遥か頂を望み3
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Ψ 筆者作「城と橋のある街」 M50 油彩(大作ギャラリーより転掲) |
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Ψ 筆者作「城と橋のある街」 M50 油彩(大作ギャラリーより転掲) |
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もちろん趣味・嗜好、資質・才能などの現実の問題もあるし、その意味での、真実との出会いや人生の意義や生きがいは必ずしも芸術を通じなくても得られるのであるが、自己表現、自己啓発など「自己実現」の場としても、絵画などの創造行為がその受け皿としては最適であるということは、多くの人が人生の後半そうしたものに関心を持つようになるという事実が物語っている。 |
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Ψ筆者作 「遥かなる峰」 F30 油彩(「常設ギャラリー」より転掲) |
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Ψ筆者作「金色の果実」 F4 油彩 |
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勿論一方に、旧来からの「リアリズム絵画」というのは厳然として存在する。これは、絵画芸術である以上上記の「真実」を希求するものであるが、違うのはその真実を現実、事実を通じて抽き出そうとするものである。つまり、目的と手段が現象的には一致するのだ。それは、真実追究の一形式であり、時空を超えて生き続けているものである。それは、印象派前の古典主義系絵画と同様の厳格な造形アカデミズムを基礎とするが、古典主義絵画総てが必ずしもリアリズムではないのでここも混同すべきではない。また、繰り返すがそれは芸術の意義に敵うべきものなので、単なる表面的な「事実」の引き写しとも違う。したがって、「写真の登場によりリアリズムの意義は薄れた」などという見解は、真実と事実を混同した、リアリズムの絵画的意義が判っていない見解であるということになる。写真が登場して役目が終わったのは「お手配の人相描き」ぐらいであろう。 |
開設日: 2005/2/1(火)