午前
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6月4日(金)10:49
金 1210.0(▼12.6)
銀 1793.10(▼38.40) 白金 1542.9(▼7.5) パラジウム 450.80(▼2.50) 原油(WTI) 74.61(△1.75) SICOMゴムRSS3 360.00(▼5.00) 本日の海外市場の終わり値は上記の通りとなった。
NY金は続落。世界的な株式市場の回復や、翌日に好結果が期待される米雇用統計を控え、利益確定売りが優勢となった。5日移動平均線水準(1217.3ドル)や前日の安値1215.0ドルを下抜いたことで、テクニカルな売りが加速し、一時は1202.4ドルと1200ドルの大台へ接近する場面があった。後半は安値修正に幾分値を戻しもみ合い相場となった。この日のユーロドルは1.215ドル水準まで下落したものの、欧州通貨建ての金相場も株価回復で、軒並み利益確定売りに軟化した。ドル建てで取引されるNY金は、(対ユーロでの)ドル高による割高感が意識された面もあるもよう。
この日発表された5月のADP雇用統計は5.5万人(前回6.5万人、予想7.0万人)と予想にはとどかなかったが4ヶ月連続のプラスとなり、ISM非製造業景況指数の構成項目である雇用指数は50.4(前回49.5)と上昇、翌日4日に発表される米雇用統計に期待感が広がった。
そんな中、この日、ホーニグ・カンザスシティ連銀総裁は「FRBは政策金利を夏の終わりまでに1%へと引き上げる事が適切、最終的に3.5-4.5%まで引き上げるべきか」「“長期間にわたり異例の低金利を維持”との確約を撤回すべき」などタカ派的なコメントを発した。この総裁はもともとタカ派的ではあるものの、最近の米経済指標の堅調などで、早期の利上げ期待が強まった。一方、昨日は海外市場で、「ECBが来週の会合で0.50%の利下げを行う」との噂が流れたようだ。これがユーロとドルの命運を分けることとなった。ユーロドルは下落、欧州式市場は概ね上昇、欧州通貨建て金は下落と、欧州市場はちぐはぐな商状、NY金は米雇用統計の発表を翌日に控えるため、下落後は様子見気分が高まった。 尚、3日の金ETF最大手SPDRの保有残は、1289.84トンと21.3トン増加した。
NY金は続落したが、25日移動平均線(1203.9ドル)に支持され、下ヒゲ線を伸ばしている。総じて言えば押し目を入れただけと見る。ただ、1230ドル水準からの上っ放れの機を逃したことは事実で、大雑把に言えば、1200〜1230ドルのラリーとなるのかも知れない。
東京金4月限はNY安を嫌気、一時3600円の大台を割り込み下落した。ただドル円が昨日に引き続き堅調となっており、92.8円あたりで推移(10:40頃)、この円安にサポートされ、4月限は3610円台へ値を回復。一方、NY金8月限は時間外取引で1208.8ドル近辺と小幅安。
今夜を見るか、本日押し目買いすべきか。
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