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「ロシア革命は『資本論』の論理に沿った革命だ!」…落馬するパウロの気分

マルクスを読めていないですね。マルクスは一つは自分の理論を西ヨーロッパに限っていたこと、しかも、ロシア革命は資本論に反した革命ではなく、資本論の論理に沿った革命であること、唯物史観は単線的発展の時間軸で把握するのではなく複合的発展の弁証法で理解しなくてはなりません。

この文章はマルクスを擁護するためにソ連は社会主義ではなかったといいたいのでしょうが、ソ連はまぎれもない社会主義です。それもマルクスの理論に叶った。バクーニン始めアナキズムはマルクスが生きている時からマルクスの理論の強権制を指摘していました。

もちろん、マルクスにも古典としての価値はありますが、もうソ連が崩壊した中、マルクスについてのこんな議論は意味がありません
 
2011/6/15()のエントリー「俺のソ連がそんなに『社会主義』なわけがない! 」に対して頂戴したコメントです。
 
よくわからないところもありますが,非常に生産的な議論ですね。前半数行は特に。
 
単線的発展論への批判など、殆ど僕が従来から主張していたことと同じと思ったら,一か所違います。資本論の論理に沿った革命だと。西欧に限定されるなら,ロシアはそこから外れるから,そこで革命が起きたのは『資本論』とずれているとなりそうですが、そうではなくて,逆に『資本論』通りなのだというんですね。でもこれ,確かにいえているかもしれません。『資本論』を複合的発展論の反面だけをまとめたものであるとみれば,非西欧での「弱い環」での革命は,未完に終わった複合的発展論体系全体の論理から導き出せるというわけです。

西欧についての理論だけで十分なら,インドやロシアについての晩年の研究は,耄碌爺のタダの道楽ということになります(もっとも内容次第では結局そうだったということもあり得るのですが),少なくともマルクス自身の思い込みでは,資本の文明化作用の及ぶ範囲は西欧だけにはとどまらないということになっていたようです。
 
で,そうだとすれば,資本論自体は西欧に対象が限定されるといっても,その外に非西欧があることを前提にしたうえでの限定ですから,資本論だけ,西欧対象の議論だけで論理は完結せず,西欧に現れた論理の外にありながら,これと内的に関連する非西欧の論理がある,それは,資本論の論理に沿ったものだ,というご指摘は,実に「目から鱗」すね。
 
Voraussetzung (想定)というやつですね。当面の対象の外の世界を承認しつつ,当面の考察の外に置くというやり方です。

もっとも,それでもその革命後の社会は,世界史的な意義においては過渡期国家であり,一国的意義においては国家資本主義に過ぎないと思いますけどね。
 
先ほどよくわからないと書いたのは,この点です。「ソ連は紛れもない社会主義です」という結論があるだけで,根拠も説明も示されていません。理由もなく物事を断言するような方ではないので,理由があってのことに違いありません。是非,そこのところを教えていただければ,と思います。
 
僕が資本主義だという理由は,単純で資本・賃労働関係と商品生産があってそれは,次第に発展定着していったからです。そして,今日のロシアや中国へと到達しました。1917や1949の革命で何とか産み落とされた資本主義がようやく成熟期を迎えたってことですね。
 
 
 










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草莽崛起(The Rising Multitude)

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