スカナ島 植林日記

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インドネシア共和国リアウ諸島州バタム市 バタム島の南西にあるスカナ島

そのスカナ島沖干潟115haで、マングローブ植林を行っています。


2006年9月よりマングローブを植林し始め、その成長の記録を報告していきます!
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スカナ島 5年と7ヵ月

 
2012年4月4日 水曜日

天気は晴れ


13:20 スカナ島干潟南側より上陸。

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この辺りはオオバヒルギを植林し、2年〜3年が経過している。

地盤高が干潟中心部に比較し低い為、海面から冠部分を突出するために背丈の伸びが著しい。

背丈の高い個体で170cm以上のものも見受けられる。

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干潟中心部へ向き合って進み地盤高が高くなるにつれ、個体の背丈は低くなっている。

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中心部よりやや南側のエリアは、後に補植したもので、植林後2年弱が経過。順調に成長している。

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中心部手前のエリアでは、ほとんどの個体に支柱根が出ている。

植林後3年半強。

写真はオオバヒルギとヤエヤマヒルギの個体の様子。

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これは、フタバナヒルギの個体の様子。

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スカナ島は地盤高が高いため、マングローブの背丈はあまり高くならないが、

葉っぱや枝を増やして、支柱根等を順調している。

最近は、虫食いの被害もあるが、このまま順調に成長してほしい。


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スカナ島 5年(2)



最初の植林の2006年9月に植林したフタバナヒルギは、植林後5年。

50cm間隔と密集して植えている事もありかなりゴマ粒(自然活着のフタバナヒルギ)に

追いついてきている。(ゴマ粒のフタバナヒルギはもっと密集している)


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↑植林後5年のフタバナヒルギ(中央エリア)

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↑植林後5年のフタバナヒルギ(中央エリア)


中央エリアの東隣のエリアである。このエリアは2010年にオオバヒルギを補植している。

スカナ島植林責任者のアチュンさんが抜け落ちた部分から補植を行ってくれているため、

それぞれの個体の植林月はバラバラであるため、正確な経過月数は分からない。


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↑補植したオオバヒルギ(中央エリアの東隣のエリア)


2008年末からスカナ島の植林にはオオバヒルギだけを選定するようにしてから、

活着率は格段に向上した。

スカナ島では、植林後半年後に活着できている個体に関して、

外部影響を除外すれば枯死する確率はほとんどない。

海藻の絡み付きや害虫被害が今後の問題となって来る。

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↑補植したオオバヒルギ(中央エリアの東隣のエリア)

今回、海藻の絡み付きが顕著であったが、それ以上に問題と思われたのは害虫被害である。

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↑害虫(蛾の幼虫)に葉っぱを食べられている様子(オオバヒルギ)


背丈が伸び、満潮時でも冠部分が海面上に出るようになった個体が集中的に狙われている。

そのことから推測できるのは、蛾の幼虫も水中では生息で居ないものの、

多少の波や風で海水がかかっても生きていける様だ。


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↑害虫に葉っぱを食べられた個体(オオバヒルギ)


今回現場で見かけられた害虫は、今まで見受けられたものよりも大きいサイズのものが多かった。

幅1.5cmの全長10cm程の害虫がたくさんいた。

害虫に葉っぱを全て食べられても復活する事が出来る余力を持っている個体は良いが、

そのまま枯れてしまうケースも多い。

植林後5年経過しているオオバヒルギでも害虫被害が原因で枯死している個体がある。

また、害虫被害の個体を観察していると、樹種によって被害の差が伺えた。

オオバヒルギが最も葉っぱを食べられていた。

自然活着のフタバナヒルギは密集しており背丈も高いため、

被害が大きいだろうと思っていたが意外に少なく、フタバナヒルギはあまり好きではないようだ。

一方、ヤエヤマヒルギらしき個体に関してはほとんどの個体で虫食いがなかった。

害虫も好みがはっきりしているようだ。

現在、スカナ島ではオオバヒルギを集中的に育成しているため、

今後害虫をどうするかという問題が発生してくる。

以前は、見つけ次第駆除していたが私達の手作業で駆除できる量をすでに超えている。

またアチュンさんも毛虫なので刺されることを嫌い、近寄ろうとしないため、

彼に駆除をお願いしても多分出来ないだろう。

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↑害虫被害にあっても再生できた個体の様子


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スカナ島 5年(1)

 
2011年9月29日 木曜日 

天気は曇り時々晴れ

15:40 スカナ島南側干潟より上陸

スカナ島南側干潟では、オオバヒルギが順調に成長している。

この辺りは地盤高が低いために背丈の伸びが著しく160cmを超えている個体が多い。

支柱根も育ち始め、安定してきている。

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ここまで来ると地盤高が高くなっているため、それに伴って個体自体の背丈も低くなっている。

マングローブは海面上に冠部分を早く出そうとするため、地盤高が低い部分では背丈の伸びが著しいが、

地盤高が高くなるにつれ背丈の伸びも必要性が低いためゆっくりな成長となっている。


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中央エリアの様子。

中央エリアは2006年2007年に植林したものがほとんどで、現在植林後4年4ヵ月〜5年が経過している。


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スカナ島 4年と3ヵ月

2010年12月5日 日曜日

天気は晴れ

14:53 タンジュン・ピアユ・ラウッ村を出発し、バガンエリアの干潟を視察した。


15:05 スカナ島南側干潟より上陸した。

本日は、11月に補植したオオバヒルギの様子が楽しみだ。

本日は天候が良かったため、マングローブ達が生き生きとして見えた。

下の写真は、南側干潟の様子。

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下の写真は、スカナ島干潟中心部分のマングローブの様子。

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次の写真は、スカナ島干潟西側の様子。

こちらもオオバヒルギがこの土地に適応できて、順調に成長している。

西側は中央部分より遅れて植林したため、中央部に比べて、まだ枝葉や支柱根の数が少ない。

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次の写真は、スカナ島中央部の一番最初の試験植林で植えたフタバナヒルギの様子。

2006年9月に植林し、現在、4年3ヵ月だ。

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最近では、フタバナヒルギの成長が同じ時期に植林したオオバヒルギよりも顕著に見える。

背丈の伸びは停滞気味だが、枝葉や支柱根の数はどんどん増えている。

下の写真のフタバナヒルギは個体の間隔が1メートル前後と狭いために、余計に密集して見える。

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同じ時期の2006年9月に植林したオオバヒルギの様子。

こちらのオオバヒルギは個体同士のの間隔が2メートル前後と広い。

この1年間ほど背丈の成長はなく、枝葉も顕著に増えることもなかった。

この一年虫食いなどもあって、それが成長と遅らせているのかもしれない。

この場所は地面の砂の堆積が見られるため、逆に背丈が低くなったように感じるほどである。

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2010年11月に、スカナ島全体の抜け落ちた部分や枯死した部分に10,000本の補植を行った。

使用している種の成熟度も植林の間隔も問題なく行っているため、この先の成長が楽しみだ。

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スカナ島 4年と3ヵ月

2010年12月5日 日曜日

天気は晴れ

14:53 タンジュン・ピアユ・ラウッ村を出発し、スカナ島干潟を視察。

PM 3:05 スカナ島南側干潟より上陸。

本日は、11月に補植したオオバヒルギを見るためだ。

本日は天候が良かったため、マングローブ達が生き生きとして見えた。

下の写真は、南側干潟。

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下の写真は、スカナ島干潟中心部分のマングローブの様子。

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次の写真は、スカナ島干潟西側の様子。

こちらもオオバヒルギが適応でき、順調に成長している。

西側は中央部分より遅い時期に植林したため、中央部にくらべるとまだ枝葉や支柱根の数が少ない。

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次の写真は、スカナ島中央部の一番最初の試験植林で植えたフタバナヒルギの様子。

2006年9月に植林し、現在、4年3ヵ月。

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最近では、フタバナヒルギの成長が同時期に植林したオオバヒルギよりも顕著だ。

背丈の伸びは停滞気味であるが枝葉や支柱根の数はどんどん増えている。

下の写真のフタバナヒルギは個体の間隔が1メートル前後と狭いために、

この写真の様に余計に密集して見える。

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同時期の2006年9月に植林したオオバヒルギの様子。

こちらのオオバヒルギは個体の間隔が2メートル前後と広い。

この1年間ほど背丈の成長はなく、枝葉もそれほど増えることもなかった。

それどころか地面の砂の堆積があるせいで、逆に背丈が低くなったように感じるほどだ。

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2010年11月に、スカナ島全体の抜け落ちた部分や枯死した部分に10,000本の補植を行った。

補植したものを確認したが、今回使用した種の成熟度も植林の間隔も問題なく行われていた。

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このスカナ島は、現在国連へCDMの申請をしている現場だ。

早く全体に隙間なくマングローブを育てていきたいと云う思いが強くある。


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