アート サモトラケのニケ

アイ・アム・サムという映画、見ましたか?

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■春・鳥取・島根4日目・4月12日(木)13■西谷墳墓群■

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☆ 西谷墳墓群。なぜだか、工事中の斐伊川が見える。


 昨日、雨のためやる気をなくし、出雲大社から3時半頃、出雲市駅までもどってきて、観光案内所で聞いた。この近くで、これから行けるところってある?

 バスで20分ほどで行けるところがあるそうだ。それで4時過ぎに行って、6時頃に帰ってこれるバスもある。しかし、昨日は雨の中歩いて、なんだかやる気がない、明日の朝でもいいかな?と考えて、次の日におくったのだ。なにしろ、石見銀山に、あまり早く行っても、時間をもてあますから、朝どこかに行ってもよかったのだ。

 バスの時間を考えると、広島まで移動の荷物もあるし、チェックアウトする前に行って、10時までにホテルに戻ってくるのが良いと考えた。なんだか、バスに乗り遅れたりの失敗の可能性も心配した。このホテルは、10時から3時までは玄関を閉めるのだ。

 バス出雲市駅8:06→:25博物館前 \190。
西谷墳墓群、出雲弥生の森博物館 バス帰り9:37→:52 \190。

 バスに乗ってみると、観光案内所でもらった、停留所の順番と全く違うバス停に止まる。方角も全然違う。こりゃ、間違えたかな?と思っていたら、途中から同じルートになった。行きと帰りでは、ほんのちょっと違うルートになっているのだが、バスマップには載っていないのだった。

 博物館が始まるのは9時からなので、横にある「西谷墳墓群」という、一見ただの公園、むきばんだ遺跡のような復元された公園を散歩する。バスを降りるとき、同時に降りた女性が、この博物館の職員のようで、時間まで公園を見ていればいいと、教えてくれたのだ。あくまでも博物館がメインだと、言い張っていた。

 「西谷墳墓群」は、朝なので気持ちが良い。高台から斐伊川も、ちょっとだけ見える。しかしまいど、人が全くいない。いつも貸し切り状態で申し訳ない。30分ぐらい歩いて博物館に行って、入り口前に立っていると、5分ぐらい開館時間前なのに入れてくれた。

 「出雲弥生の森博物館」適当に親切で良い。中に入ると、職員だけ10人以上いて、あたりまえだが、お客は私一人だ。したがって、なんだか偉そうな人が案内してくれた。まあ、わざわざ来るほどでもないが。ここも数年前に出来たそうだ。

 出雲大社横の博物館と、ここと、二つも新しい観光拠点が出来たと言っても、出雲大社しか見るものがないような気がする出雲市である。JRの駅と周辺のホテルは、以前来たときは新しく立派だったが、そのせいもあってか、以前よりも街が古くなったような気がする。なんだか元気がない。

 10時ギリギリにホテルに戻り、部屋から荷物を持ち出した。
昨日2回もお世話になった観光案内所にもう一度よる。手持ちの荷物を見せて、まいど気にしている「石見銀山では、どのバス停で降りたらロッカーがあるのか?」を再度尋ねてみた。昨日とは違う人だったのだ。

 いろいろ予想をして話し合ったあげく、わからなくて銀山に電話してくれた。バス停は3つある。真ん中のバス停で降りた案内所で荷物を預かってくれるそうだ。ロッカーは、最初のバス停にある。という話だったが、真ん中のバス停の方が、施設がそろって安心そうだった。こんな情報は、どこにも書いていないぞ。

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歌劇「椿姫」 デセイ、エクサン・プロヴァンス公演

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 金環日食をそのまま見たために、目の調子がおかしいが気にしない。カメラの望遠で見たのが悪かったかもしれない。前半の曇っているときの方が良く見えた。ふだんでも太陽を見るということはあるので、なにを今さら、太陽を直接見てはいけないと大騒ぎをしているのか。欠けている太陽の光は、普段よりも減っているはずだろうに。


 昨日の深夜12:00から、ナタリー・デセイの「椿姫」を放映していたので、最後まで見た。途中で25分ほど「へうげもの」にチャンネルを変えていたのであるが。とにかく、(エクサン・プロヴァンスだし)期待しないで見始めたのだ。

 2010年7月にトリノ歌劇場公演でデセイの歌う「椿姫」をやっていたのだが、高くて買えなかったのだ。その秋に来日したパッパーノとロイヤルオペラ公演は、安く買えた上に、代役の代役の代役で最終日に、ネトレプコが歌うのに当たった。ネトレプコは「マノン」で来ていたのだが、そんなこともあるかと期待はしていたのだ。

 そして、もちろん、もちろん2005年のザルツブルグ音楽祭でのビデオとCDが素晴らしかったし、実演でさらにその印象が強められた。ヴェルディの「椿姫」は、特に好きな演目ではなかったが、この時にずいぶん変わったのだ。

 その後すぐ、マゼールとゲオルギューのスカラ座公演のビデオも放映されてまたまた感動した。そして今回のエクサン・プロヴァンス公演である。デセイに限らずであるが、どうもヴィオレッタ役となると、みんないつもよりよけいに回している。頑張りすぎているような気がする。

だから、第1幕が良ければビデオ録画するかな、といった軽い気持ちで見始めたのだが、途中から目が離せなくなり、「へうげもの」の留守録画を解除して、こっちに切り替えたのだ。したがって、実は、録画した方は目を離して、録画を止めた方を見ることになるのは必定。だから目は離したのだが、目が離せないような名演だったのだ。(これから見直すからね。)

 開演前の客席の映像から始まるが、舞台上に幕がない。客がそれぞれ席に着く間、舞台上にはすでに、端役がごろごろ、というかお喋りしたりして登場している。舞台装置が無くて、垂れ幕だけみたいな転換。やっぱりザルツブルグとかウィーンとか、ミラノとかの総本山とは違うなー。

 それにプロヴァンス。ヨーロッパの中でも南である。南イタリアなどでは、日本人でもビックリするぐらいの小男(なんかこう言うしかないような)がいて、親しみが持てるのである。(ほめているのだ)スラッとした白人ではなくて、アジア人に近いような気がする。そんなところが気になったが、演奏が始まればそんなことは(あんまり)関係ない。



歌劇「椿姫」   NHK BSプレミアム 2012年05月20日(日) 24:00〜04:00                                            
ルイ・ラングレ指揮 ロンドン交響楽団 エストニア・フィルハーモニー室内合唱団  ジャン・フランソア・シヴァディエ演出  
2011年7月 エクサン・プロヴァンス 大司教館中庭で収録                      
 ヴィオレッタ               ナタリー・デセイ
 ジェルモン              リュドヴィク・テジエ
 アルフレード         チャールズ・カストロノーヴォ
 アンニーナ            アデリーナ・スカラベルリ
 フローラ・ベルヴォア      シルヴィア・デ・ラ・ムエラ

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絵封筒をおくろう   中旬の図書

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 いい油絵の本が出た。
 この本は、全くの初心者用の技法書ではない。グラフィック社のビギナーズ・ノートというシリーズの一冊であるが、とても絵を始めて数年では、理解できない内容だと思われる。

油絵を描く ビギナーズ・ノート 津田やよい
 第1章「油絵の基本技法をマスターする」
 第2章「画家のアトリエ」

 本のいちばん最後に、申しわけ程度に、油絵の具やオイル、キャンバスについての情報が載っている。いろいろな技法が出ているが、一作例見ただけで、そんなにマスターできるわけもない。「画家のアトリエ」では、津田やよいさん以外の4人の作品も出ていて、それなりに楽しめる。

 もうちょっと第1章の基本の作例に集中してくれるとありがたいと思う。しかし、プロセス解説と写真のわかりやすいこと、作品の魅力的なことは、類書で見たことのない見事さだ。このまま、手順を踏んでマネをしても、勉強になるに違いない。


『絵封筒をおくろう きたむら さとし』も、楽しかった。


ムラヴィンスキー・メロディア未発表録音 Vol.1 4CD
ブラームス 交響曲第2番 フルトヴェングラー
オペラ座の怪人 映画盤サウンドトラック
オペラ座の怪人 ロンドンオリジナルキャスト
ドヴォルザーク チェロ協奏曲ロ短調 マイスキー メータ
ピアノ協奏曲 第20・25番 ミケランジェリ
ベートーベンピアノ協奏曲第5・3番 ミケランジェリ
薬師丸ひろ子 ベスト

満点接客!飲食店のサービス勝ちパターン35 加藤 雅彦
★絵封筒をおくろう きたむら さとし
中吊り倶楽部 「メディアの辻説法師」と「業界の地獄耳」の高級時事漫談 宮崎 哲弥
知的余生の方法 渡辺昇一
「1日10分」でひらめき脳に生まれ変わる 苫米地英人
覚悟の決め方 僧侶が伝える15の智慧 河野 太通
★油絵を描く 基本からプロの作品制作まで 津田やよい
凡人として生きるということ 押井 守

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■春・鳥取・島根4日目・4月11日(水)11■出雲大社■

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 今日一日、出雲大社だけでは時間が余る。出雲市駅へ行く途中に、鉄拳が大量に出土した荒神谷遺跡がある。駅から歩いて40分くらいの地図は、ホテルのパソコンで印刷しておいた。しかし、今日は、たぶんこのツアー中一番の雨の日。電車から外を見ていて、あきらめた。

JR7:47米子→8:28松江のりかえ9:01→:48出雲市 \1110。
 どういうわけか時刻表を勘違いして、1時間早い電車に乗ってしまった。次のに乗っても同じ時間に着いたのだ。それにしても、\1110は高い。広島も含め3カ所で計算したところ、一回で行くよりも、途中で降りて、乗り直した方が安くなっている。関東だって、まれにそんなところはあるが、西日本では、長く乗ったからといって、割安になるわけではないみたいだ。駅前のホテルに荷物を預ける。

バス出雲市10:00→:25出雲大社の正門前 \490。
 以前出雲大社に行ったときは、松江から一畑電鉄を使って行ったが、今回はバス。このバスの値段は、なんとも払いにくい\490。普通は両替しないと持っていない金額だ。ところがなんと、500円差し出すと、運転手が10円お釣りをくれるという、手作り感満載のおつりだ。ちゃんと普通の路線バスのように、両替機は備えているのにだ。

 バスを降りたのは、5人ほど。古い松の林立する参道を歩く人は、雨もあってか10人ぐらいしかいない。ここが、東大寺や伊勢神宮と全然違ったところだ。強靱な磁場があって、神聖な雰囲気が保たれている。参道の左右には、これまた以前来たときと同じで、満開の桜が、散り始めてもいないのに泣いているようだ。まさか、一年中こんな雰囲気なんじゃあるまいね。

 本殿の前まで行くと、いやそのだいぶ手前で、思いっきり巨大な鉄骨が見える。ありゃ、立て替え中だったっけ? 失敗した。それにしても伊勢神宮みたいに、隣の敷地に立て直すんじゃないのかい。同じ場所みたいだけど。疑問が多い。観光案内所でちゃんと聞いておけばよかった。

 まあ、それはしょうがないので、左に折れて、巨大しめ縄を見に行く。お金を投げて、しめ縄の切り口に刺さるとめでたい、みたいなあのお金の挟まったところに、金網が張ってある。後で落ちてきたらしい小銭が少したまっている。お金を投げてはいけないことに制度が変わったのか?それとも、一時的な措置なのか。

 それにしても、雨にしても、このような神社仏閣のなかで最も強力なパワーをもった聖地に感じられる。まさに太古の「雲太、和二」ではないか。ちなみに東大寺には、ここ十年、毎年行っている。

 ホテルでテレビを見ていたら、聖地には雨の日に行った方が良いと、とある占い師が言っていた。そういえばそーだなーと、納得した。
1時間とちょっと歩いて、今日はもうこれで十分のような気がする。

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セザンヌ展と「大きな松の木」

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 最近よくあったことだが、当社・紫式部さまから、またまたチケットを頂いた。それで遠いわりには、千代田線乃木坂駅から直通なので、そんなに遠くないような気もする国立新美術館に、やっとの思いで行ってきた。それにしても千代田線は遅い。山陰本線のようだ。

●セザンヌ―パリとプロヴァンス
 2012年3月28日(水)―6月11日(月)
 @国立新美術館 http://cezanne.exhn.jp/ である。

 「セザンヌ展」なんてものは、もう100回も見ているが(もちろんウソ)、今回のは、なかなか粒がそろっている。十数年前の横浜美術館以来の良いものではないかな。

 クラシックの、それも似たような名前の「新国立劇場」のパンフなんて、昨年、二つ折りのものが、1枚モノに変わった。どこでも省エネである。ああそれなのに、このセザンヌ展もエルミタージュ展も二つ折り。期待のリヒテンシュタイン美術館展なんて豪華4つ折りである。昔のLPレコードみたいだ。


 そこで目についた作品は。

おなじみ初期の「オーヴェール=シュル=オワーズの首吊りの家」
これも定番 フィリップス・コレクションの「サント=ヴィクトワール山と大きな松の木」。これはコートールドのものがいいと思う。

お馴染みすぎるし、写真もとってある「青い花瓶」「リンゴとオレンジ」
人物画では、自画像もなかなか良いが、「アンブロワーズ・ヴォラールの肖像」「赤いひじ掛けイスのセザンヌ夫人」で決まり。

 しかし、感動したのは、パンフにも載ってないし、これが来ているとは思わなかったエルミタージュの「大きな松の木と赤い大地」である。これで満足。

 今年は、フェルメールを始め、いい展覧会がまだまだあるが、おすすめはリヒテンシュタインのルーベンスである。

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