Crystal palace

コメント【○】(紫鶴):童話パロディネタの短編を一本更新したぞ。具合がよくないので即落ちだ、悪いな。

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ちょっと…辛いなぁ…(汗

にゃおっす。今日は金環日食の日ですね。ちょっと早起きはしたんですが、ライブ中継見るだけで精一杯でした。
かと言って全く何も起きなかった訳ではなく…、まぁ外がちょっと薄暗くなったりはしていました。
 
 
それは良いとして、ちょっと本格的に具合がよくないです。
 
 
頭痛いし熱っぽくてダルいし、気持ちも悪いし。結構ふらふらしてて危ない状態になってたりします(苦笑
なので今日はちょっと…即落ちします(ペコリ)風邪薬飲んで大人しく寝ていようかなと思うので。
 
明後日は出掛ける用事がありますので、多少なりとはいえ体調が改善されないと厳しいかなー、って。
…熱測ったら38度を超えてたのでマズいかな。なんか本格的に熱が上がり始めちゃった気がする(汗
 
まだそこまで重症って訳でもない…いや、既に重症か。これでも結構具合悪いの我慢してたんですが。
来るのが遅くなった理由は病院行ってたのですよ(汗)つい先程風邪薬貰って帰ってきた所です、ハイ。
 
 
風邪薬飲んで大人しく寝てればすぐ良くなる…といいな←←
 
 
まぁそんな訳ですので、今日の所はご勘弁下さい。明日回復してればまたいつも通りの時間に来ますから。
…軽く一週間分くらいの量の薬出されたんですけど…。こんなに飲まなくてもいいような気がする(汗
 
一応咳や腹痛の症状はないので、前よりマシです。だからこうして起きてPCやってるんですけどね!!!←
コメ返しだけしたら落ちますので…どうぞご心配なさらぬよう。熱っぽいだけですから、ホントに(汗
 
 
 
 
 
一応昨日の内にALLキャラギャグネタを更新してありますので宜しければ。
シンデレラ童話パロディです。ただのカオスギャグネタになってますけども(苦笑
 
…一度童話パロディをやってみたかったんですよ、作者本人が←←
真面目にシンデレラするのもいいですが、ふざけ倒したかったのでギャグにしてあります。
 
配役の人選が既にカオスですが、まぁそれは私の所為ではなくくじの結果なのでご了承下さい。
と言う訳で今日はもうこの辺で(ペコリ
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
ではでは……Arrivederciノシ

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シンデレラ-前編-(REBORNALLキャラ)

クリック?クラック!
さぁ、今日はシンデレラのお話をしましょう。
 
 
昔々ある所に、奥さんを亡くしたある貴族が居ました。その貴族には、心が綺麗なとても美しい娘が一人居ました。
やがて貴族は顔は綺麗ですが、とても心の醜い女と再婚しました。その女には、二人の連れ子が居ました。
継母と連れ子達は美しい娘にみすぼらしい服を着せ、家中の辛い仕事を何もかも娘に押し付けました。
意地悪な姉達は継母と毎日色々な事を考えては娘をいじめました。毎日毎日、灰だらけになって必死に働く娘。
 
 
やがて人々は、そんな娘を『灰かぶり(シンデレラ)』と呼ぶようになりました―――。
 
 
 
『う゛お゛ぉいシンデレラぁ!!!今日は城で舞踏会があるのは知ってるなぁ!!!』
『お前はオレ達が帰って来る前に、極限に部屋の掃除を済ませておいて欲しい!!』
『…まぁ掃除は好きですから構いませんよ』
『ちょっと待てえええええええ!!!!!!』
 
 
一番上の姉、スクアーロと二番目の姉、了平の言葉に素直に頷いたのは、黒髪のシンデレラ(紫鶴)。
頑張れよ、と言うように二番目の姉が『極限に助かるぞ』と爽やかに微笑んだ辺りで誰かが突っ込んだ。
ぜえぜえと息を切らせているのは綱吉で、メガホンを持っているリボーンに向かって叫ぶ。
 
『おかしいよね!?おかしいでしょ!?何でお姉さん役が男性なの!?』
『しょうがねーだろ、くじ引きの結果だ』
『引き直せよ!!!て言うか全然意地悪な姉じゃないよね!?』
 
何やらツッコミが大変そうですが、話が先に進まないのでとりあえず放っておきましょう。
場面が戻り、ひょいと肩を竦めたのは白い髪の継母…白蘭でした。
 
『まぁ細かい事気にしなくていいんじゃない?ほら、シンデレラは紫鶴ちゃんなんだし』
『継母まで男かよ!!!配役くじ引きにした奴誰!?』
 
配役に関しては女性の数より男性の数の方が多いのですから、ミスマッチは仕方がありません。
背後が煩いようですが、白蘭……継母は全くお構いなしに紫鶴を見て笑います。
 
『そんな恰好してても紫鶴ちゃんは美人さんだしね♪』
『…御世辞をどうも、お義母様』
『う゛お゛ぉい白蘭、もうちっと意地悪な継母らしくしたらどーなんだぁ?』
 
一番上のお姉さんが呆れたように突っ込むのに、継母はそれもそうかと言う顔になりました。
 
 
『じゃあシンデレラ、"私も舞踏会に連れてって下さい"って言ってくれる?』
『賑やかな場所には興味ないんでどうでもいいです』
 
 
騒がしい所も華やかな場所も好まないシンデレラは、継母の言葉にきっぱり答えます。
『むしろ家で掃除をしている方が落ち着くから、舞踏会には行きたくない』と。
シンデレラがそう言うならいいか、と納得したように頷いた姉2人と継母ですが、一応もう一度尋ねました。
 
『…ホントにいいの?王子様とのハッピーエンド(はぁと)を迎えられないかもよ?』
『心底どうでもいいなソレ。私に構わずお義母様達はどうぞ、舞踏会を楽しんで来て下さい』
『シンデレラの話にあるまじき発言だなぁお前ぇ』
 
スクアーロお姉様の素朴なツッコミにも動じる事なく、シンデレラはお姉様達のドレスの着付けを手伝って。
丁寧に3人が出掛けるのを見送り、何処かうきうきと家の中の掃除に取り掛かるのでした。
 
『…ちょっと。何してるの君』
『ん?』
 
てきぱきと1階の掃除を終え、続けて2階の掃除に取り掛かろうとした時でした。
不意に背後から声が掛かったので振り返れば、そこにはいつの間にか魔法使いが立っていました。
 
『何だ、雲雀が魔法使い役か?中々ミスマッチで面白いなその恰好』
『大きなお世話だよ。それ以前に何で君はイキイキと掃除に熱中してる訳?』
 
真面目なシンデレラは、何事も一度やり始めたら最後まできちんとやらないと気が済まない人。
なので今もその精神に則って、継母達に頼まれた通りに家の掃除をしているのです。
若干の呆れと不機嫌さを滲ませて、魔法使いはシンデレラに尋ねました。
 
 
『君はやる気ある訳?』
『いいや、これっぽっちもないな』
『………へぇ』
 
 
迷わず断言された一言に魔法使いの眉間に皺が寄り、微妙に青筋が立ちます。
それもその筈。魔法使いはシンデレラが家から出てくるまで、ずっと外で待っていたのですから。
煌びやかなドレスに魔法、舞踏会に王子様。どれも夢見がちな女性辺りなら目を輝かせそうなシチュエーション
なのですが、現実主義者なシンデレラは髪の毛一筋程の興味も持ち合わせていない様子。
 
青筋を立てたまま、魔法使いは不意に不吉な笑みを浮かべました。
それを見たシンデレラは不穏なものに気付いたのか、僅かに身構えます。
 
『…散々僕を待たせた代償は払って貰わないとね』
『わざわざ私なんか連れて行かなくても、そこいらで誰か見繕えばいいじゃないか』
<<それだと話が進まないんですけど…>>
 
おずおずと突っ込みを入れた魔法の杖(声役:草壁)の言葉にも、シンデレラは端的に答えました。
 
『舞踏会なんて面倒くさい…絶対行きたくないから断る』
『…シンデレラってどういう話か知ってる君…?』
 
溜息交じりに魔法の杖を取り出した魔法使いに、途端にシンデレラは武器のようにモップを構えます。
魔法使いの指に大きな雲の炎が灯り、いつの間にかその手には手錠が握られていました。
 
『確かシンデレラは魔法で綺麗に着飾って、カボチャの馬車で城に行くんだよね?』
『…期待に副えなくて悪いが、この家には馬になるネズミも馬車になるカボチャも無いぞ』
『そんなファンシーな術を僕が使うとでも思ってるの?』
 
どうやら魔法使いは、普通に馬車を調達してきた様子。何処から調達したかは永遠の謎です。
窓の外にご丁寧に鎮座している馬車を見て、シンデレラは更に面倒くさそうな顔をしました。
 
 
『…謹んで遠慮します』
『僕はいつまでもこんな茶番劇に付き合う気はないんだからね』
 
 
魔法使いが放った手錠をモップの柄で叩き落とし、シンデレラは身軽にその場から逃れました。
それを見て切れ長の目を眇めた魔法使いは、長いローブから長ラン姿へと変わります。
 
『しょうがないね。…実力行使だよシンデレラ』
『手錠投げて来た時点で完全に実力行使だよな?』
 
トンファーのチェーンの攻撃をかわし、モップでチェーンを絡め取って打ち落とすシンデレラ。
しかし魔法使いもそれを予想して、新しい手錠を放ちます。シンデレラは紙一重でそれをかわします。
ならばと言わんばかりに増殖して襲い掛かって来た手錠の雨は、モップを回転させる事で弾き返しました。
 
『大人しくドレスに着替えて馬車に乗りなよ』
『絶対に嫌だ』
『…強情だね。捻じ伏せてでも連れて行くよ、僕は』
 
魔法使いが取り出したトンファーによる鋭い連撃を、シンデレラはモップで受け止めます。
そのまま二人は睨み合い、激しい戦いの応酬が始まってしまいました。
 
『…どうするんだよリボーン、紫鶴さんとヒバリさん戦い始めちゃったぞ?』
『ま、待つしかねーだろ。シンデレラが着飾って城に行かないと話が進まねーんだから』
『ハル達は早く、紫鶴さんにキラキラのフリフリドレス着せたいです〜…』
 
残念そうな顔をしているのは、可愛らしいドレスを何着も持っている妖精姿のハルでした。
その隣には同じく妖精の姿の京子とクロームも居て、シンデレラと魔法使いの戦いを見守っています。
この3人は魔法使いが魔法を掛けた時、シンデレラにドレスを着せる妖精の役なのです。
 
 
『紫鶴さん、キレーだからきっと物凄くドレス似合いますよ〜!!』
『私もそう思う!!クラシックなドレスがいいよね!!』
 
 
どうやら妖精達は早くシンデレラにに可愛いドレスを着せたくて仕方ないようです。
そんな脇の様子にも構わず、魔法使いとシンデレラの戦いはますます激しさを増していました。
 
『とうっ』
 
襲い掛かったトンファーの一撃をモップで受け止めるシンデレラ。しかし魔法使いは不吉に笑います。
 
『…それくらいで僕の攻撃が防ぎきれるとでも?』
『何?…っ!?』
 
もう一撃打ち込まれた時、とうとうモップの柄がばきり、とへし折れてしまいました。
目を瞠ったシンデレラでしたが、寸前で一撃喰らう事だけはなんとか回避してモップの先を投げ捨てます。
攻撃が掠めた際に破れたのでしょう。シンデレラの着ていた衣装が少しだけ破けていました。
 
『これ以上は戦えないでしょ?諦めたら?』
『何を言う。忍に"戦えない状況"なんてないぞ』
『……どういう事?』
 
魔法使いが眉を寄せると、シンデレラはにっこり笑んで…モップの柄で殴り掛かってきました。
鋭い連撃を何とかかわした魔法使いは、油断なくトンファーを構えたままシンデレラを睨み据えます。
 
『…棒術も使えるんだね』
『勿論。あらゆる状況で戦えるように鍛えられてるからな』
 
くるくると棍棒を扱うようにただの棒切れとなったモップの柄を振り回し、魔法使いに挑み掛かるシンデレラ。
それをかわしながらシンデレラを見た魔法使いは、すっと瞳を眇めて言いました。
 
『だったら、それでも戦えないようにすればいい訳だ』
『簡単にはいかないぞ?』
『どうだろうね』
 
 
妙に自信満々な魔法使いを見て、シンデレラは少し不思議そうな顔をします。
そして次の瞬間、一気に間合いを詰めた魔法使いに反応して、後退しようとした時でした。
シンデレラの腕を捕まえた魔法使いが、そのままシンデレラを自分の方へと引き寄せて。
 
『む……っ!?//』
『『『(そこまでやるか!?)』』』
 
何処からともなくツッコミが聞こえた気がしたものの、魔法使いは一顧だにせずシンデレラを捕まえました。
ワンテンポ遅れて状況に気が付いたシンデレラは大慌てで暴れ始めますが、後の祭りでした。
 
『って、ちょ…やめ、嫌だって言ってるだろうが!!!』
『煩いから黙ってなよ君。さっさとドレスに着替えて城に行くからね』
『むーーーー!!!』
 
口を塞いで体よくシンデレラを黙らせた魔法使いは、面倒そうに妖精達を促します。
慌てて駆け寄ってきた妖精達に捕まり、シンデレラは強制的に着替えさせられる事になりました。
 
『さぁシンデレラ、大人しくしてて下さいねー?』
『…暴れちゃ、ダメ』
 
流石に妖精達の前で容赦なく暴れる訳にもいかず、シンデレラは渋々大人しくなって。
煌びやかなドレスに着替えさせられ、シンデレラだからとしっかり用意されたガラスの靴まで履かされました。
仏頂面のシンデレラが隙を見て逃げようとするも、魔法使いがそれを許してくれる訳もなく。
 
 
『ほら行くよ』
『……こんなのって理不尽だ』
『"シンデレラ"なんだから大人しく覚悟決めなよ』
 
 
 
 
 
 
 
―――そうしてシンデレラは魔法使いに拉致られる事になりました。
 
 
 
 
 
 
 
 
―――――――――――――――――――――――――――END
後書き
一度やってみたかった童話パロディネタ。と言う訳で大抵の人は知っているだろうシンデレラからです。
シンデレラは当然ヒロイン。継母は白蘭で二人の姉はスクアーロと了平にーさんにです(カオス過ぎるw
え?魔法使いが雲雀なら王子役は誰なのかって?それは勿論王子役に相応しいあの人ですとも!!!←←
最初は雲雀を王子にしようかとも思いましたが、あまりにも捻りがないので魔法使いにしましたw
言っておきますがあくまでもパロディなので、シンデレラのストーリー通りには絶対に進みません(言い切ったw
なので京子達三人娘が妖精役なんてやってる訳です(笑)カオスギャグがやりたかっただけです、うん。
リボーンは舞台監督で、10代目はツッコミがお仕事(ェェェ)他に突っ込みをする人がいないのでww
今回はスク鮫もボケに回したので、このカオスな内容を取り纏めるのはやはりツナにしか出来ないかなと(オイw
配役の流れがカオス?それは彼らのくじ運の問題ですから私は何も悪くありませんよ、ええ!!(キッパリ
とりあえず、シンデレラは舞踏会へ行く事になります。魔法使いが拉致っちゃったからしょうがないけどw
冒頭のクリック?クラック!は断章のグリムより抜粋。一度やってみたかったんです御免なさい←
まだ続くので、はつかねずみは次回までお預け。次回もカオス全開ですがよろしくお願いしますw
それではお目汚し失礼致しました…お粗末様です(土下座

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脅かすんじゃねーよ馬鹿ぁぁぁ!!!

にゃおっす。深夜にホラゲ実況を見ている時に、行き成り愚弟が部屋のドアを開けた為、リアルにビクりました(汗)
ホラーもの見てる時はどうにも周囲が気になりますよね。静かだったから更に吃驚しましたよ…もう。
 
 
イケニエノヨルを見てる最中だったから尚更…(苦笑
 
 
ノックなしに行き成りドア開けられると心臓に悪い(汗)最近はよくホラゲーのプレイ動画とか実況を見てます。
九怨とかね。自分でプレイした事もあるんですが。自分では見落としてたイベントとかあったりしますし(苦笑
 
他によく見るのは呪怨のプレイ動画でしょうか。未だに怖くてまともに画面を見られずにいますけど←←
別窓を確認する為の小っちゃいウィンドウで見るくらいが精一杯です。未だに怖いんですよあのゲーム。
 
まぁイケニエノヨルも結構怖いですけどね。でもナナシノゲエム系で慣れてるから、そこまで怖くはないです。
その代わりに他の吃驚イベントにビビる事が多いです。マネキンとか女の子とか色々とね(遠い目
 
 
でも動画も見たいけど、小説も書きたいんですよねぇ…(ふぅ
 
 
そう言えば明日は金環日食ですっけ。早朝にしか見られないって事は、多分私は寝てる気がする(笑)
見ようにもこの薄曇りの空じゃ見られるかどうかも微妙ですし。でも最近は明け方近くまで起きてるしな〜。
 
丁度いいので徹夜してスタンバっちゃおうかなぁ。まぁ眠くなったら素直に寝る事にしますけどね(キリッ
どっちみちあんまり天気が良い訳ではなさそうなので…ちゃんと見られたらラッキーって感しです。
 
 
 
 
 
昨日の内に10代目CPの短編シリーズ1話目を更新してあります。
タイトル通り、秘密の約束と鍵のお話。まぁ厳密にはCPって感じではないんですが。
 
仲間以上恋人未満みたいな、結構曖昧な関係です。でもお互いが特別な存在って事は確か。
精神的にお互い寄り添ってるって感じ。そんな話を書いて行こうかなぁ、と思ってます。
 
CPって感じでいちゃいちゃはしませんが、別の意味では結構ラブラブしてるかも…しれません。
恋人同士ではないのですが…うん、後々に周囲に疑われるくらいにはない可能性高い…かなww
 
それでは今日はもうこの辺でw
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
ではでは……Arrivederci♪

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Secret Promise Key(ツナ+10CP)

本心を隠す事も、嘘の笑顔を貼り付ける事にも慣れていた。昔は嘘を吐くのも、感情を殺すのも下手だったのに。
いつの間にか自分を偽る事に慣れてしまっていた事に、オレはまだこの時は…気付いていなかった。
 
 
 
『………駄目だ。眠れない…』
 
 
そう呟いた綱吉は、ゆっくり身を起こした。時計を見ると、時刻は丁度深夜を示していて。
軽く溜息を吐いた綱吉はベッドを下り、足音と気配を殺しながらこっそりと部屋を出て外に出る。
この時間帯ともなれば、他の守護者や使用人達は皆寝ている筈だ。気配に敏感な者を起こしたくはない。
 
『(うわ、寒っ…)』
 
もうすぐ夏とは言え、夜中の空気はまだ肌寒い。上着を持ってこなかった事を少しだけ後悔した。
夜の空気のように意識が明瞭とした頭。実は綱吉はもう何日も、こうして眠れない日々を送っている。
原因は自分でも分かっている。人を殺した所為だ。あの嫌な感覚が、こびりついて離れない。
鉄錆臭い血の臭い。骨が折れた時特有の嫌な音と感触。それら全てが、まざまざと脳裏に甦って身震いする。
 
『(……情けないな、オレ)』
 
疲れているだろう仲間達には、ゆっくり休んで欲しかった。怖くて眠る事が出来ない、自分の分まで。
ふらふらと暫く外を歩いていると、小さな小川を見つけてしゃがみ込んだ。
済んだ川は月の光を反射して、辺りを照らしていた。綱吉は川に手を浸して、また溜息を吐く。
川にこうして手を浸せば、この汚れた手も少しは綺麗になるのだろうか?そんな事を考えて目を伏せる。
 
手を入れるには冷たすぎる水だったが、構わなかった。今日も人を殺した。明日もまた、誰かを殺すのだろう。
あれほど澄んで見えた川が紅く血に染まるような気がして、身を竦ませた時だった。
 
 
『…良い子はもう寝る時間じゃないのか』
 
 
急に背後から声を掛けられて驚いて振り向けば、夜の闇の中にぼんやり白いものが浮かび上がる。
やがて月光の中に姿を現したのは、闇に融け込む黒髪と黒い服を纏った、菫の瞳の少女。
 
『紫鶴…』
『春とはいえ、夜中は肌寒いんだ。風邪でも引かれたら困るだろう』
 
呆れたように放られた上着を羽織り、綱吉は弱く微笑んだ。
 
『うん…分かってる』
 
何処がだ、と紫鶴は突っ込みたそうな顔をしていたが、溜息を吐いただけで何も言わなかった。
それからぼんやりと川面を見つめている綱吉を暫く見て、歩み寄って来た。
手を掴んで水の中から手を引きあげた紫鶴は、綱吉の手を握ったまま眉根を寄せる。
 
『冷え切ってるじゃないか、全く…』
 
赤くなっている綱吉の手を握ると、そのまま引きずるようにして歩き始めたので目を瞬く。
綱吉が行き成りの事に驚いている間に腕を取られてしまい、思いきり動転する。
 
『え…し、紫鶴!?』
『大人しくしてろ。アジトに戻る気がない事くらい分かってる』
 
逃げられないようにしっかり腕を絡めた紫鶴は、構う事なくずんずんと足を進めていく。
 
 
『じゃあ、何処に行くの?』
『私の屋敷だ』
 
 
端的にそう言われ、綱吉はアジトに戻される気配がないのを悟り、好奇心が先に立った。
雪月花の本拠地である泉月家の屋敷は、ここから行くには少し遠い場所にある。
まさかそんな所まで引きずっていくつもりなのか?と首を傾げると、顔色を読んだらしい紫鶴が口を開いた。
 
『…本家まで一々戻るのも大変だからな。この近くにある屋敷をよく使うんだ』
『そうなんだ…』
『まぁ、緊急時に使う隠れ家みたいなものだな』
 
任務などで深手を負い、本拠まで戻るのが大変な時。疲労で戻るのが億劫な時などによく利用するらしい。
頷いた綱吉はふと、紫鶴の事を何も知らない事に気が付いた。彼女の家の事、当主としての役割。
知っているのは少なくとも両親との事だけで、後は性格や名前といった事以外…殆ど何も知らないのだ。
 
『…どうした?急に大人しくなって』
 
何だかいつもより、距離が近い。心臓が不意に跳ねた。
 
『う…うん。考えてみればオレ、紫鶴の事あんまりよく知らないなぁって…』
『私だってお前の事をよく知っている訳じゃない。御相子だろう?』
 
肩を竦めて言われた言葉に、思わず嘘吐け、と言い返しそうになる。本当は色んな事を知っている筈なのに。
自分の事情や素性、仲間達の事だって。知ろうと思えばどんな事だって分かる立場なのだから。
けれど滅多に私事を覗かせない紫鶴が珍しく誘ってくれたのだ。それなら乗ってみるのもいいかもしれない。
 
 
『じゃあ、お邪魔させて貰おうかな』
『…屋敷には人なんかいないから、あまり構えはしないぞ』
『いいよ別に』
 
 
どうせ後は寝るだけだったし、と言うと、紫鶴はあっさりと腕を放してくれた。
紫鶴の屋敷は、彼女が一人で暮らすには大きすぎる程だった。そこまではよかったのだけれど…。
 
『…で、何でオレは行き成り脱衣所に放り込まれてる訳?』
『冷え切ったままで居たら風邪を引く。生憎ここの暖房器具は仕舞いっ放しなものでな』
 
身体を温めるにはこれが一番早い、と言われてそれもそうかと納得する。
 
『お湯は温めてやるから入って来い。つべこべ言うと服のまま風呂桶に放り込むぞ』
 
有言実行されそうなので、綱吉は苦笑しながらも大人しく風呂に入る事にしたのだった。
紫鶴が温めてくれたお湯は丁度いい温度で、ほっと息を吐く綱吉。
少しすると扉が開くような音がした事に気付いた綱吉が振り返ると、紫鶴の声がした。
 
『湯加減はどんなだ?』
『ああ、うん。丁度いi……って紫鶴!?なんで入って来てるの!?』
 
ぺたぺたとタイルを裸足で歩く音に気付き、思わず声を上げて背中を向ける綱吉。
湯気が凄くて紫鶴の姿は見えないが、だから良いと言うものではない。
 
『私だって寒い。お前が出てくるのを待ってたらお湯が冷める』
『だ、だからって…もう少し恥じらいと言うか…』
 
しかし紫鶴は聞く耳を持ってくれなかったらしい。水音がする事から考えると、シャワーを浴びているのだろう。
風呂で温まったのとは別の熱さが頬に灯り、綱吉は赤くなっているだろう顔を想像して溜息を吐く。
もし自分が何かしようとしたらどうするのだろう?紫鶴は変な所で無防備で鈍い。
少しすると紫鶴も湯船に入ったらしく、まともに波が顔に掛かって悶々としていた綱吉は驚く。
 
 
『わ…っ、何するんだよもう!!』
『ぼけーっとしているお前が悪い』
 
 
笑いを含んだ声に反論する気も失せ、代わりに質問が口を突いて出た。
 
『紫鶴は、ここに一人で淋しくないの?』
『一人の方が気が楽だからな。忍が集団行動をする事は珍しい』
『…そう?』
 
一人がいいと言う紫鶴。一人で居るのが怖い自分。もしかして、紫鶴はそんな自分を構いに来たのだろうか?
いつだって人と必要以上に関わる事を嫌う紫鶴にしては、珍しい行動だと思う。
 
『で?…どうせまたくだらない事考えて眠れなくなったんだろう?』
 
ぎくり、と肩が跳ねた。本当に紫鶴は、こう言う事に関しての観察眼が鋭いのだから困る。
どんなに隠しても、彼女にだけは嘘が吐き通せないのだ。人を殺した嫌な感覚が、幾ら拭っても消えない。
黙り込んでしまった綱吉を見て、小さく溜息を零した紫鶴が幾分優しい声で言う。
 
『辛い時や苦しい時くらい、泣いたっていいだろうに…』
 
いつの間にか近づいていた紫鶴が、そっと濡れた髪を撫でてくれる。
 
『…それは紫鶴だって同じだよ』
 
綱吉は思わず言い返した。辛いや苦しいどころか、痛いとすら人前で口にした事がない紫鶴。
どんな時でも弱さを見せようとしない所は、自分以上に頑固で意地っ張りな癖に。
 
『幾ら一人が気楽だからって…淋しい時くらいあると思うよ?』
『だったら、お前が遊びに来い』
 
紫鶴の手が光り、眩しさに目を瞑る。目を開けると、紫鶴の細い指先に銀色の物体がぶら下がっていた。
 
 
『……鍵?』
 
 
古い形状の鍵を見て目を瞬いた綱吉は、『手を出せ』と促されて素直に手を差し出す。
すると紫鶴は綱吉の手の平に何事か指先で陣を描き、その上に鍵を置いて軽く指でちょんと突つく。
途端にまたぱぁっと光が満ちて、何かの力が身体に流れ込むのを感じて目を開くと、手の上の鍵が消えていた。
 
『…あれ?鍵は?』
『お前の身体の中だ』
『……えええ!?勝手に何て事するんだよ!?』
 
さらっと言い放たれた一言に思わず声を上げて紫鶴に食って掛かると、紫鶴は平然と言う。
 
『便利だろう?鍵を忘れる心配もなければ、盗まれたり失くしたりする心配もない』
『そう言う問題じゃなくて……もういいや。ありがとう』
 
右手を握ったり開いたりしながらそう言って、自分の身体に異常がないか一通り確かめる。
特に何か変化があった訳ではない事を確認し終え、はたと気が付いた。
 
『…ちょっと待って、これどうやって出すの!?』
『心配するな。鍵を出す簡単な条件を付けておいた』
 
こちらを向く紫鶴。濡れた髪が何だか色っぽくて少しだけどきんとする。
 
『一人の時に鍵の事を頭に思い浮かべて、"大好きー♥"って言えば…』
『絶対言わないし言えないよ!?』
『冗談だ』
 
むしろ本気だったら困る。とりあえず冗談であった事にだけはほっとする綱吉。
いつも通りのポーカーフェイスのまま、紫鶴は言った。
 
 
『ただ私の名前を呼べばいい。そうすれば鍵は現れる』
『紫鶴、って言えば…いいんだね。分かった』
『…秘密だからな?』
 
 
それくらいなら何とかなりそうだ。存外にまともな条件付けに綱吉は安堵の息を吐いた。
真剣に念を押してくる紫鶴にしっかりと頷いた。嘘を吐くのは今でもあまり得意ではないけれど。
それでも秘密をぺらぺらと喋るような、軽い口を持っている訳ではない。
 
『怖くなった時、眠れない時だけでいい。ここに来い。ここには私が居る』
 
苦しい時、辛い時…その痛みを受け止める盾になってくれる。その気遣いが酷く有難かった。
求めればここに居てくれる。手を伸ばせばそこに在る、優しくも温かい秘密の居場所。
ぐっと右手を握り締めた綱吉は、ふとある事に気が付いて紫鶴に尋ねた。
 
『でも…紫鶴が淋しくなった時はどうするの?』
『……その時は、私がお前を呼ぶ』
 
 
 
 
 
 
 
―――互いの名前を呼ぶ意味。それは、互いの苦しみを和らげる魔法。
 
 
 
 
 
 
 
 
―――――――――――――――――――――――――――――END
後書き
ヒロインと10代目の秘密の約束のお話。ヒロインの隠れ家に来る為の鍵を10代目は貰った訳です。
10年後も相変わらず戦う事や人を傷つける事が嫌で、でもそれを中々表に出せなくなってる状態のツナ君。
ボスとしての立場もあるし、役目もありますしね(苦笑)自分の重圧に潰されかけてる感じでしょうか。
自分に嘘を吐いて我慢してるけど、やっぱり恐怖は消えないし嫌悪感も残ってるんですよ(苦笑
なので悪夢を見ては夜眠れなくなってしまい、一人夜の散歩をしてるツナ。ヒロインはそれを知っています。
何故自分だけの隠れ家にツナを連れて来たかと言うと、痛々しく見えてツナを放っておけないから。
ツナに我慢させない為に、秘密の場所を作ってくれます。弱音吐いても泣いても、許される居場所をねw
どうしてツナを放っておけないのかは…昔ヒロインも同じ思いをした事があったからかもしれません。
しかしこの鍵には実はとんでもない仕掛けが(笑)どんな仕掛けなのか、はまた次回辺りで分かるかもw
ちなみにこの話、ツナとヒロインは仲間以上恋人未満な感じの関係のまま進行します(ここ重要
嘘を吐かずに居られる場所として、今二人はお互いの存在を求めている。まぁそんな感じです。
と言う訳で次回は一晩ヒロインの屋敷に泊まったツナと、ヒロインから渡された鍵のお話になる予定。
それではお目汚し失礼致しました…お粗末様です(土下座

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今日は何だか暑そうですね

にゃおっす。今日は綺麗に青空が広がってていい天気です。今までの天候不順が嘘のような、雲一つない快晴。
今日は結構暑くなりそうですね。でも風自体はあんまり温かそうではないのがちょっと困った所です。
 
 
まぁ私にはあんまり天気の良し悪しは関係ないんですけど。
 
 
と言うより何だか頭が熱くて結構ぼけーっとしてます。うーん、おかしいな。ちょっと熱ダウンした筈なのに。
頭が痛いのであまり起きていたくはないです(苦笑)ダルいし気持ち悪いしで、具合はあまりよくありません。
 
休んだ方がいいかなーとも思うんですけど、休まなきゃいけないほど辛くもないのでいいかなー(オイコラw
まぁうん、頭痛は我慢するとして熱っぽいのはどうにかしないといけないので、風邪薬飲む事にしました。
 
家にある常備薬の風邪薬でも何とかなるでしょう、うん。にしても本当に頬が熱いです。恋とかじゃなくて。
寝転がってるのも暇なので久々にBASARAでもやろうかな。小十郎か佐助で天下統一したいぜよ。
 
 
でも起動するのが面倒臭い私。ものぐさ全開←←
 
 
ゲームはしたいけど起動するのがめんどい。テレビ見ようと思っても面白い番組がある訳でもないですし。
なんか最近あまり暇を潰せるものがないんですよねぇ。なので小説のネタを考えてばかりいます。
 
なので無駄にネタばっかり出るんですが、書く時間があまりない現実。まぁいいや、まったり行きましょう。
PS3で出来る新しいゲームが欲しい今日この頃。…バイオハザードでも買おうかしら(ヤメイww
 
 
 
 
昨日のうちに獄寺の卒業式シリーズ4話目を更新してあります。
ようやっとちょっとだけ獄寺が頑張ります。相変わらずヘタレでツンデレですけどね!!
 
獄寺の恋模様はプラトニックで不遇で中々進展しないくらいが丁度いいと思ってます。
ツンツンし過ぎて中々進展しなかったり、奥手過ぎて率直に話が進められなかったりとかね(オイコラw
 
…そう言えば最近小説書いてもあんまり読んでくれてる人いないっぽい?
人があまりいないからかもしれませんけど。まぁいいや、細かい事気にしない。めんどいし。
 
懲りずに小説を量産していくつもりではいます。緋色が来るまではねw
それでは今日はもうこの辺でw
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
ではでは……Arrivederci♪

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霧夜 雪乃
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