、旭光学が意図的に指示したことではなく、下請けの彫刻工場(こうば)の母字型の違いであろうと思います。まあ新年早々、これだけのことでした。

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もう一つ、2つのオートタクマー105mmレンズ、距離指標は同じ無限遠ですが、レンズ先端の長さが違います。常識的には、レンズの繰り出し量が違うのか?と考えてしまいますが、この時期のタクマーレンズは、レンズ銘盤で前玉とフィルター枠両方を固定する仕組みになっていて、銘盤を緩めますと、レンズ先端のフィルター枠も、クルクルと回すことができるようになります、と言うか、なっちゃいます。出荷時には、この部分の長さは決まっていたのでしょうが、アフターでいじられると、長短バラバラになる、と言う訳です。もちろん、前玉からフイルム面までの距離は皆同じですよ、あくまでも、フィルター枠が伸び縮みするだけです。

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ベローズ タクマーには2種類のレンズ銘盤があり、前期タイプのレンズを追加展示いたします。前期型のBellows表記に対して、後期型は字体が変更されています。また、製造番号の位置にも違いがみられます。

本来はその名の通り、ベローズを併用するレンズですが、3枚目の写真の、SP型ボディーに装着したように、2番の接写リングとヘリコイド接写リングを連結すると、無限遠からの使用が可能となります。

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レンズ収蔵品第82番は、タクマー 55mm f1.8です。永らく未収蔵になっていたレンズですが、やっと収蔵いたしました。

以前このレンズは、ボディー付属の標準レンズとして販売されたことはない、とお話しましたが、その後、S型ボディーの取り説を入手したところ、S型の標準レンズとして販売していた可能性が高いという結論となりました。ただ、この取り説、表紙はK型用のオートタクマー 55mm f1.8が付けられたS型が掲載されていて、今ひとつすっきりしません。

レンズ構成は5群6枚のダブルガウス型。発売時期は1958年の4月で、レンズ構成が同じK型ボディー用のオートタクマー55mm f1.8よりも一ヶ月はやく市販されました。このレンズが発売されたことで、当時の旭光学標準レンズ群は、テッサー・ヘリアー(オクシン)・クセノター・ゾナー・ダブルガウスと5種もの違うタイプが存在している、なんとも贅沢な時代となりました。このことは、おそらく世界でも稀有なことだと思います。

S型ボディーはバイブルによると、製造数5000台弱ですが、恐らく半数以上はf2.2の標準レンズ付きで、かつ後半は、オートタクマー標準となっていた可能性があり、プリセット絞りのタクマー 55mm f1.8の製造数は多くても1000本程度だと思われます。収蔵品のレンズはメーター・フィート併記ですが、それぞれ単独表記のレンズもあります。

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スナップ マーク

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主に小型の広角レンズを使い、人物や街の風景を軽快・即興的に切り取るように撮影する手法をスナップといいます。人物撮影では、相手に警戒感を持たれずに、自然な表情を撮るためには、仰々しい一眼レフよりも、軽快なレンジファインダー機のほうが適していると言われています。

誰でも、向こうからデカクて高そうなカメラを構えて近寄ってくれば身構えますよね。しかし、安物みたいなカメラ(シロウトさんにはライカも安物に見える・笑)を首から提げてひょこひょこやってくれば、チラ見するぐらいで、通り過ぎますから。

そして興が乗ると、ノーファインダーで撮影したりもします。ファインダーを見ないで撮るわけですから、ピントは合わせません。でも大丈夫、28mmの広角レンズならば、f8程度に絞れば、かなりの範囲にピントが合います。このピントの合う距離の範囲を被写界深度といいます。レンズの焦点距離が短いレンズほど、絞りを絞るほど、被写界深度は深くなります。この性質を利用して、当時の旭光学の広角タクマーレンズには、スナップマークといわれる仕掛け(大袈裟)がありました。

アップした写真は初〜中期のタクマー28mm広角レンズですが、最初期型を除いて、絞りf8と、距離10ft、3m の数値が赤く刻印されています。この赤い数値を縦に合わせると、無限遠から近景までピントが合い、効率良く撮影できるというわけです。

でもやはり、スナップは(実は高くても)安そうなカメラのほうがいいですね。できれば、レンズシャッターの。一眼レフでは、カシャン!と大きな音がして、チィッの音しか出ないカメラには敵いません。ただ、昭和のお父さんカメラに広角レンズが搭載されているのは少なくて、高値ですね。まあ、コンデジや小型のミラーレスを使えばいいんですけどね。

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追加収蔵ボディーのアサヒ ペンタックス S1aの初期型です。後期型のS1aはすでに展示済ですが、その後、程度の良い初期型ボディーに遭遇しましたので、追加収蔵いたしました。後期型がブラックでしたので、クロームの初期型で白・黒揃いました。

目立つ部位での、後期型との違いは、ウラブタ開閉機構と、軍艦部後面のビス位置でしょう。特に、開閉機構は、初期型がツーアクション必要なのに対して、後期型はワンアクションで開閉できます。特に閉める時に便利になりました。同様の改良はSV型でもみられます。

ここしばらくは、収蔵もれのアイテムの、追加収蔵品展示をしたいと思っています。

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