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【インタビュー】環境保全型社会における企業のあり方(6)〜(株)ワイエルインベスト・山本社=NETIB NEWS

弊社社長山本亮の記事が、NETIB NEWSに掲載されました!

【インタビュー】環境保全型社会における企業のあり方(6)〜(株)ワイエルインベスト・山本社長

「人生」極める2011年11月20日 07:00 <2012年は日本に環境ビジネス>

――国際社会で認められた2011年を踏まえて、2012年の展望をお聞かせください。

山本 今、経産省から委託を受けた第一段階の現地調査が終わり、それを書類にしているところです。

認証機関が僕らの仕事を認め他の研究機関も含め調査をし、その結果が公表されれば、

環境ビジネスは勢いづくでしょう。

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皆に認められる自信はあります。最初にお話ししたとおり、京都議定書によって、

日本はCO2削減を6%削減する義務を担いましたが、2008年から始まった第一期間が2012年で終了します。

その後はポスト京都議定書といって取り組みがまだ決まっていません。

地球温暖化を防止しなくてはいけないということは解かっているものの、

世界のレベルで環境保全に対する方向性が決まっていないのです。

そもそも197の国と地域が一致して進めるというのが無理なルールだったので、

国連の調査による仕組みか、プライベートな仕組みか、日本が独自に取り組む仕組みか、

相手国との二国間で新たな仕組みを作るのか、どこも様々な仕組みを模索しています。

その結果、どのような方向性が示されるにしろ、柔軟に対応できるように、

私達の企業も準備しています。

 来年は、日本の人達から、私達の活動に気づいてもらう一年になるでしょう。

マングローブ植林活動については、日本では、弊社を含め他の活動も多くあり、

断トツに日本がリードしています。

フランスがやっと腰をあげたようだが、追いつけないぐらいにリードしているのです。

その中で、私達の仕事は成功しています。環境ビジネスには、

地球の為にも、経済発展にも大いに関わってくる、それぐらい底知れない価値が眠っています。

例えば、日本人は、水をお金出して買うのは馬鹿らしいと言っていたでしょう。

今はあたりまえになっていますね。同じことが空気でも起こるでしょう。

素直な目でみれば、小学校レベルでわかることです。

どういうレベルでものを見ることが出来るかという感性によって、世界は変わっていくと思います。

感性を磨いていくことが、日本を変えることになるでしょう。地球の生産力が一番でかい、

と言うことを、認識出来れば社会は良くなっていくのだと、

皆が気づいてくれる一年になって欲しいですね。

――ありがとうございました。

(了)
【黒岩 理恵子】

オリジナルの記事はこちらから↓
http://www.data-max.co.jp/2011/11/20/post_16417_yr_6.html

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【インタビュー】環境保全型社会における企業のあり方(5)〜(株)ワイエルインベスト・山本社長=NETIB NEWS

弊社社長山本亮の記事が、NETIB NEWSに掲載されました!

【インタビュー】環境保全型社会における企業のあり方(5)〜(株)ワイエルインベスト・山本社長

「人生」極める2011年11月19日 07:00 <やまじいの環境講義>

――ところで山本社長は、社会貢献活動の一環として、各地で環境問題の重要性について伝える講義を行っていますね。

 山本 ええ、「やまじい」と名乗って話をさせていただいています。

伊勢神宮に行ったときに同じ宿場に泊まった人達がこの活動に賛同して

パンフレットを無料で作ってくれました。

今、小学5年生が環境を勉強していますから、教材として使いながら話していますよ。

「君たち、夏は冷房を入れているが、それは全部CO2を出している、

冬はセーターを着ろ、夏は団扇であおげ」など、結構厳しいことを言うのですが、

講義が終わった後サインを求められたりもするのです。

やかましくいう大人を慕ってくれたのですから、見込みがありますよ。

子供達は正しいことを伝えながら本気で怒ってくれるリーダーを待っているのでしょう。

「またやまじいに会いたい」と校長先生に申し出た子もいて、再度学校へ赴いたこともあります。

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――「やまじい」というヒーローの登場ですね。

 山本 講義を聞いた子供達の心には

「そういえばマングローブ植林事業で地球を救おうとしていたやまじいという大人がいたな」とか

「身近なところから地球温暖化に取り組めと叱られたな」という記憶が残るでしょう。

その記憶を糧にして、本質を見極めることが出来る子供が育ってほしいと思います。

こういう子供達が増えれば、国の文化や価値観の垣根を越えて、

一緒になって地球環境を守る仕事が出来る人間が育つでしょう。

教師の仕事は、子供達が大切なことを気付くことが出来るように学ばせることでしょうが、

私も自然保護という面から同じことをやろうとしています。

木を植え育てるように、子供達も育てていくことも大事です。

――将来の日本を支えて立つ人材の育成を行われているのですね。そこから新しいものが生まれてくる気がします。

 山本 人として何をすべきか、どういう志で生きていくべきか。そんな信念があれば、

時代に即した新しいものも見えるでしょう。

人に迷惑を掛けちゃいけない、というのは基本であって、もし迷惑を掛けているのであれば、

償いたいという気持ちは大切にして欲しいです。

例えば、自分がいる半径500メートルのところは、いい空間になるような、そんな人間になりたいし、

そう考える子供達が増えてほしいですよ。

(つづく)
【黒岩 理恵子】

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【インタビュー】環境保全型社会における企業のあり方(4)〜(株)ワイエルインベスト・山本社長=NETIB NEWS

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【インタビュー】環境保全型社会における企業のあり方(4)〜(株)ワイエルインベスト・山本社長

「人生」極める2011年11月18日 07:00 <新しい環境ビジネス企業として飛躍>

――国際的な協力が必要なのですね。東日本大震災と福島第一原発事故が起こった2011年は、世界的に環境に対する意識が一層高まった1年でもありました。

 山本 大震災は災害、しかしその他は人災ですね。原子力の問題などは特にそうです。

安全と言うのなら、なぜ安全装置を付けるのでしょう? 

風水害なども、地球が危険な状態に陥っていることを示しています。

気候変動というのは予想外のことが起こると言いますが、

国連は異常な自然現象や災害の発生を予測し発信していました。

25億人しか住めない地球に75億人が住んでいて、この人たちがco2をまき散らしているのですから、

変わってきて当然です。

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――しかし、地球温暖化の問題には様々な見解がありますね。経済成長のためにCO2を大量に排出している国や企業のなかには、排出権取引にも素直に応じられないと考えているところもあります。必要性は感じていても、難しさを覚えている企業は多いのではないでしょうか。

 山本 確かに様々な意見があり、どれを選択するかは其々の判断に委ねるしかありません。

しかし地球上のco2排出量は増加する一方ですが、

吸収する森や海は確実に減っているという事実をきちんと見た方がいいでしょう。

そして温暖化も進んでいます。

皆、タイの洪水は温暖化によって水位が上昇していることも察しているのでしょう。

でも気づかないふりをしています。

来年はもっとひどい災害が起きるかもしれません。

私はそれに対して行動を起こしているだけです。

最初に述べた自分の欲のためにですね。

孫にお金を残すより、環境を良くするために、一本でも多くの木を植えたいのです。

個人が一人でもいいから行動を起こさねばならなりません。

――社長の仕事はもっと注目されてもいいのではないかと思います。

 山本 ボンでの会議には、森林を守る団体が25組参加していて、5組が発表をしました。

ヒマラヤに植林をしている団体も活動を発表していましたが、

資金面、また事務処理の面でも難しさを感じているようです。

所々の煩雑さを乗り越え、植林事業を継続しているのは当社だけです。

発表する際「19世紀、フランスのシャトーブリアンが残した"森は文明の前にあった。

砂漠はその後にやって来る"という一文を、

ここボンから見れば地球の裏側であろう日本でも実践している者がいると思って

話を聞いてください」という呼びかけで始め、

日本でも古くから自然と共存するライフスタイルが営まれていた桑名藩の例で締め括りました。

終わってみたら割れんばかりの拍手が会場に鳴り響いていて嬉しかったですね。

思いは通じる、と手ごたえを感じました。

――インドネシアだけではなく、欧州の人々からも信頼を得ることが出来たのですね。

山本 発表後、事務局長から「あなたたちの取り組みに、国はどのような評価をしているのか」と問われ、

評価や援助なしに独自で取り組んできたと答えると、

「それはいけない。おかしいですね」と首を傾げられたのも、自信に繋がりましたね。

これ以降、経産省が腰を上げてくれたという感じがします。

私たちのプロジェクトは、日本が発展するためのものでもあるのです。

インドネシアはまだ広大な未開発の干潟を持っています。

そのすべてにマングローブを植えたら日本が排出するco2を浄化することができるのです。

加えて現地の人々の生活水準を上げるための技術や仕組みを使って、

皆が協力して植林を続ければ、すごいプロジェクトとして発展するでしょう。

また、マングローブの森が壊れかけた状態で残っています。

6万haはありますね、ここを再生させようというプロジェクトも進めているところです。

――co2削減の必要性は理解していても、確信を持ってビジネスに転換するのは難しいものです。社長の先見の目はどのようにして培われたのでしょうか。

 山本 木を扱う仕事をしていましたからね。

自然に接し、見つめ続けていたから環境が壊れかかっているのが解かるのですよ。

地球上の空気か変わると森林の様子も変わります。

自然を撮るカメラマンなどは、そのおかしさに気づいています。

山の稜線の鮮明度の違いは、都会に住んでいては気づかないでしょう。

最近オレンジ色の月がキレイだという感想文を読んだのですが、

それは空気が汚れているからなのです。

皆の審美眼が変わってきていますね。

農業従事者や写真家などはおかしさに気づいています。

UNFCCCに提出してHPに掲載された資料は、

ひとりでも反対する人がいたら承認されなかったのですから、気付いている人は多いはずです。

支持者も少しずつ増えています。


(つづく)
【黒岩 理恵子】

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【インタビュー】環境保全型社会における企業のあり方(3)〜(株)ワイエルインベスト・山本社長=NETIB NEWS

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【インタビュー】環境保全型社会における企業のあり方(3)〜(株)ワイエルインベスト・山本社長

「人生」極める2011年11月17日 07:00 <ようやく業績を認めた経産省>

――では、日本にとって環境ビジネスは難しいと?

 山本 いえ、環境ビジネスはものすごい勢いで進むと思いますよ。

私たちの仕事も個人的な満足で終わるとは思っていません。

国が関心を示してくれましたからね。

日本は今まで地球の空気を汚してきた上位国です。

もう補いもできないのですから、後は真剣に温暖化対策に取り組むしか道はありません。

排出権の価値が上がってくれば、膨大な資金を支払って空気を買わなくてはならなくなります。

しかしこの問題は結果が見えにくいので、国としては慎重にならざるを得ない部分もあったのでしょう。

なかなか認めてもらえませんでしたが、

ドイツへ招待していただいたおかげでやっとで経産省から資金をいただくことができました。

私たちの取り組みが公になれば、立ち上がる企業もあるはずです。


――どのような点が評価されたとお考えですか?

山本 過去、インドネシアは、マングローブ伐採後の土地をエビの養殖場として活用してきました。

日本のエビは、以前はほとんどインドネシアから輸入していました。

しかし無計画に作り過ぎましたね。

これもインドネシアのマングローブ林が450万haを250万haに縮小した一因です。

化学飼料のために、土壌は劣化する一方、その結果、良質なエビが養殖できない。

5年ぐらいで池の土がダメになり、挙句の果てには池が見捨てられる。

この悪循環ですよ。

荒れた池だけが残ってしまいました。

私達はマングローブを植えることによって、空気だけではなく土地も浄化したいのです。

地球温暖化対策はもちろんのこと、沿岸地域の修復と再生、そして再生しながら所得の確保も行っています。

今、インドネシア海洋水産省直轄の水産学校と共同で進めている試験プロジェクトがあります。

シルボ・フィッシャリー技術を用いた放棄エビ養殖池の再生作業です。

マングローブ植林地の外側を3mぐらい使ってエビや魚を養殖する水路を作るのです。

マングローブは葉の部分だけでなく、根の部分にも、自然の浄化に大きく作用する力があるのです。

「海のゆりかご」と言われるように、

タコの足のように張った根は豊かな海の生物、微生物を育成する天然の養殖地です。

この技術の活用によって、周辺の水路では、天然資源を餌にしてエビを育て、

天然エビに近いものを水揚げ出来るようになるでしょう。

それが現地の人々の生活を豊かにもします。

――国の垣根を越えた共同作業がカギとなりそうですね

 山本 私たちは長年の付き合いから、

どうすればインドネシア人の心を動かすことができるのかを熟知しています。

まず、私たちが「こんな問題があるけどどう思うか」と彼らに問い掛けます。

企画を提案するのは私たちですが、最終的な決定権は彼らに委ねます。

トラブルが生じたら、私たちから、こうしたいから助けてくれ、と頼むと仕事は前に進みます。

インドネシア人はインドネシア人の価値観もプライドがありますから、日本の物差しで測って、

変えようとしてはいけません。

――日本人も、外国に出ていくのであれば、現地の人に合わせていく必要が?

山本 現地の人にすべて合わせていっても、日本人が構築した効率的な仕事の進め方はできませんから、

合わせすぎもいけません。

大切なのは、彼らの信頼を得て現地の人に尊敬されるかどうかです。

(つづく)
【黒岩 理恵子】

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【インタビュー】環境保全型社会における企業のあり方(2)〜(株)ワイエルインベスト・山本社長=NETIB NEWS

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【インタビュー】環境保全型社会における企業のあり方(2)〜(株)ワイエルインベスト・山本社長

「人生」極める2011年11月16日 07:00 <世界に認められた2011年>


――時代の流れより先に実践してしまっていたのですね。人々が環境問題を真剣に考え始めたのは、1992年、リオデジャネイロで開催された国際会議だったと記憶しています。あれから20年目を迎えようとしている今、人々の反応は?

 山本 この仕事はいい、と言ってくれる人が多いです。

今年、国連のUNFCCC(気候変動枠組条約)に対し、

AR/CDM(新規植林/再植林)の新規プロジェクトを申請しました。

それがパブリックコメントとしてUFNCCCのHPに掲載され、海外から数々の問い合わせも受け取りました。

世界の反応から国連もこの事業が有効であると考えて下さったのでしょう、

UNFCCC本部から、ドイツのボンで行われる

「承認されたAR/CDM方法論の利用制限の特定に関するワークショップ」へ招待されたのです。


――日本での反応はいかがでしたか?

 山本 ワークショップ後、日本の経済産業省から

「地球温暖化問題対策調査 非エネルギー起源温室効果ガス関連(地球温暖化対策技術普及等推進事業)」

の委託事業者として採択されましたよ。

10月には、東京で開催された「REDD+第1回公開セミナー」に参加し

今までの活動内容の展示説明を行なうこともできました。

会場に集まった研究者の方々が「私たちがこれから企画したいと考えていたことを、

すでに実践し実績を上げている企業がある!」と、驚いて下さいましたね。


――資料を拝見すると、委託事業者のなかには、丸紅株式会社や住友商事株式会社などの大企業も名を連ねています。

 山本 そうですね、そのなかで福岡の一中小企業が紹介されたことで、

地域にも貢献できたのではないかと思っています。

委託調査は着々と進んでいますよ。政府も、プロジェクトを伸ばしたいと思ったのでしょう。

東京で環境省と外務省と経産省と農務省の主催で環境ビジネスの枠組みを作る会議へ参加しました。

皆さんは今からやるには、どうすればいいのかと考えていますが、私たちはすでに行なっているのです。


――追随する企業も出てきそうですが

 山本 最近は宇宙から地球に光線を放射し、

反射の具合で森のCO2削減度を測るような技術も開発されています。

弊社を参考にしたいと思う企業は多いでしょうが、真似はできないだろうと思っています。

なぜならば、私達は、京都議定書が掲げる案のひとつ"クリーン開発メカニズム"の仕組みを

実直に実践しています。

それは、先進国とのプロジェクトにより、途上国の持続可能な成長に資する、という仕組みです。

高度な技術を投入しただけで行なえるものではありません。


――具体的にはどのような方法なのですか?

 山本 インドネシアの未開地に飛び込み衣食住を共にしながら、

共同でマングローブ植林と良質なエビ養殖場の再生プロジェクトを手掛け続けるというものです。

風呂もシャワーもない場所で腰まで泥に浸かりながら苗を植える、文字通り泥まみれの活動ですよ。

資金だけを与え、涼しいところから作業を眺めている状態では、いいものは生まれません。

インドネシアの人達と団子になって取り組んでいる我々のプロジェクトに追随するのは難しいでしょう。

(つづく)
【黒岩 理恵子】

オリジナルの記事はこちら↓↓
http://www.data-max.co.jp/2011/11/16/post_16417_yr_2.html

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