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2012年2月2日

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何でもブラーヴォというなかれ

 
よく、演奏会に行くと、「ブラーヴォ」というのを聞きますよね。英語で“good”に相当するイタリア語です。
 
しかし、なんでもかんでも「ブラーヴォ」と言えばいいわけではありません。
場合によっては、大変失礼なことになります。(後述)
 
イタリア語には語尾変化があります。基本的に名詞では、男性形の単数形は語尾が「-o」で終わり、複数形は「-i」、女性形の単数形は「-a」、複数形は「-e」になります。(Marioは男性で、Mariaは女性です。)
そしてこれらのものに付く形容詞も名詞に合わせて語尾変化します。めんどくさいです。

つまり、男性に対してブラーヴォを使う場合、一人に対してはBravo(ブラーヴォ)、複数に対してはブラーヴィ(Bravi)、女性に対しては、一人の場合ブラーヴァ(Brava)、複数の女性に対してはブラーヴェ(Brave)となります。男性女性混合の複数の場合は男性形の複数(Bravi)が使われます。

ということで、オーケストラなど多人数にかけるならばブラーヴィ(Bravi)、女性のソロピアニストにかけるならブラーヴァ(Brava)と言うのが正しい使い方です。

ちなみに、オペラで男性歌手と女性歌手が一人ずつ出ているときなどに「ブラーヴォ」というと「男性はよかったけど女性はいまいちだった」という皮肉にもなるそうですよ。お気をつけあそばせ・・・。

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実は、原発はいつも放射能を垂れ流している(当たり前の話)

 
サンオレフノ原発3号機で配管から水漏れがあり、「微量の」放射能漏れの可能性があるという話なんですが、原発っていつも「微量の」放射性物質を環境中に捨てています。これは当たり前の話なんですが、なぜかあまり問題視されないんですよね。おかしい話です。
詳しくは、動画「20120131 たね蒔きジャーナル 」をご視聴ください。

米国:カリフォルニアで原発配管水漏れ 放射性物質流出か

 米原子力規制委員会(NRC)は1日、カリフォルニア州南部のサンオノフレ原発3号機で1月31日に配管から水漏れがあり、微量の放射性物質が大気中に漏れた可能性があることを明らかにした。原子炉は31日、緊急停止した。
 NRCの広報担当者は、放射性物質が漏れたとしても「極めて微量」で、原発の作業員や周辺住民の健康に影響はないと強調した。
 
 この原発を運営する電力会社、サザン・カリフォルニア・エジソンによると、発電機を動かす蒸気の配管から水が漏れている可能性を示すセンサーが作動。複数の配管が破損しているのが見つかった。(共同)
 
毎日新聞 2012年2月2日 14時30分


う〜ん、よくわからないので、ABC NEWSを見てみましょう。
 
 
Feb 1, 2012 6:20pm

San Onofre Nuclear Plant Closed After Radiation Leak

A small quantity of radioactive gas leaked inside one of the buildings at San Onofre nuclear power plant north of San Diego, according to a spokesman for the Nuclear Regulatory Commission.
 
The spokesman said the radiation levels were “barely measurable,” but the plant was shut down as a precaution.
 
“At no point were the public or our workers in any danger,” Southern California Edison spokesman Gil Alexander told ABC News.
 
Officials say the radiation leak likely occurred in the steam generator tubes of San Onofre’s reactor #3. The steam system, which is supposed to be shielded from exposure to radiation, was replaced in December 2010. Alexander said plant officials will be conducting an investigation into why the new steam tubes leaked.
Gary Headrick is part of the environmental group San Clemente Green and lives just eight miles away from San Onofre.
 
“If we don’t make them shut it down, it’s going to be too late,” Headrick said.
 
San Onofre is one of dozens of U.S. reactors facing new scrutiny after Japan’s nuclear crisis. It is located right on the coast, and in the heart of America’s earthquake country.
 
It also is right next door to Camp Pendleton, a Marine Corps base where 38,000 military families live, and another 32,000 people work each day, all of whom would be in immediate danger if there’s ever a meltdown.
ABC News visited San Onofre the day the Fukushima Daiichi plant in Japan melted down. At the time, plant officials were eager to reassure the public that the same thing could not happen on the California coast.
“This plant is safe,” California Edison’s Chief Nuclear Officer Pete Dietrich told ABC News.
 
After Japan, the Nuclear Regulatory Commission updated its seismic model and in a report issued yesterday found that 96 reactors in the central and southern U.S. are in regions at a higher risk for quakes than previously thought.
 
The report included parts of the country that are not traditionally seen as geologically active, places like Chattanooga, Tenn., Savannah, Ga., Jackson, Miss., Manchester, N.H., and Houston, Texas.
 
Major metropolitan areas are uncomfortably close to nuclear plants, with as many as 120 million Americans living within 50 miles of a nuclear reactor, according to the Union of Concerned Scientists.
 
Indian Point, outside of New York City, has 20 million people living within a 50-mile radius. And Dresden is just 50 miles from the heavily-populated suburbs of Chicago.
 
Nuclear regulators plan to give plant operators four years to reevaluate seismic risks, but some of the plants may be too expensive to make earthquake safe.
 
However, in the case of San Onofre, it’s unlikely the leak had anything to do with seismic safety and was probably just faulty equipment. Officials have been taking extra care to reassure the public that there’s no danger, since after Japan, the idea of radiation leaking from a nuclear plant tends to set people on edge.
 


これもなにやら地震とは関係ないようだとしかわからないが、2010年12月に蒸気システムを交換して、複数の配管が破損ですか?
 
微量の放射能漏れの可能性といっても、これが環境に紛れたら回収できませんからね。
 
というか、原発は絶えず微量の放射能漏れを起こしているといっても過言ではないでしょう。事故を起こしてなくても。
 
20120131 たね蒔きジャーナル
・アメリカのイリノイ州の原発が外部電源喪失事故により、ベント。トリチウムを放出したことについて。
・伊方原発に関する内部告発を保安院が受付なかったという問題について。
トリチウムだけはどこの原子力発電所からも日常的に出てきています。
トリチウムの件については、以前、NHKの以下の番組でも問題提起していました。
NHK総合 追跡!真相ファイル 「低線量被ばく 揺らぐ国際基準」2011年12月28日放送
 
この番組の内容は、事故処理に関する国の政策を批判する重要な根拠となります。
実際にご覧頂くのをお勧めしますが、どうしても時間がないという方は、2011年12月29日当ブログ記事「追跡!真相ファイル 低線量被ばく 揺らぐ国際基準」の内容」をご覧ください。
 
 

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官邸の5日間(連載第31回)

朝日新聞朝刊に連載中の「プロメテウスの罠」の本日(2012年2月2日)掲載分を以下に転載します。
 
■官邸の5日間:31
 
いや、ぼくは行くよ
 
3月12日夕、菅直人の大学時代の友人で技術者の日比野靖が官邸に来てくれることになった。
 
 それを待つ間、菅は官邸5階の執務室で、官房長官の枝野幸男、官房副長官の福山哲郎と、1号機爆発の意味を協議していた。
 
 テレビで爆発が報じられているにもかかわらず、官邸に爆発の内容の詳しい報告はいっさい届かない。
 いらだちが、菅の声を次第に大きくした。
 
 「東電や保安院から何も報告が上がってこないのはなぜなんだ」
 
 「吉田所長が現場にいるじゃないか。どういう爆発か現場なら分かるんじゃないのか」
 
 官房長官記者会見を開くかどうかが議論になった。
 
 福山はいった。
 
 「爆発の状況が分かりません。説明しようがありません。会見を遅らせますか」
 
 枝野は答えた。
 
 「いや、ぼくは行くよ。テレビで爆発の映像が流れているのに、会見まで遅らせたら国民の不安が大きくなる。会見はしますよ」
 
 やりとりを聞いた菅はしばらく考え込んでいたが、やがて「うん、やってもらおう」といった。
 
 午後5時39分、すでに10キロ圏の避難を指示している福島第一原発だけではなく、第一原発の南約10キロにある福島第二原発でも避難区域が半径3キロから10キロに拡大された。
 
 枝野は午後6時前から、記者会見を始めた。
 
 「福島第一原子力発電所においてですね、原子炉そのものであるということは今のところ確認されておりませんが、何らかの爆発的事象があったということが報告をされております」
 
 枝野は爆発の詳しい状況が分からない中で、「爆発的事象」という言葉を使った。
 
 記者からは原子炉本体が破損しているかどうか、再三問われた。
 
 枝野は「分析を進めている」などと答えるにとどまった。
 
 午後6時ごろ。原子力安全・保安院でも、審議官の中村幸一郎が1号機の爆発について記者会見した。
 
 「(テレビの)映像を見る限りの情報しか、具体的な情報は得られていません」
 
 爆発から2時間以上も経っていた。
 
 午後6時25分、避難区域が福島第一原発の半径20キロに拡大した。(木村英昭)
 


東電は情報提供しないし、保安院も原子力安全委員会も素人で役立たずなので、官邸はなにが起こったのかわからなかった。
 
そういうことです。
 
東電もド素人集団なので、なにが起こっているのかわからなかったんでしょうね。分かっていたとしたら、吉田前所長だけじゃなかったのでしょうか、私の推測ですけど。
 
結局、オバマ大統領がイラついて、日本政府に、プラント上空に無人機を飛ばす許可をもらい、衛星も使ってモニタリングした。そして、私はアメリカの一般紙からなにが起こっているのか知る(日本の報道からではなく)ことになります。(参照)
 
参照
アメリカが原発から80キロ圏外に自国民を退避させたわけ(1/3)
 
同(2/3)
 
同(3/3)
記事で述べたことは、2/3、3/3に書いてあります。

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海洋汚染は循環する!

本日の朝日新聞朝刊及び朝日新聞デジタルに以下の記事が掲載されています。
 
海底の魚 繰り返される汚染
 
■沈んだままのセシウム 除染は困難
 
 東京電力福島第一原発の事故から10カ月が過ぎたが、海底にすむ魚介類や海底の土の汚染が今も続いている。放射性セシウムが海底沈んだままになっているからだ。除染は難しく、魚の安全性を確かめるために数年先まで汚染の分布状況を調べる必要が出ている。
 
 水産庁や、北海道から神奈川県までの9都道県は震災後、海や魚介類に含まれる放射性物質を調べてきた。当初は海水が汚染され、海面近くに生息するコウナゴやシラスなどから放射性物質が検出された。海水は次第に放射性物質が検出の下限を下回るようになってきたが、汚染は次第に海底土やそこに生息する魚介類へ、移行し始めた。
 
 中でも福島県沖が受けた影響は大きく、県が昨年6月から今年1月に採取した魚類105種のうち、13種110尾で国の基準(1キロあたり500ベクレル)を超えた。2尾を除くと、カレイやメバル、アイナメなど海底近くの魚だった。今年に入っても、シロメバルが1920ベクレルなど、188尾中、12尾で基準を超えた。
 
 海洋生物環境研究所の研究参与、御園生(みそのお)淳さんによると、セシウムを取り込んだプランクトンが沈降し、そのプランクトンをゴカイやヒトデなどの海底の生き物が食べ、さらにその生き物を海底魚が食べるという食物連鎖が原因で、一定の期間を経て高濃度のセシウムが検出されるようになったという
 
 また、東京海洋大の石丸隆教授は「セシウムは一定期間で魚の体外に排出されるが、エサが汚染されている限り、海底にすむ魚の汚染は繰り返す」と話す。海底の土は潮の流れや自然の傾斜に沿ってゆっくりしか移動せず、除染されなければ高濃度の検出が続く可能性があると指摘している。昨年12月にも、第一原発から北に30キロ以上離れた海底土で、1キロあたり1580ベクレルを検出。今年1月に入っても南に約30キロの海底土で4100ベクレルを検出した。
 
 京都大などの調査では、川のセシウムは降雨などで少しずつ海へ流れている可能性も指摘されている。
 
 セシウムを減らすには、自然に減るまで時間をかけて待つか、除染するしかない。政府は放射能汚染に対応する特別措置法の付帯決議で、海も除染の対象に挙げたが、汚染された海底の土を大規模に取り除いた例はなく、具体的な除染計画もないという。
 
 このため、海底やその近辺の魚介類の調査を続ける必要がある。基準を下回る魚が増えてきてはいるが、御園生さんは「汚染の分布状況をより詳しく調べて、今後10年は観測した方がよい」と指摘している。
 
■豊漁、でも売れない 「もったいない…」
 
 昨年10月24日午前4時、福島県いわき市の江名港で漁船に明かりがともった。
 
 いわき市漁協の矢吹正美さん(48)が「出航だ」と声を掛けると、第23常正丸(19トン)がエンジンを響かせ、港を離れた。
 
 同漁協のほか、相馬双葉漁協、県水産試験場が4月上旬から週1回の頻度でそれぞれ船を出し、県が手掛ける海の汚染調査に協力してきた。
 
 この日、常正丸は沿岸に北へ17キロほど進み、午前7時40分ごろ、底引き網を巻き上げ始めた。網にはアジ、アナゴ、イカ――。海産物があふれていた。収穫量は約400キロ。
 
 放射性物質調査に、全部の魚は必要ない。正美さんらはアジやアナゴを海へ投げて戻していく。「全部売れる魚なのにな」「もったいない、持って帰るか」「いや、禁止されてっから」。魚をより分ける乗組員たちは苦笑を浮かべるが、無念さは隠せない。
 
 午前9時。結局、持ち帰ったのは半分にも満たない、プラスチック製のかごに15箱だった。
 
 正美さんの父でいわき市漁協組合長の正一さん(74)は「除染で放射性物質が海に流れ込まないか不安だ。国はしっかり管理して欲しい」と話す。福島県は今も漁の自粛が続いている。(杉本崇)
 


これは、1月15日にNHK総合で放送された「シリーズ原発危機 知られざる放射能汚染〜海からの緊急報告〜」を見た方には理解できる記事ではないでしょうか。
 
1月16日に掲載した当ブログの番組レヴュー記事「昨日の番組を見て」を以下に再掲します。
 
 
『結局、放射性物質は海水で薄まっていくといった考えは浅はかであって、見事に海底に沈殿した。
原発20キロ圏内では、最大で2520ベクレル/キログラムの放射性セシウムが海底土から検出されており、今後どうなるかは現時点では予想できない。
原発から約180キロ南の銚子沖では、昨年10月には海底の土から放射性セシウムが38ベクレル/キログラムであったが、同年12月に同じところで、112ベクレル/キログラムとなっていた。
海の汚染マップは絶えず書き直さなければならない。
原発から約200キロの赤城大沼(群馬)では、周囲は毎時0.17マイクロシーベルトと除染レベルよりも低い空間線量率であるが、ワカサギは暫定基準値を超える放射性セシウムが検出され続けている。
ここの湖底の土には950ベクレル/キログラムの放射性セシウムが検出されていて、セシウムが20センチにわたり堆積している。流出河川はたった1つしかなく、閉鎖的な環境である。プランクトンから296ベクレル/キログラムの放射性セシウムが検出されるが、プランクトンの寿命は数週間。これを食べるワカサギが放射性セシウムに汚染されており、それが死ぬとまた湖底に放射性セシウムがたまるという循環を繰り返しているらしい。
ウクライナでは、国立放射線監視センターが閉鎖水系の放射能汚染を調べているが、事故後5年は漸減していくが、その後は下がっていない。
東京湾では、江戸川と荒川の河口付近にホットスポットがあるが、江戸川の河口から8キロ上流に1623ベクレル/キロのホットスポットがある。これは、海水がセシウムを含んだ土を凝集により川底に沈めたためと考えられる。
今後、東京湾が最も汚染されると考えられるのは今から2年2ヵ月後と推定され、10年以上影響は続くだろう。』
 
低濃度であろうが、環境中に放射性物質が流出すると、食物連鎖の過程で、生体内に放射性物質が濃縮されていきます。これは有機水銀とかカドミウム等にも同じことが起こっているのはよく知られていることで、「生物濃縮」といわれる現象です。(参照)
 
ということで、放射性物質はいくら水等で薄めてもダメということなのですよ。
 
それを大量に海に流して、水で薄まるから問題ないといった人や、放射性廃棄物を一般ゴミと一緒に燃やしたら大丈夫といっている人には、しっかりと責任を取っていただきたいですね!
 
 
お時間がある人は、コチラをご覧になることをおススメします。
子どもたちを放射能から守る会@浦安「老婆心」さん(外部リンク)
NHKスペシャル「シリーズ原発危機」知られざる放射能汚染〜海からの緊急報告〜江戸川・荒川「河口ホットスポット」に囲まれた浦安市20年汚染:浦安っ子の疎開を考える(都市濃縮・低線量被ばく)
 
参照:
Wikipedia:生物濃縮(よっしー^^注:Wikipediaの定義でいくと、生物蓄積といったほうがいいかもしれませんが、一般には、生物濃縮といわれているようです)
 
物濃縮(せいぶつのうしゅく)は、ある種の化学物質が生態系での食物連鎖を経て生物体内に濃縮されてゆく現象をいう。生態濃縮、生体濃縮(せいたいのうしゅく)ともいう。
疎水性が高く、代謝を受けにくい化学物質は、尿などとして体外に排出される割合が低いために、生物体内の脂質中などに蓄積されていく傾向がある。特定の化学物質を含んだ生物を多量に摂取する捕食者では、さらに体内での物質濃度が上昇する。食物連鎖の過程を繰り返すうち、上位捕食者ほど体内での対象化学物質濃度が上昇する。魚介類中のドコサヘキサエン酸、フグやイモリなどの、貝毒、季節的なカキの毒化、生息域の細菌や餌となる生物によって合成された化学物質が生物濃縮で取り入れられたものである。
生物濃縮に類似して生物蓄積の用語があり、英語の Bioaccumulation の訳語とすることがある。これは生物蓄積が、有害物質が水などの環境媒体から生物体内へ濃縮される過程(生物濃縮・Bioconcentration )と食物連鎖により増強される過程( Biomagnification )とを合わせたものであるためである。

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