ブログ移転のお知らせ

一部の方々には既にお伝えしておりますが、
この度ブログを移転しました。
 
基本的には、引き続きMLBやNPBを始めとした野球の話題を中心に
書こうと考えております。
 
その他、他愛もないことや世間のニュースなども含めて
自由気ままに書く方針に変更はありません。
 
一応、昨年の暮れから準備に取り掛かり
年が明けてから本格的に稼働しています。
 
思ったよりもスラスラ書けているため、エントリーは10件以上あります。
出来れば毎日更新したいところですが、その点は飽くまでも気ままに行なう予定です。
 
なお、このブログについては自分でも活用したいデータが蓄積されている関係上
残しておくことにしますが、コメントに対する返信は基本的には行ないませんので、
その点はご注意下さい。
 
また、予告なく閉鎖する可能性もありますので、予めご承知置き下さい。
 
それでは新ブログ「プロ野球市民」ともども、よろしくお願い申し上げます。
 
 
 
 

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青木に続いて、西武の中嶋もポスティングでメジャーに行くようです。
正確には入札もまだ行なわれていませんけどね、こちらは遊撃手ということで
手を上げる球団は間違いなく出てくるでしょう。
 
今オフ、遊撃手でFAとなる予定もしくはFAした選手の内、JJハーディ(オリオールズ)、
マルコ・スクータロ(レッドソックス)、そしてクリント・バームス(パイレーツ)が確定。
ユーティリティ込みではジェイミー・キャロル(ツインズ)もそうです。
 
そして、去就が決まっていない主な選手はホセ・レイエス、ジミー・ロリンズ、アレックス・ゴンザレス、ロニー・セデーニョ、オーランド・カブレラ、ユニスキー・ベタンコート、そしてユーティリティのジェリー・ヘアストンJrが残っています。
 
SSのポジションが未定な球団はフィラデルフィア・フィリーズ、アトランタ・ブレーブス、ニューヨーク・メッツ、ミルウォーキー・ブリュワーズ、ヒューストン・アストロズ、セントルイス・カージナルス、そしてサンフランシスコ・ジャイアンツ。さらには、球団名を一新したマイアミ・マーリンズがハンリー・ラミレスをコンバートするプランも持っている様子。可能性があるのは以上の8球団です。
 
頭数でいえば需要が8なのに対し供給が6ないしは7と、売り手市場の装いもあるので今オフにメジャーへ行くことは、ショートストップとしてはまたとない機会だということになります。では、実際に中島を獲得しそうな球団を予想してみます。
 
イメージ 1
 
前回と同じように、球団名の横から獲得の可能性、チームUZR、正&控え遊撃手、そしてプロスペクトです。ピッツバーグの数字はバームス獲得前に作ったものだったので修正していませんでした。
 
見込み球団の内、フィリーズはロリンズの守備力とリードオフという2つの課題を持っていて、是が非でもレイエスに行くでしょう(マーリンズの動きはこれを見越した牽制の意味合いが強いのでは)。ジャイアンツは代々守備力を重視したチーム作りをしているので、中島のショートでは少々厳しい。カーズもリードオフ獲得は絶対的な課題なのと、やはりここも守備重視。
この3チームでレイエス、ロリンズ、ファーカルの争奪戦になるものと見ております(以前の予想ではロリンズをタイガースとしましたが、こちらの方が見込みありそうですね)。
 
第2グループではブレーブスと考えていましたが、ここではAAAで活躍したタイラー・ペストニッキーを起用する公算が出てきたそうなので、補強は単年を想定しているようです。よってここも芽は無し。
 
そして、残ったのがアストロズ、ブリュワーズ、メッツ。
 
アストロズは再建途中といっても、獲りに行くでしょう。シーズンフルタイム働けるショートストップがマイナーにも見当たらないので、ここが最も可能性が高いと思います。次いでブリュワーズですが、ここはバックアップと両方視野に入れなければなりません。プリンス・フィルダー退団が決定的な中、一塁手も必要になっているため多額の入札を行なうかどうかは中々読めません。
 
メッツも同様に、財政を立て直している最中なのでこれら3チームがアレックス・ゴンゾー、ベタンコート、セデーニョ、そして中島という選択肢が考えられます。
 
また、中島をショートとしてではなくサードで使いたい球団はあるのか?考えてみると、
今の所は殆どの球団に正三塁手がおり、遊撃に比べて需要は殆どありません。
 
強いてあげると、
 
アストロズ(ジミー・パレデス、クリス・ジョンソンと競争)
ブリュワーズ(ケーシー・マギーと競争)
ドジャース(ホアン・ウリーベと競争)
パイレーツ(ペドロ・アルバレスをコンバート)
ホワイトソックス(ブレント・モレルと競争)
インディアンス(ジャック・ハンラハン、ロニー・チゼンホールと競争)
アスレティクス(スコット・サイズモアと競争)
タイガース(ブランドン・インジと競争)
 
正直、サードは人材難ともいえるので、こちらの方がチャンスは大きいものの、本人の経験が殆ど無いのがデメリット。また、より打撃への信頼度が必要なポジションになりますので、フルタイムで出場するには競争に打ち勝たなければならないでしょう。まぁ、ドジャースかA'sなら芽がありそうですが、年内中に落札⇒交渉成立(希望)という手順が各球団が躊躇してしまう原因となる可能性もあります。
 
2つのポジションから考えると、やっぱりアストロズかブリュワーズでしょうね。
 

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打てない打線を検証

本題に入る前に、浅尾のフォークボールってあれ、フォークじゃないよね?
なんか、2種類くらい落ちるボールがあって、ビデオ確認すると高いところから落ちてくるボールは通常のフォークとは違い、親指と人差し指の間から抜いていた気がしました。だから若干スライドしながら落ちていくのだと。去年までは投げていなかったっしょ?
 
 
じゃ、本題。
 
中日打線が全く打てなかったファルケンボーグと森福。
 
対ファルケン  20打数1安打10三振
対森福      16打数1安打3三振
 
合わせて36打数2安打、被打率.055という数字だけでも説得力はありますが、「ゲーム終盤の11.1IPでたった2安打しか放てなかった」と書けばイメージはさらに膨らんできます。しかも、2本のヒットは何れも内野安打で、歯が立たなかった(噛み付くことさえも許されない)という表現が似合います。
 
ファルケンと森福ではタイプも全く異なりますが、共通しているのは球速以上に打ち辛い投球フォーム。その中でもボールの発射角が普通の投手とは違います。前者は2階から、後者は真横からボールが来るイメージがあり、それで打者の視覚を狂わせているといったもの。ファルケンと対峙した中日打線は、19個のアウトの内52%に相当する10個の三振を喫し、外野まで飛んだ打球は僅かに1度でした。森福が奪ったアウト15個で左打者から奪ったものは僅かに3つ。あとは全て右打者が凡退。
 
ところが、クローザーの馬原に交代すると対戦打率は16打数6安打の打率.361となり、出塁率は.444にまで上昇していました。オーソドックスなモーションを持つ投手からはこれだけ打てるのに、特異なリリースをする投手には手が出ない。これはある程度は仕方のないことですが、頂上決戦という場においては決して相応しいものとはいえませんでした。
 
ファルケンと対峙する打者の空振りを見ていると、バッティングセンターで140kmのマシンに挑戦するお客さんが目に浮かんできます。要するにタイミングの取り方がわからない。森福のボールを打った時の姿は、やはりセンターで変化球初体験の人が打撃フォームやスイングスピードを一切無視して当てにいくのが思い浮かびます。結果(安打)を出すために、先ずはバットに当てる考えが逆に災いしてヒットになるようなアプローチが展開出来なかった。テレビでは森野が何度も首を傾げるシーンを映し出されましたが、hausさんはあれが理解出来ません。テレ隠し?そんなはずはない?あれって、結果を受け止めていないんじゃないかと思いました。ベテランがあの様子では攻略の糸口すら見つからず、余程のアクシデントかBABIPに味方して貰わねば突破口は切り開けなかったことが最後まで認識出来ていなかったようです。
 
きっと、楽しむ余裕も無かったんでしょうね。
 
 
次は、そのBABIPの行方です。
ヒットを打つには内野と外野、どちらに打球が飛べば確率が高いでしょうか?
 
という質問にはほぼ100%外野と答えるでしょうけど、「ヒットを打つにはフライトゴロ、どっちを打てば確率が高くなるでしょうか?」は意見が分かれるはずです。
 
「フライは取られたらそこで終わりだが、ゴロは一塁へ送球するまでわからない」という件は少年野球や草野球での話しで、プロ野球では通用しません。
 
というか、しないはずです。未だ統計は目にしていませんが、ゴロ安打/内野ゴロアウトよりもフライ安打/外野フライアウトの方が間違いなく確率は高いはずで、特殊なシフトなどを省けば4人で守る内野よりも3人で守る外野の方が、ヒットゾーンが広いのは当たり前の世界でしょう。
 
ということは、外野に飛ばした回数が多いほどヒットになる確率も上がるはずなので、そのためにはライナーが一番良い方法ですけどそれは除いて、フライ打球の多いチームが有利になると考えは実に合理的です。
 
ところが、日本シリーズの結果はこうでした。
 
イメージ 1
 
このシリーズで中日が取られたアウト数192の内、外野手が処理したアウト(外野刺殺数)は43件ありました。これはSBの28件を大きく上回っており、数字上ではヒットになる確率の高いアウトが多かったことになります。ところが、ゴロ安打も含めた外野処理数の比率では両チームとも大差が無く、外野手が処理した打球の安打確率では大差を付けられています。最も外野飛球に絞った統計の方が説明もし易く、また簡単に実証出来るのですが、そこまでの根気はないのでこれで我慢して下さいね。
 
両チームの選手別に見てみると、
 
イメージ 2
 
上の表Aが外野手が処理したアウトの割合(外野飛球もしくはライナー)、Bが外野手が処理した打球の内の安打率(Aに対する安打数。ゴロのヒットも含む)。
 
となります。意外にも、打球を最も多く外野まで運んでいたのは中日の荒木でした。
しかし、荒木が放った外野への打球は44%程度しか安打にならず、この点ではSBスタメン野手の誰一人すら上回ってはいません。とはいえ、チーム最多の8安打を放ったのはこのアプローチが成功した
お陰なのかもしれないと考えればアプローチが間違っていたとはいえませんが、選球眼の乏しい選手だけに合格点はちょっと付けられそうにありません。
 
井端、森野は見ていても打球が飛ぶ気配を感じませんでしたし、森野に至っては第2戦の3安打を含めてもこの数字(残り6戦で僅か1安打)。ブランコと和田はクリーンアップらしい数字が残っていますが、それはイメージに繫がっているものの打球の精度はあまり高くありませんでした。
 
谷繁、外野飛球は6本でした。それが尽くキャッチされてしまい、CSを通じて40打数無安打。途中までは選球眼に物を言わせて貢献度もあったのですけどね、最後は可哀相な雰囲気でした。
 
SB打線は川崎、小久保、多村の安打確率目立っていますが、全般的にはゴロを打たされてきたという数字になっています。ただし、第3戦多村と細川のホームラン、第5戦多村のセンター右寄りに放ったダブル(個人的にはこのシリーズ最高の打撃)、そして7戦の長谷川(ダブル)、本多(トリプル)と、少ないながらも強烈な打球を放っていたのは中日打線との明確な差でした。同じ長打本数にしても打球の質が全く違う。よって、テレビでは耳にタコができるほど乱用される「流れ」みたいなものは、このシリーズでは一度も中日に傾いた記憶はありませんでした。
 
フライ=ヒットになり易いという定義は、このシリーズの打球処理数を見た限りでは逆効果になっており、この結果を鵜呑みにしてしまうと少年野球のように「ゴロ>フライ」という定義がはこびってしまう非常に残念な集計となってしまいました。
 
現行の統計手法では打撃結果の解析がBABIPで止まっているためそれに左右されてしまうのは致し方ないことですが(それでも充分な研究成果ですけどね)、同時に、アウトになった打球や単打内容の数値化、ランク化が可能であれば「ヒットに値する打球の割合」として、打撃版UZRのような指標が登場すればハッキリとしたことがわかるんじゃないかと思います。失策の概念は取り払いつつあるので、安打のそれも変革して全く不思議はないです。
 
そうなると、投手の質もFIPよりもっと実質的な解析が加わるのは間違いの無いところで、要するに公式記録を覆すということになります。それこそが未来系の指標として一つのチャレンジになって欲しい事柄です。
 
とりあえずここまで。余裕があったら続きを書くかもしれません。
 
 
 
 
 

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