JHGのブログ

無線技術の興味によつて行う自己訓練、通信及び技術的研究

・TM-255・455

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TM-255 調整、LED化

KENWOOD TM-255

パネル照明切れのため、LED化

大エンコーダーがぐらぐらしています
ネジの増し締めで治りました

イメージ 1

フラット型LED

電流制限抵抗270Ω

電解コンデンサーなどの異常は認められませんでした

イメージ 2

周波数調整


イメージ 3

デビエーション

規定の4,4Khz

イメージ 4

スプリアス良好


イメージ 5

出力

HI 35W
LO 5W

イメージ 6

Sメーター点検


イメージ 7

受信感度

ー137,2dBm (SINAD)

イメージ 8

TMのMはモービル用ということでしょうか

LED化は白色パネルになるので、文字がハッキリと見えるようになります

イメージ 9

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KENWOOD TM-255

電源入が入らないとのことで、お預かりしました。

真っ暗です。

TM-255はオールモードのモノバンドで、TR-751の後継機です。

SSBが静かで優秀な無線機ですから、何とかしたいですね。

イメージ 1

回路図を追い掛けながら、テスターでチェックしてゆくと、F601で電圧がストップしていました。

F601は、1Aのヒューズです。

イメージ 2


F601の場所はここです。

イメージ 3

25と書かれている部品がF601、1Aのチップヒューズです。

これが飛んでいました。

しかし、この部品はそのへんでは売っていません。

イメージ 4

ヒューズが飛んでいるわけですから、そこをバイパスさせてしまえば通電します。

しかし、代替として使えるものはないかとマルツパーツ館にて探しました。

過電流保護素子 2A自己破壊

これ、使ってみます。

イメージ 5

取り付けました。

使えるものは何でも使えです。

イメージ 6

このボリュームが硬くてビクともせず、抜けません。

接着剤で付けてあるかのようです、案外そうかも知れません。

これ以上、力まかせに抜くとシャフトごと逝ってしまう可能性があるので断念しました。

よって、ボタン止めのスポンジは交換出来ませんでした。

イメージ 8

周波数調整。


イメージ 7

FMデビエーション調整

規定の4,4Khz 

イメージ 9

スプリアス良好


イメージ 10

出力

HI 40W
LO 10W

イメージ 11

受信感度

ー136,2dBm (12dB SINAD)

イメージ 12

無事、電源が入るようになりました。

LED化もOKです。

イメージ 13

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KENWOOD TM-455 点検

KENWOOD TM-455

点検のため、お預かりです。

定番のLED化

イメージ 1

電源スイッチの入りが悪いですが、シャフトが長いタイプのものは特注品。

ゆっくりと奥まで押し込むようにすると、確実に動作します。

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ボタン止めのスポンジが劣化してボロボロです。


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スポンジが加水分解し、べとべとです。

ピンセットにまとわり付いて大変。

イメージ 4

スポンジを交換する方法が良いですが、スズメッキ線を巻いて抜け防止にしました。

再び劣化しないこの方法がいちばん確実です。

イメージ 5

レセタクブル交換希望です。


イメージ 6

N型に交換です。


イメージ 7

菱形のNコネクタは入手困難です。


イメージ 8

周波数調整。


イメージ 9

出力

HI 50W
LO 10W

イメージ 10

FMデビエーション

4,4Khz

イメージ 11

スプリアス良好。


イメージ 12

受信感度。

ー138,3dBm (12dB SINAD)

イメージ 13

TM-455はLEDにすると、白い半紙に墨黒で書いたような侘び寂び感になります。

水墨画パネルの完成。

イメージ 14

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KENWOOD TM-455 点検

KENWOOD TM-455

点検のため、お預かりしました。

JHGのブログでは、LED化を自分でやりたいのだけれどどうすればよいのでしょう?
という問合せがきます。

自分でやりたい方のために、TM-455の方法は次のとおりです。

ハンダ吸収線です。

イメージ 1

先端を斜めにカットすると使いやすいです。


イメージ 3

網線の上からハンダごてを当て、溶けたハンダを吸わせます。


イメージ 2

ヤニ入りハンダ。

0.8mmくらいの太さが使いやすいです。

ハンダ付けの作業は、母材表面の酸化膜を除去するための洗浄工程があります。

ヤニ入りハンダの「ヤニ」とは松脂のことで、ヤニが熱で溶け出して酸化膜の除去と洗浄をすることでハンダが良く定着します。

同時にハンダの濡れ性も良くなり、ヤニが蒸発するとガビガビで玉になってしまいます。

イメージ 4

ペースト。

塩化亜鉛とワセリンが成分で、ヤニと同様、油脂、酸化膜の除去と定着のために使います。

ペーストは少し厄介で、あとで悪さをします。

徐々に水分を吸い、成分の酸がサビを発生させたりします。

ハンダの流れが悪くなったときに少量使うと、サッと濡れ性が回復するのであると便利です。

イメージ 5

残ったペーストは、無水アルコールで拭き取ってください。


イメージ 6

フラックス。

ヤニの松脂は常温では硬くて塗れません。

フラックスは松脂をアルコールに溶かして塗りやすくしたものです。

松脂には酸の成分がないので、あとでサビることはありません。

ペーストもフラックスもハンダ付けの補助として使いますが、ハンダの表面にツヤが出て仕上がりがキレイになるのはペーストのほうだとJHGは思います。

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LEDは先がカットされて、光が拡散するタイプのものを使いました。


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発光ダイオードの電流はのとおりにアノード(A)からカソード(K)の方向に流れます。

足の長いほうがアノード+です。 
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ハンダ付けしたら点灯するかどうか試してみましょう。

デジタルテスターにダイオードテストがある場合、テスター棒の赤(+)からはプラスの電圧が出ています。

イメージ 10

赤いテスター棒をアノード(+)、黒いテスター棒をカソード(ー)に当てるとLEDが点灯します。

取り付け方向と点灯を確認しておきましょう。

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チップ抵抗を取り外します。

R14 10Ω

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270Ωの抵抗に交換します。


イメージ 13

LED化の終了です。

自分でやりたい方には参考になったでしょうか。

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電解コンデンサーのオール交換です。


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信頼性向上のため、コンデンサーはリード線の足を曲げて取り付けられています。

振動ではゆるみにくいのですが、交換するとなると手間がかかります。

鉛フリーハンダが使われており、ある程度高い熱を加えないと溶けてくれません。

なかなか抜けないです。

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自分でやりたい方のために、抜けないコンデンサーを抜く方法をお見せします。

コンデンサーの足を、ニッパーで切ってください。

やににくければ胴体を真っ二つに切ってから、残骸を取り除いても良いです。

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基板に残る足は、出来るだけ短かくしてください。


イメージ 18

裏側から足をピンセットでつまみ、ハンダこてを当て、溶けたところを引張り出します。


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残った足は、こんな感じに取れます。

基板へのダメージも少ないです。

イメージ 20

穴はハンダで塞がっていますので、ハンダ吸収線や、ハンダ吸い取り器で残ったハンダを処理してください。

吸い取り器を使うほうが楽だと思います。

どうしても穴にハンダが残ってしまうときは、追いハンダ(さらにハンダを追加すること)をしてから再トライすると良いです。

イメージ 21

電解コンデンサーをオール交換しました。

日本ケミコン 105℃品

イメージ 22

長年、お疲れ様でした。


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MコネクターをNコネクターに交換して欲しいとのことです。

菱形のNコネクターは入手困難で、そのへんにはありません。

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KENWOODに部品を注文しました。

TS-790の1200ユニット用保守部品。

たまたま有りましたが、いつまで有るか分かりません。

値段は「え!」っというほど高いです。 中古のハンディー機なら買えてしまうかも。。。

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交換しました。


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Sメーター調整。

SSB

イメージ 27

Sメーター調整。

FM

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周波数調整。

TCXOで、とても安定しています。

イメージ 29

FMデビエーション調整。

規定の4.4Khz

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送信出力調整。

HI 42W

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LO オーナー様の希望により

1.7W

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受信感度。

ー125.0dBm (12dB SINAD)

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スプリアス良好。


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液晶パネルが白地に黒文字になって、見やすくなりましたね。


イメージ 35

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KENWOOD TM-255 点検

JHGが好きな車は、初代VWゴルフ1でイタリアのジウジアーロがデザインした車です。
イメージ 1
JHGは、この車の次のモデルであるゴルフ2を所有したことがあり、楽しかった思い出がありますが、あこがれていたのはゴルフ1のほうでした。

現在の車と比較すれば、燃費も性能もずいぶん劣りますが、部品が新しく交換されてリニューアルされたら手に入れるかも知れません。

自分のツボにはまったら、多少の不便など気になりません。

無線機だってそのとおりだと思います。

自分のツボにはまった無線機は、所有して、ながめて、使って楽しいのです。

良いものは、長く使いたいものです。

KENWOOD TM-255 

点検のためお預かりしました。

この機種だけではありませんが、ボタン止めのスポンジが劣化してボロボロになりますが、オーナー様にて対策済みです。

しかし「F・LOCK」のボタン1個が無くなっており、メーカーにも部品はないとのことです。

イメージ 2

なければ作るしかないですね。

歯ブラシの柄をヤスリで削り出し中です。

イメージ 3

形をととのえて。


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ボタンの完成、これでOKです。


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バックライトのLED化。

電流制限抵抗は、270Ωに差し替えました。

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白色LED化は見やすくなると思います。


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セパレートケーブルの被服が剥がれ、網線がむき出しになっています。


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熱収縮チューブを被せて保護しました。


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TM-255はいい部品を使っています。

裏側

イメージ 10

表側

基板のレイアウトも良く、電線の少なさや取り回し、各コイルなどしっかりとした作りです。

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内部の熱を排出するファンの風は、ファイナルの冷却フィンを効率良く通ります。


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TCXO 温度補償型水晶発振器です。

いい部品ですね。

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このVRも、ほんとうにいい部品を使っています。


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電解コンデンサーのハンダ付けですが、リード足が曲げてありますよね。

振動などにも耐える信頼性のある方法です。

しかし、コンデンサーをオール交換する場合にはとても厄介な付け方です。

鉛フリーハンダと相まって取れない抜けない、JHG泣かせです。

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電解コンデンサーオール交換のため、全ての基板を取り外します。


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ファイナルの基板です。


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日本ケミコンの105℃品に交換。

全て耐圧をアップしました。

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長年、お疲れ様でした。


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コンデンサーのオール交換はリスクを伴います。

工場出荷時の状態はすべてご破算になります。

腹わたが入れ替わるわけですから、場合によっては不調になることもあるでしょうね。

おそれていたことが起こりました、HIパワーのままでLOパワーになりません。

これは参った! 

新しいコンデンサーにした場合、電源投入は少ない電圧から徐々に電圧を上げてゆきます。

しかし、どうしても突入電流が起きてしまいます。

Q418破損してました。

原因究明に時間がかってしまいました。

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Q418 デジタルトランジスタ DTC124EK

これです。

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DTC124EK 交換。

LOパワーOKです。

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送信出力

HI 規定の42W
LO 5W

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さすがのTCXO、周波数の安定性は見事です。

SSBでも抜群です。

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Sメーター調整。

SSB

イメージ 25

Sメーター調整。

FM

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FMデビエーション調整。

規定の4.4Khz

イメージ 27

受信感度

ー140.9dBm (12dB SINAD)

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スプリアス 良好。


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SSBの受信がとても静かです。

TM-255は良い作りですね、この無線機はおすすめです。

イメージ 30

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