無題
禿げ増し愛。
ご主人様、一年前よりもほんの少し、でも確かに、頭髪がスケルトンに近付きつつあります。 お風呂上がりに、バスタオルで体を拭いていただいている間に、そんなことを思います。 私はそんなご主人様が大好きです。 実は私、ここのところ悩み事で眠れず、些細なことで苛立ちが噴出してきてどうしようもなかったのです。 それを、ご主人様に言っても仕方無いと一人で引き取っていたら、それも限界だったのか、涙が出てしまいました。 『どうしたんだ。言ってごらん』 ご主人様は何時も、優しく聞き出してくださります。 つらかった、いろいろなしがらみが。 『人は、愛し愛される間柄の相手が居れば、大丈夫』 そう言って、抱き締めてくれました。 私は、ご主人様に可愛がっていただけて、本当に幸せです。
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