
【楽して、儲ける!】
著者:山田昭男
中経出版 1,400円(税別)
★★★★★(最高!)
『松下もかなわない電設資材のカリスマカンパニー!』
電気工事の世界では未来工業を知らない人はほとんどいない。
電気工事ではいつも未来工業の製品を使っている。
たくさんの製品はとてもユニークで使いやすい。
発想というか目の付け所がいいのである。
きっと現場からの声をいつも聞いているのかもしれない。
アイデア満載の製品を作り続けている会社の社長はどんな人だろう。
その社長である著者の考え方もとてもユニークなのだ。
「休め、働くな、よきに計らえ」
大事なことは「社員のやる気」といいきる。
楽をすることは従業員が働きやすい環境を作りだし、
それをやる気に結びつけようとしている。
日本一労働時間の短い会社というだけに、
年末年始休暇19日間、ゴールデン・ウィーク休暇10日間
夏期休暇も10日間もの休暇を実施している。
おまけに火曜日、木曜日が祝日だと月曜日、金曜日を
休みにしてできるだけ連休にしている。
どんどん休む方向へ行こうとしている。
休みを増やすことで社員のやる気を出そうとしている。
就業時間は朝8時30分から夕方4時45分まで。
おまけに残業一切なし。
タイムカードまでない。
ここまで社員のやる気を出すために
休みを作り出す会社も珍しい。
それでいて経常利益は常に15%あるという。
なんともすごい会社ではないか。
社長があまりに休め休めというものだから、
従業員のほうが不安になってしまうのだという。
お客様からの問い合わせもあるだろうし、
製品の出荷もある。
相手は自分の休みの都合に合わせてくれるわけでない。
それを無理にやり通してしまうのだからすごい。
会社の経営においてはホウ(報告)、レン(連絡)、ソウ(相談)が
大事なことは誰もが知っている。
しかし、この社長はホウレンソウなどくそ食らえ!という。
これほど無駄なことはない、と言いきる。
現場のことは現場が一番わかるのだから、
現場で判断して進めればいいという。
部署での管理がきちんと出来ていれば、
それでいいとして任せてしまう。
現場に出ていない者が、
あれこれ口出ししてもいい結果が出るわけがない。
それはその通り、まったく同感だ。
経営というものは「戦術」と「戦略」がある。
1人の経営者で両方を上手くできる人はなかなかいない。
バカな経営者を自認する著者は、
それなら経営者は「戦略」を選ぶべきで、
「戦術」的なことは個々の部署に任せるべきだという。
この使い分けが上手く機能することにより、
経営者と従業員の双方が最高のチカラを発揮するのだという。
ほとんどの経営者は出来ないことでも知りたがる。
現場を動かすのは現場。
ハッキリしていてとてもわかりやすい。
そのうえ社長の立場をとても良く理解している。
従業員が喜ぶことをやれば会社は発展する。
やる気を引き出すことが出来れば、
それも会社にとっては発展につながる。
無駄を減らせば会社の利益は当然上がる。
だからこの社長はとてもケチである。
無駄な経費に対しては徹底的に厳しい。
照明もマメに消すし、コピー機は社内に1台しかない。
コピー用紙も全て使用済みの用紙を利用する。
経費削減のためにとことんケチる。
見栄を張ることは経費の無駄使いだとして
自らが実践する。
人のやらないことをするにはとても勇気がいる。
でも、やってみなければわからない。
常識にとらわれていては何も進歩しない。
まず、やってみることだという。
わかってはいても、ここまで実践できる勇気ある人は
そうはいない。
オレも見習いたい。
これからはもっと未来工業の製品を使うことにしよう。
その精神を学ぶ上でも。
人のやらないことにこそ目を向けていきたい。
常識にとらわれることなく自分の生きる道を進みたい。
発想を実行する勇気を持ちたいと思う。
それこそがワクワクを発見する元かもしれない (*^_^*)V
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