もみじ
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朝、少し降った雪。
あっという間に雨に帰り、寒さだけを残して、さっさと止んでしまった。
根っこの上に作業場のプレハブが乗っかって重たいのか、毎年少し病んだ葉を痛そうに赤らめる庭のもみじ。
雪に打たれて冷たい思いをしたはずなのに、なまめかしいほど紅い。
おずおずと射してきた陽をいっぱいに照り返す強さ。どうしてそんなに強いんだろう。
たったひとひらの葉が羨ましい。
同じ「散る」でも、桜の後は青葉。もみじの後は枯木立。
落葉の後はついつい感傷的になるけれど、枯木立の中には、次の若葉のために蓄えた養分が、力が、満ちている。
そう思うと、切なさが薄らいで、元気が出ます。
もっとも、紅葉とイルミネーションがバッティングするようになってしまった昨今、
切ないどころか、せわしいやら、眩しいやら・・・。
師走もすっかり半ば近くなってきました。
仕事場は寒い。土も冷たい。でも、まだまだ頑張ります。
皆さまも、どうか暖かくお健やかにお過ごしになれますように。
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