2008年の巡検 初めてのセノマニアン後編
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イワブクロ 大雪山系緑岳山頂付近
みなさん、こんばんは。
今日は疲れました。仕事を終えてまずはスケート。
その後、飯をほおばり、直ぐにカーリングへ。
決勝トーナメントで2試合、合計3時間を戦い抜いて、
リーグ優勝を果たし、なんとか昇格することができました。
つねにシーソーゲームで接戦につぐ、接戦。あ〜疲れた。
さてさて、本題に入ります。
前回、初めてセノマニアンの地に行きましたが、露頭を遠くに眺めただけで敗退。
その後、H沢やY口沢をめぐり、今度はA沢にやってきました。
ここは前回の巡検で、結構な数のノジュールを拾えた場所です。
前回は、上流部しか見なかったので、今回は下流部を探ることにしました。
ところが全然ノジュールがありません。
え〜! 前回はゴロゴロしていたのに! 誰か入ったのかな〜?
なんて思っていると、沢の真ん中にデーンと大きなノジュールが。
ところが、砂質が強くて、アンモの保存も悪そうな雰囲気です。
とりあえずキープです。こんな目立つノジュールが沢のど真ん中にあったら
先行者が見逃すはずがありません。ということは、まだ一番乗り?
結局、下流を歩きましたが、このノジュールしか見つかりませんでした。
で、あまり期待せずにノジュールを割ってみると
Neophylloceras subramosum サントニアン
半分、鉱物化したアンモが出てきました。コイツは6cm強あって、
この時点で、Myコレクションの中ではの最大のネオフィロになりました。
しかもコイツはブラックライトを当てるとイエローに光ってかなり綺麗です。写真は撮れませんでしたが・・・
さて、忘れかけていましたが、時間も昼に近くなってきたので、
今回のメインイベントであるセノマニアンにアタックすることにしました。
既に露頭を見つけていたので、後は70〜80mのヤブ漕ぎをすればOKです。
迷わず、熊笹の中に進みました。
この当時は、まだ藪が薄く、ホイホイ進めました。今はダメですけどね。
さて、いよいよ露頭の登場です。
いかにも白亜紀層といった感じです。喜び勇んで観察すると、なんとポコポコ
ノジュールが見えているではありませんか!
ここのノジュールはつぶれた饅頭型というのでしょうか、
いかにもノジュールです! といった雰囲気です。
どうです、美味しそうでしょ?
よろこび勇んで、ノジュールを5〜6個集めました。
が、表面に化石の痕跡のあるものはありません。
まあ、割ってみようや!
ということで、割りますが、割れども割れども何も出てきません。
何じゃコリャ?!
いい加減あきらめかけたとき、ついにアンモが出てきました!
テトラ? ダメシ? それとも別な種???
クリーニングして出てきたのがこれです。
Desmoceras sp 下部セノマニアン
正直、採集当時はセノマニアンなのかさえ半信半疑でしたが、
何度もこの露頭に通い、新しい種を追加して、
今では下部セノマニアンの露頭であることがわかっています。
ですが、ここのデスモですが、なんだか薄いんです。
図鑑で見るデスモはもっと厚いものばかりで、今でも種までは特定できていません。
この露頭は写真+αくらいの大きさしかありません。周辺を探っていますが、
同じように化石の出る露頭や沢は見つけていません。
また、私がこの露頭を発見する、少なくとも数年前から誰も入った形跡が無く、
今も完全に貸しきり状態で、行けば必ずなにかしらの収穫がある貴重な路頭です。
ですが、アンモの保存は小物意外はかなり悪く、
写真のアンモは、かなり良いほうだと思います。
今でも私にとっては唯一のセノマニアンの産地です。この後も度々登場しますよ。
ではまた!
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