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エオグン・アナゴ

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今回もクリーニング後の標本を紹介しますよ。

みなさん、お待ちかねの Eogunnarites のクリーニングです。

昨年の春、アルビアンさんに案内していただき、セノマニアンの地層や

化石について、現地で教えていただくという贅沢なひと時を過ごしました。

その時に、「この層からは化石が出るよ!」と言って、化石帯をはがしたら

出てきた化石です。

当時の私は「すげ〜! 本当にマンテリでた!」と思っていたんですが

どうやら全然別物で、アルビアンさんも興奮の凄い化石でした。

それがなぜか私のリュックの中に・・・。まるでグレイソの再来のようでした。

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こちらがクリーニング前の状態です。

ご覧のようにある程度化石が出ています。この Eogunnarites はなかなかの装飾系の

アンモのようですが、保存の状態から雌型に殻が泣きわかれしているのではなく

この面は既に風化し、殻は溶けていたと思われます。

もともと軟らかい石で、場所によって風化も進んでいたため

なかなか手強いクリーニングとなりました。

このため途中経過も無く、いきなり完成品です。

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Eogunnarites pentagonus セノマニアン下部

サイズは7.5cm。 かなりのレアサイズのようです。

連続写真をどうぞ。

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言い訳を何点か。

上の写真のアンモの下縁の部分。装飾が残っているように見えますが

本当に縁の部分は実は母岩です。残っていることを期待しながら慎重に掘りましたが

結局保存はされておらず、結果的になんだか作ったみたいに。

まあ、削ってしまうのもかえって変なのでこのままにしました。違和感ないでしょ?(笑)

突起ですが、ここも慎重に削りましたが、本来の突起なのか、単なる母岩なのか

微妙な場所も。母岩も化石も同系色なので、見極めが難しいですね。

ちなみにオヘソですが、一発ポンでここまで出ました。

もう少し残っている可能性もありますが、このままにしておきます。

福岡図鑑には pentagonus の素晴らしい標本が載っています。

また、以前に三笠市立博物館で開催されたセノマニアン展でも、

素晴らしいクリーニングが施された同種の化石が展示されていました。

これらを観察すると、どうも装飾が板状に発達し、かつ突起も伴う部分は

今回の標本では大部分は風化し、失われていたようです。

二度と手には入らないスーパー標本 Eogunnarites 

セノマニアンのコスマチセラス科のアンモには魅力的な種類が多いですね。

アルビアンさん、ありがとうございました!

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Anagaudryceras sacya ? セノマニアン下部

サイズは8cm。

年賀状に使ったアンモですね。スレながらも裏面は大丈夫でした。

種類は sacya でいいのでしょうか?

なかなか採れないと思っていたセノマニアンの化石ですが

クリーニングが進んでいくと、そこそこな量になってきました。

ではまた!

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アカントセラス

ようやく2016年の巡検編が終了したので

今後はクリーニング編で春まで頑張りたいと思います。

本日はクリーニングが終わったアカントセラス科のアンモを2つ紹介いたします。

まず一つ目はこちら。

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2015年に達人(たつひと)さんに案内していただき採らせてもらったローマニセラス。

憧れだったアカンセラス科のアンモが本当に採れてしまって驚きました。

改めて、達人さん、ありがとうございました!

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さてクリーニングなんですが、道北の石とは違って正に超硬!

しばらく手が出なかったのですが、以前に紹介した超硬タガネを入手してからは

サクサク・・・でもありませんが作業が進みました。

こちらは分離の良い、クリーニング面ですが、最初に手を付けた裏側は分離が悪く手を焼きました。

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中巻きも完全ではありませんが出てくれました。

で、完成品がこちら。

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背中はスレ上がっているために、突起の数は確認できませんが

ローマニセラスのようです。サイズは19cm。厚みといい、装飾といいカッコいいですね!

さて、お次はこの前紹介したキャライコセラス。2つ採ったうちの、1キャラの方ですね。

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外巻きの母岩を落としたところ。

周辺の石はカスカスで軟らかいのですが、ヘソ周辺はキンキンの石でした。

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ご覧のとおり、若干の変形とスレがあります。

改めて思ったのが、大きなアンモはクリーニングが難しいですね。

小さいのは作業しなれているせいなのか、大きいのはついついガンガン叩いてしまい

でも繊細に叩くと作業が進まず、う〜んなかなか難しい。

で、いきなり完成品です。

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オヘソはちょっと残念でしたが、やっぱり装飾の発達が素晴らしいですね。

サイズは28cmです。

ところで、キャライコはアジアチカムとオリエンターレが一般的に出る種類のようですが

博物館や図鑑で観察しましたが、違いがよくわかりませんでした。

これは誰君ですかね?

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まさか、私のブログでアカントセラス科のアンモを紹介できる

日が来るなんて。我ながらちょっと感動です(笑)

ではまた!

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キャライコ! 後編

12月22日の「秋巡検 後」で紹介した、セノマニアン帯のノジュールについて

アルビアンさんから「チューロニアンのG・デンセでは?」、との指摘をいただいておりましたが

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クリーニングして出てきたのは、正真正銘のG・デンセでした!

手持ちの同サイズのG・デンセや、セノマニアンのミオゴードリと比較しましたが

間違いなくG・デンセです。流石アルビアンさんですね!

このノジュールは、正にセノマニアン帯のど真ん中で得たもの。

かなり上流でチューロニアンを確認していましたが、完全にセノマニアンの石と思っていました。

こうなってくると、同所で得たオスチニセラスと思っていた化石が、チューロニアンのメソプゾシアである

可能性も出てきました・・・・。そのうち紹介したいと思います。

さて、本題のキャライコ! 後編に入ります。

前編の最後に紹介したノジュールから再開します。

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現地では20cmくらいか? なんて予想していましたが

帰宅後に計ったら30cm(笑) 母岩を取り除いて少し縮みましたが

25cmと予想されたhntさん、さすがですね!

あ〜もう帰ってもいいな、とも思いましたが、誰も入っていない産地。

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エゾアカガエル?にも応援され、更に上流に向けて進むことにしました。

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更に小滝をいくつも越え、かなり上流へ。

そろそろセノマニアン下部に到達したかな?

と思った頃

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出てきたのは、またキャライコの欠片。手強いですね。

そこで、いよいよ越えがたい滝が目の前に。

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写真では緩やかな小滝に見えますが、実際には傾斜も高さも結構なもの。

越えられないわけではありませんが、気持が7萎えてきます。

結局、両方の滝を越えてみましたが、沢のV字もきつくなり

倒木の連続。

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あきらめて引き返すことに。

帰りながらノジュールの観察をしていきます。

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この場所の典型的なノジュールですが、割っても植物片ばかりで、

動物化石は出てきません。このようなノジュールならゴロゴロ落ちていますが

アンモを含む石はなかなか無いのです。不思議な感じですね。

さて頭は先ほど採ったキャライコの事でいっぱいです。

あれはコロンと落ちていたけど、岩盤にはまった化石だったらどうやって採ればいいのかな?

などと考えながら、キャライコを回収・・・・・・・しながら、川底の石を見ると

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アンモっぽいのが見えるな〜、ってアンモじゃん!

ですが、正に川底の岩盤にガッチリはまっている様子。

しかもサイズはかなり大きそう。

これはマズイな、と思いながらバールでこねくり回すとアッサリ外れました。

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キャライコセラス。どうみても30cmオーバー。

欲しかったけど、デカ過ぎでしょ! 

喜んだら良いのか、困ったら良いのか複雑な心境の中

強引に約30cmのキャライコを2個、リュックに詰め込み・・・・・・ました!

頑張れば入るものですね。でも他の石は入らなくなったので、

別の袋に入れて、手持ちに。リュックも普通には立ち上がれない重さ。

右手に大ハンマー。左手にはノジュール袋。

そして帰り道は結構な距離と、連続する小滝。

歓喜と苦しみを同時に味わいながら、なんとか林道まで戻る事が出来ました。

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帰宅後撮影したノジュールです。

気になって重さを計ってみたら石だけで45kgオーバー。

他の装備を入れると50kgを超えていました。

運べるものですね。自分でもビックリしましたが、この後1ヶ月くらい腰痛が続きました(笑)

さて、今回で2016年の巡検の全てを紹介できました。

次回からはクリーニングの状況をお伝えしていきます。

ではまた!

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キャライコ! 前編

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明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願い致します。

さて、今回は2016年に歩いた最後の巡検について書きます。

前回のネタで歩いたセノマニアン。思いの外成果があったため

再アタックしようとタイミングをはかっていました。

が、とある方の導きにより、私にとって未知のポイントへ行くことにしたのです。

場所は〇〇川。全然化石の出ない場所だけど、それ故に誰も歩いていないはず・・・。

示された情報は川の名前だけでしたが、今は情報化時代。

調べた結果、おおよそのポイントは把握できました。

こうなったらもう我慢できません。晩秋の山奥深くに単独アタックをすることに。

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いつもはツルハンマーでアタックしますが、

さすがにセノマの石は硬く厳しいので、大ハンマーをチョイスしました。

山奥なので道の状態が心配でしたが、幸いポイントの近くまで入る事が出来ました。

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これはおなじみの光景ですね。

少し歩くと目指すポイントに到着しました。

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たぶん、この沢だな。

初めてのポイントに単独で入るので、場所の把握が大切です。

なんども地形図と景色を見比べて確認します。

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さすがに誰も歩いた形跡はありません。

確かに化石も多くない雰囲気ですが、

誰も入っていないために、そこそこ石は落ちています。

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デスモセラス? ただセノマニアンは更に上流なので

トラゴデスモロイデスの可能性も。

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これはたぶんセノマの石ですかね? 

他のセノマのポイントでも同様の産状を見た事があります。

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これはたぶんチューロニアンの石でしょうか?

コスマチセラス・フレキソーサム? 間違ってセノマのコスマチ系だったら凄いのですが・・・。

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このイノセラは、6月の秘境巡検のときに、似たものをとりました。

セノマニアン中部ですかね? 

このイノセラは残念ながら帰りに回収しようとして、忘れてきてしまいました(涙)

だって帰りは大変だったんだもん・・・。

結構上流まで歩いてきました。

石の雰囲気もセノマを感じます。

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そろそろポイントに入ってきたかな?

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ナミナミ模様の浮き出た石を発見。

たぶんこれ、キャライコセラスですよ。

ただ母岩は砂質が強く、保存は厳しそう。

一応目的の化石を見つけたので満足です。

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大きな欠片を発見。

完全にキャライコゾーンに入った模様です。

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いくつもの小滝を越えて更に上流を目指します。

そしてついに現われました!

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続きは後編で。

ではまた!

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秋巡検 後

いつも使っているデスクトップのパソコンが、起動しなくなってしまい

急遽、HDDだけ取り出して、仕事用の小さなノートPCでアップしました。

起動しない原因は、たぶん起動系の断線か、電源が逝ったのではと思いますが

困ったな〜。

さて、今回も秋巡検の続きを。いろいろ採れましたよ。

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最初の石は、石の表面にスレて浮き出ていました。

マーシャリだと思うのですが、肋がかなり細かいです。ゴードリ系の可能性も。

お次はこちら。

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保存は悪いですが、アナゴ系です。

叩いた時に母岩から外れました。その後ろから・・・

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こちらも見難いですが、細肋が見えますか?

こちらもマーシャリだと思います。どの程度保存されているかは???

お次は密集です。

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ゼランディテスです。大きいものでも3cmあるかないかくらい。

セノマのは密集すると聞いていましたが、初めてみました。

お次は異常巻き

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ツリリテスでしょうかね? 近くにもう一つ入っていました。

小さいですが5段くらいは確認できています。

自採のものでは一番大きいですね。

ここまでは、みんな小粒ちゃんばかりでしたが、

最後に少し大きめのアンモが。

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薄っぺらいノジュールで、最初はパッカリ割ろうかと思ったんですが

どうもスレアンモのような気がして観察すると

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アンモの中巻きが確認出来ました。中央の楕円がそれです。

オスチニセラスです。スレスレですが20cmくらいあります。

しばらく上流に向かって歩き、ノジュールを割ると・・・。

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スカフィテスが出てきました。どうやらチューロニアンまで達したようです。

時間も遅かったので、ここで引き上げました。

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セノマニアンを歩いて、こんなに石を持ち帰ったのは初めての経験でした。

あるものですね〜。

ではまた!



起動しなくなったパソコンですが、修理しました。

PC修理店へ持ち込むと原因は電源スイッチとの事。ただ、部品は置いていないそう。

困っていると、スイッチは、ただショートさせているだけだから、マイナスドライバーだけでも

起動するんだよと、実演してくれました。

でも危ないから、なんでもいいからスイッチを付けな。

とアドバイスを受けたので、早速ホームセンターへ。

その結果がこちら。

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チャイムのスイッチです(笑)

相談料500円、スイッチ130円でパソコンが復活しました!

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