宇部常盤公園白鳥殺戮問題
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「飼育のハクチョウ殺処分進める 山口・宇部の常盤公園
山口県や同県宇部市は10日、コクチョウ1羽から高病原性鳥インフルエンザウイルスが確認された同市の常盤公園で、飼育しているハクチョウなど約400羽の殺処分に向けた作業を続けた。
二月九日朝、コクチョウが死んでいるのを見つけ、H5型であるのを確認、(強毒弱毒は不明)、九日夜から
殺処分を開始し、10日にはあらかた400羽の白鳥類を殺戮した。」
この間、市民に対して説明し、コンセンサスを得る動きはなく、市役所ホームページに市長のコメントが載せられたのみである。
それによると、
「高病原性の場合は、弱毒でも鳥の間で感染を繰り返すと強毒に変異すると考えられるため、国においては家きんが高病原性鳥インフルエンザに感染した場合は、病原性の強弱にかかわらず殺処分としていること、日本においては人への感染は確認されていないが、東南アジアでは鳥から人への感染が確認されていること、並びに上記のとおり、常盤公園が多くの鳥を飼育し、かつ多くの市民に利用されていること、また市内には多くの家きん飼育農場があること等を踏まえ、1羽でも発症した場合、感染の拡大が想定されるため、一刻も早くハクチョウ類を処分せざるを得ないと判断しました。県の助言も受けながら、迅速で万全な防疫対策に全市をあげて取り組んでいます。」ということである。
先ほど、白鳥湖をみてみたが、白鳥は既にいず、飛来した水鳥が一羽泳いでいた。
常盤湖は、面積約100haと言われ、飼育されている白鳥やペリカンが人気であり、また、渡り鳥や水鳥が飛来してくる。
今回は、二月六日に、死んだ野鳥、鴨の一種であるキンクロハジロから高病原性鳥インフルエンザの疑い事例が発生、(簡易検査では陰性だったが、遺伝子検査でA型が判明。強毒性を示すH7型は陰性だったが、同じく強毒性のH5型は判定不能のため、鳥取大で確定検査中)。コクチョウは二例目である。
宇部市民が50年かかって大切に育ててきた白鳥は、一日にして全滅させられてしまった。 宇部市は何を考えているのだ。
開放形の公園で一羽の白鳥が死ねば、400羽を皆殺しにするという論理は成立しない。 野鳥はどこからでも飛んでくる。 その中に一羽も罹患鳥がいないと言うことはあり得ない。 宇部市役所は、常盤公園で羽を休める鳥を殺戮し続けるというのだろうか。 そんなことはできはしない。一羽の黒鳥が死んだ。インフルエンザであった。 強毒弱毒は不明のまま、市民に説明もなく、その夜には殺戮を始めるとは役所は、言語道断である。常盤湖を死の湖にするつもりなのか。 何故、待つことができないのか。鹿児島で数羽の鶴が罹患したが、広がってはいない。 また、インフルエンザは収束期にさしかかっている。 感染が広がるのか、しばし様子を見ることが何故できないのか。 感染が続くのならば、やむを得ない処置として納得も得られよう。 仮にオープン環境では白鳥、ペリカンを守ることができないと解っていたのなら、 早く、全国に数羽ずつでも委譲し、全滅を防ぐことができたのではないか。 何故、事前に努力をしないで、市民に説明不在のまま、全数殺戮を始めたのだろうか。 いまでも、20羽ずつ、分離区画して、観察することもできたであろうに、市民とともに考えるでなく、突然殺戮を始める官僚達の姿勢に私は怒る。 以後常盤公園で白鳥は公園では飼うことができず、観光客は激減し、財政ダメージがひどくなるだろう。市民が守ってきた、宇部市の宝物を永遠に失わせた愚挙に対して、宇部市はどう責任を取るのだろうか。 人間の新型インフルエンザも最初は大変だった。 米国から帰還した人達が追跡され隔離されたものである。
いまでは一般的な平凡で騒がれない病となってしまった。
一羽でも出れば、感染の可能性が広がるため、全数処分をせざるを得ないと言う理屈はどこにあるのか。インフルエンザを運んできたのは、渡り鳥である。
常盤公園にやってくる、多くの渡り鳥を宇部市は殺戮し尽くすまで処分するのだろうか。 そんなことはできはしない。それとも宇部の水源を埋め立ててしまうとでもいうのだろうか。
渡り鳥は宇部市の財産ではないので、問題としない。
宇部市の飼育鳥である、白鳥、ペリカンなどが、インフルエンザにかかり、また周囲の養鶏場でH5型が発生した場合、白鳥が原因であると非難されるのをさけるため、400羽の白鳥達と、飼育員の人達、宇部市民の心を犠牲にしたのではないのか。
宇部市長、久保田きみこ、山口県農林水産部長、藤部秀則あたりの責任逃れ、官僚的発想の結果ではないのか。同じ理屈で、残っているペリカンも殺戮される可能性が大きい。そんなことでどうする。
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