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母校の青山学院大学で、図書館員の皆さん向けに和本の取り扱い方や製本について、話と実演をして欲しいと依頼され、本日午後2時から大学総合研究所10階の会議室で行った。
参加者は30名ほど。
まずは私の本フェチ遍歴にしたがって、製本や書誌学について実物を見せながら話し、和本や唐本など、東洋の書物の製本形態の種類と取り扱い方について簡単に解説した。
それから、製本の道具や材料のことに触れてから、こよりを作って線装本の下綴じをしたり、綴じ糸の切れたものを直したり、題簽の剥がれを糊付けしたりという実演をあれこれ。
3時半までという、たったの1時間半では到底時間が足りないと事前に言っておいたとおり、結局4時半頃までかかってまとめ、ようやく切り上げた。
会議室が日本文学科の研究室のある階だったので、終了後、国語学の安田尚道先生と久しぶりに本の話をする。話題になったのは、近現代の出版物の「奥付」について。浅岡邦雄さんの話を聞かせてあげたかった。武藤先生は私立大学の学長会議に出席とかで不在であった。
ちょうど卒論の時期だったため、がんばっている学生たちの姿があちこちにあり、懐かしく感じられた。
それにしても、当然のことだが、今はみな卒論をパソコンで書いているんだなあ。私は原稿用紙数百枚を手書きで埋める作業が楽しかったが、近頃じゃ、原稿用紙さえ見かけなくなってきた。小学校でも原稿用紙の使い方作法をきちんと指導していないようだから(先生自身が、まず使わないだろうし)、これも消滅の運命をたどる物なのかもしれない。
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この時期は卒論の時期なのですね。卒論といえば、先日大学から、「大学の移転に伴い、教室図書室に保管していた卒業論文を返却します」と連絡が来た。修士論文も欲しい、といったら、今回は卒論だけだとのこと。保管場所に困っての処置らしいが、第1回卒業生は大正3年なので、卒論の数はすごいものだと思う。卒業以来37年ぶりに茶色に変色した自分の卒論の表紙をを眺めながら、卒業前の2、3月には、ほとんど下宿には帰らず、教室に泊り込みで実験をやった日々を思い出した。白髭爺
2006/12/14(木) 午後 3:02 [ exl**ris*jp ]
白髭爺さんの論文タイトルを知りたいです。どんな研究をされていたの?やはり環境学でしょうか? ちなみに私の卒論は、近世排耶書(キリスト教排撃文学)の書誌学的研究でした。
2006/12/15(金) 午前 2:03 [ 田中栞 ]