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処方箋の電子化

予てより、病院から発行される処方箋情報を紙ではなく、電子的に蓄積し、受け渡す方策が検討されてきました。古くはフロッピーディスクなどが使われてきましたが、とうとうICチップを納めたカードにより病院から処方箋が発行され、これを調剤薬局に持って行く時代が来ることになりました。そのための処方せんのデジタル化と電子情報の外部保存などに関するガイドライン(医療情報を受託管理する情報処理事業者向けガイドライン)が作られています。
このICチップの中に病院の医師から処方箋が出て、患者さんがこれを調剤薬局に渡し、調剤した薬剤をもらいつつ、「おくすり手帳」に薬剤師からの情報が加えられる。沢山の病院にかかっている患者さんの処方箋情報も共有されれば、同じ薬剤を重複して投与される危険性や、薬剤の飲み合わせ(相互作用)も迅速に解決できる。理想とされてきた、医師と患者の薬剤師の間の情報の循環が本当にできる時代がこようとしている。ただし、ここに医療情報を受託管理する情報処理事業者が絡んでくる。
 
こうした動きの一方で、オンラインのパーソナル・ヘルス・レコード(PHR)の動きも本格化してきた。このサービスは患者がオンラインで自分の医療情報を収集,保存,管理できるようにするもの。Googleは「Google Health」の名称で参入し、MS社の「Microsoft HealthVault」、AOLの「Revolution Health」がこれに続く。

「Google,Webで医療情報を管理できる「Google Health」の詳細を発表」
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20080229/295066/

Microsoft HealthVault
http://www.healthvault.com/

Revolution Health
http://www.revolutionhealth.com/

三宅氏の「TOBYO開発ブログ」には詳しくPHRが紹介されています。
http://www.tobyo.jp/tobyoblog/date/2008/02/29

ネットの土俵に役者がそろったようです。私たちの医療情報は誰の手に握られるのでしょうか。

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開設日: 2006/6/22(木)


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