慌てん坊将軍 弐拾壱

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2012年2月1日

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放射性セシウムが何年もかかって減る意味:簡単に減らない

年間20mSvの地域を子供たちに許しても良いと思う政治家の人がいるなら,
その方々が,まず最初に住むべきだと思う.
(京都大原子炉実験所:小出裕章氏)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
 
放射性セシウム134(半減期2年)と放射性137(半減期30年)が,どのように
減っていくのか.
判らない方がいたので,おおざっぱに説明します.
3/12の福島原発爆発後,環境中に134が70%,137が30%の割合で
存在しているとします
(補足:文字が見にくい方は,ブラウザ設定で文字のサイズを大にして下さい)
 
A市の空間放射線量を計測したら「1年間60mSv」だったとします
放射性セシウム134(半減期2年)と放射性137(半減期30年)が
どのように減っていくか簡単に計算します.
 
イメージ 1
← 137(3割)+134(7割)=合計100%(10割)とします
これで年間60mSvとします
134は2年ごとに半減します.
137は30年ごとに半減します.
計算すると 134は20年後には限りなくゼロ
 
2年後:137変化なし 134は70÷2=35%に 合計30+35=65%に減った
60mSv×(65/100)=39mSv

4年後:137変化なし 134は17%に 合計で47%に減った
60mSv×(47/100)=28mSv

10年後:137変化なし 134は2%に 合計で32%に減った
60×(32/100)=19mSv

20年後:137変化なし 134は0.06%に 合計で30%に減った
60×(30/100)=18mSv
 
30年後:137は30÷2=15% 134は0.001% 合計で15%に減った
60×(15/100)=9mSv

60年後:137は15÷2=7.5% 134は約0% 合計で7.5%
60×(7.5/100)=4.5mSv

90年後:137は7.5÷2=3.75% 134は約0% 合計で3.7%
60×(3.7/100)=2.25mSv

120年後:137は3.7÷2=1.87% 134は約0 合計で1.87%
60×(1.87/100)=1.12mSv
 
年間60mSvの場所で120年後にやっと 人が住んで良いという年間1mSvに接近
なかなか減らない意味が判ります.
今,生きている人たちが全員死んでも 収束なんかしていません.
もっと高い地域は,さらに長い年月がかかります.
道路・山林・田畑・川・海に放射性物質が蓄積しています.
チェルノブイリ事故後のウクライナ/ベラルーシ両国が
「除染しても元には戻らないですよ」日本に言っている意味がこれです.
「両国は住民の帰還を目ざし,公共施設などで除染に取り組んだが
効果的な手法は確立できず,時間と予算だけが費やされた」と語った
 
過去記事
「放射線量が高い地域を1mSvにするのは何百年とかかる」
http://blogs.yahoo.co.jp/permer4_4/27956067.html

転載元 転載元: 茨城(KI)県那珂市近郊の歯科:中川デンタルクリニック

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年間50mSv以上の地域を1mSvにするのは何百年とかかる:小出裕章氏

年間50mSv以下の地域を2年後に20mSvにする事は,多分可能だ
ただしその場所は,人が住んではいけない.

2012年1/30(月) 小出裕章氏 大阪毎日放送ラジオ 音声10分
http://www.youtube.com/watch?v=RRcPZgVUhM0&feature=player_embedded
---- 一部の引用開始----

・環境省が示した
年間50mSv以下の地域を 2年作業をして,人が住むことができる
20mSv以下にする.  これは可能ですか?
 
小出氏:
イメージ 1今50mSvの地域を2年後に20mSvにする事は,多分可能です
汚染の主犯はセシウム134と137です.
外部被曝に関しては,134が約70%,137が30%を占めている.
134は半減期が2年だから,2年後に70%の半分減る
つまり35%に減る.
30%のセシウム137(半減期30年)を含めて,合計で65%位に減ってくれる.

ただし,1年間に20mSvというのは,
私のような放射線業務従事者が「1年間にこれ以上浴びるな」と
言われている被曝量です.
人々がそこに住んでいいのか,子供たちをそこで育てていいのか.
私はダメだと思います.

本来は,日本の法律で年間1mSv以下でなければ住んではいけない.
1mSvに減るまで,何百年とかかってしまう
 
・考えたら,細野さんはある時は原発担当大臣,ある時は環境大臣
議論が成り立たないですよね?
 
小出氏
内閣府参与だった小佐古さんという東京大学大学院の教授がいる.
イメージ 2←小佐古氏
彼は放射線被曝は怖くないと言っていた人
私はどんな微量でも危険だと言って彼とケンカをしてきた
彼とはケンカ友達だった.

年間20mSvの場所に乳児ふくめて
人を住まわせるということを国が決めた時に,
小佐古さんは「それは許せない,我慢できない」と言って
内閣府参与を辞任した.
年間20mSvを子供たちに許しても良いと思う政治家の人がいるなら,
その方々がまず住むべきだと思う
 
・飯舘村は,国の除染を信用できないから
独自の除染案を作って線量の高い所から先にやると計画してますが?
 
小出氏
科学的に言えば,飯舘村の方法が国よりも優れている.
ただし,それをやっても 申し訳ありませんが
飯舘村が年間で1mSvを下回る事はあり得ない
----引用終わり----

転載元 転載元: 茨城(KI)県那珂市近郊の歯科:中川デンタルクリニック

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