【推奨本】 反貧困 -「すべり台社会」からの脱出-
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08年、最後の話題といったら、日比谷公園の「年越し派遣村」でした。内容はさておき、「派遣村」の村民を支援していたのは、NPO法人自立生活サポートセンター・もやいです。 「もやい」の意味は、嵐のときに小さな漁船同士を結び合わせて、転覆しないようにつながり合うことだそうです。 ここ最近、非常に興味深い話題だったため調べたところ、事務局長 湯浅誠氏が08年4月に出版した、「反貧困」(岩波新書)という本があり、早速取り寄せて読みました。なんでも、この本は大佛次郎論壇賞を受賞し10万部の売り上げがあったそうです。(知らなかった!!) 感想は、ワーキングプアも非正規労働者もホームレスになってしまった人たちに対して、社会は「自己責任論」が大半をしめていると風潮を批判し、日本社会が「まじめに働いてさせいれば食べていける」といった状態でなくなってきていることに対して具体例(ネットカフェ難民や生活保護など)を紹介し、さらに、一度雇用のネットからこぼれ落ちたらどこにも引っかかることができない「すべり台社会」の仕組みについても判り易い言葉で紹介されています。 何でも湯浅氏は、NPO法人では無給で働き、本の原稿料や講演料で生活しているそうです。 もし、興味があれば買って読んでみてください。 また、反貧困たすけあいネットワークは、湯浅氏が呼びかけ人となって発足させて団体であり、最大の特徴は「ワーキングプアの互助制度」だそうです。 詳しくは、ホームページで見てください。 |