ドクターの春夏秋冬

不妊治療の現役医師が多忙な毎日の中、幅広いジャンルからテーマを選び、語りかけていきます。

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ジャカルタ恐るべし

4月7日から4月11日までインドネシアのジャカルタで開かれた、ASPIREというアジアの生殖医療の学会に参加しました。以前クアラルンプールのある会で誘われたことが、参加のきっかけです。
当院からは3題の演題が採択され、口頭発表が1題、ポスター発表が2題でした。
アジア人が話す英語は、欧州やアメリカのそれよりも難しく、ディスカッションの際独特な英語に悩まされましたが、当院の最先端医療のレベルを紹介できたのではないかと思います。
学会は大都市ジャカルタの真ん中で行われ、会場からホテルまで地下通路で繋がっていて、スムーズに行き来ができる立派な会議場でした。
赤道直下のため外は暑かったのですが、会場はクーラーがとてもよく効いていて、長袖でスーツを着てネクタイをしていないと寒く、風邪を引きそうな程でした。
東南アジアを旅行する際はいつも、生野菜や氷などの食べ物に注意をしていて、歯磨きの水もペットボトルの水を使用しました。食事は会場とホテルで取り、ほとんど外へ出ませんでした。 
吉野家やペッパーランチ、デパートのそごうが入っている、大きなショッピングモールへ一度だけ行き、きちんとしたレストランでインドネシア料理を食べました。
ところが当院から学会に出席した5人のうち、私も含め男性3人は、その後ひどい下痢に悩まされてしまいました。当初1日、2日で治るだろうと甘く見ていましたが、症状は1週間続きました。5日目と6日目にはおじいさんの手のように(元々おじいさんなのですが…)、手のひらがしわしわになり、クリニックで点滴を打つはめになってしまいました。
急激な下痢・発熱・嘔吐ではなかったのですが、なかなか治まらず、大腸ファイバー検査の前1、2リットルの大量の下剤を飲んだときのように、腸が空っぽの状態が続きました。口にするものにしっかりと気をつけていたので、食あたりの原因が思い当たりませんが、ジャカルタ恐るべし、というのが私の感想です。
これまでセブ島・バリ島・シンガポール・ベトナム・マレーシアに行きましたが、このようになってしまったのは初めての経験でした。日本人の生活があまりにも清潔で、世界の普通の国にいる雑菌に対しても極めて抵抗性がなく、いかに脆弱であるかを物語るエピソードとなりました。
皆さんもジャカルタに行かれるときはお気をつけて。

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