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4月11日(月)今日で罹災より、早1ヶ月。
偶然にもこの日漸く津波により甚大な被害を被った気仙沼地福寺様の
復旧支援活動に日帰りで行って参りました。
メンバーは不肖、次男渓山学徒、当山青壮年部・女性部部会長石垣英孝・いさ子ご夫妻と
仕事の同僚1名の計5名。おにぎり、番茶ポット、トイレットペーパー、タンク満載の水、
作業道具等々一気に積み込んで、早朝5時に地元大和町をワゴン車で出発。
道中は歌津、志津川で文字通り、町ごと津波にさらわれた惨状が、目を疑うばかりに
延々繰り広げられておりました。
自然の脅威の前になすすべなく亡くなっていった多くの尊い人生の一つ一つの無念を想う時、
誠に言語を絶する、痛恨の極みでした。
瓦礫が山のごとく積み重なる沿道には、見るも無残な人間の営みの残骸が累々と繰り広げられており、
これまで生きてきた価値観が根本から覆され、腹の底が冷えるような自然の猛威を体感させられました。
と同時に、復興に向って気の遠くなる道のりの第一歩が、自衛隊や電気・電話工事会社、
道路復旧工事、支援物資の運搬車など、着実に又様々に見受けられ、心強く感じました。
途中ご縁の気仙沼市(元本吉町)浄勝寺様、浄福寺様により、被害状況等伺いました。
浄福寺様は門前、閑栖寺庭様ご実家のご家族を数名亡くされたとの事。ご冥福をお祈り申しあげます。
又、電気、水道が7月まで復旧しない見通しで、罹災以来、自衛隊の入浴支援のい1回しか入浴されていない由。お子様の小学校への通学路も立体道路が丸ごと津波で流されてしまい、転校も含めて思案中とのことでした。ご不自由な生活、くれぐれも御自愛下さいませ。
国道から地福様に向かう見慣れたはずの道筋は、様相が一変瓦礫の山。門前から遙か遠くに思えた海岸線までは、まさに「爆心地のような(淨福和尚談)」何もない荒涼たる参上が見晴るかす限り続き、「こんなに海が近かったとは、不覚にも今迄わからんかった(地福和尚談)」のもむべなるかな。
一昨年の6月、本堂、花園会館落慶の晴れがましい様子を知る者にとって、諸行無常、色即是空を骨身に染みて痛感させられる目の前の惨状でした。すっかり伸びた白髪&白髭の面立ちが、この間の奮闘努力を物語る地福和尚に建物内の惨状を案内してもらいました。本堂欄間に付着した漂流物のゴミが往時の津波の激流のもの凄さを物語っておりました。
一週間前から泊り込みで復旧活動の先頭に立っておられる飛騨から来られた篤志の僧侶・明っさんの指示を仰いで、さっそくツナギ服、防塵マスク、釘&ガラスによるケガ防止の為の皮手袋に身を固め、復旧の為の境内の瓦礫撤去作業に着手。現場は砕けたガラスや錆釘がいたるところに散在しており、軍手&ゴム長靴では危険とのこと、できれば革手袋&安全靴が望ましいのですが、いずれにせよ不注意に瓦礫やゴミに手を突っ込んでケガをせぬよう細心の注意を払わねばなりません。
特に様々なばい菌?が土壌にあふれているらしく、ほんの小さな切り傷からも破傷風が蔓延しており、住職の弟さんも治療中とのこと。
そうこうする内、今日は震災丁度一ヶ月の命日、境内に寄せ集められたお地蔵さんにお供え物などして、海に向かって追善法要を致しました。直前に飛騨高山の宗猷寺副住さんも駆けつけられ、都合4名の僧侶、ご寺族、総代長はじめ檀信徒の方々襌興寺の応援部隊で犠牲者の皆様の菩提をお祈り申しあげました。
持ち寄り&支援物資のお昼を挟み、午後には、大分臼杵の見星寺副住様始め海清僧堂会下関係の若手僧侶3名が、飛騨高山の襌通寺様の車を借用して到着、持参の作業用一輪車3台を瞬く間に組み立て、休む間もなく復旧作業に取り掛かって頂きました。
寺庭様と同ご姉妹、82歳の娘さんが未だ行方不明の元総代長様始め、一同黙々と身を粉にして後片付けに専念。その甲斐あって少しづつでも、着実に人海戦術で目に見えるように仕事がはかどってゆく様は、作業する身に嬉しく感じられました。午後3時頃から小雨。一休の後、残念ながら一足お先に今後の復旧の無事円成を祈願しつつ、地福寺様を後にしました。
帰路涌谷町交差点にて、緊急地震警報の直後、車ごと大きく揺すぶられる大きな余震〔震度6、マグニチュウード7〕!電柱も電線、信号も大きく波打って、茨城県の津波警報を告げるラジオ放送に緊張感はいや増すばかりでした。
わずかたった一日の復興支援でしたが、やはり映像やマスコミの情報とは全く違う圧倒的な現実を目の当たりにして、初めて今回の災害の未曾有の凄まじさと、復旧への気の遠くなるような道程の長さを、改めてからだ丸ごと痛感致しました。
地福寺様本堂にうず高く詰まれた衣類関係の救援物資の如く、救援物資はも行き渡らない場所の偏りはあるにせよ、総量としてはある程度もう足りています。やはり何より圧倒的に現地は一刻も早い、多くの人手を必要としています。
重機による撤去はむろん必要ですが、最後は人海戦術による後片付けがなければ、にっちもさっちもいきません。
どうぞ何人でも、日帰りでも結構です。復興支援のお気持ちが少しでもある方は、とにかく手を上げ、、声を掛け合って、足を運んで現地で汗を流して下さい。不明な点、手助け等ありましたら、ご遠慮なくHP問合せメールよりご連絡下さい。
共に智慧と力と創意工夫で、自分のできる範囲でできることを先ず手がけてゆくしか道はありません。
皆様のご支援を心よりお願い申し上げます。 襌興寺 徹玄 拝
襌興寺HP http://zenkoji.e-tera.jp/~
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龍興寺@大分です。
FAXありがとうございました。ちょっとビックリしましたw
臼杵の見星寺さんも行ったんですね、さすがだ^^
地元の青年僧の会でもお手伝いに行く話が出ていますし、自分も都合がつき次第、必ず行きます。
がれきの片付けもそうなんですが、都市部の避難所のように注目されていない地域の人々や、自宅に居るために、援助がなくて困っている人の話を聞きます。
そういった話は聞いていますか?
行政の目が届かなくて困っている人たちもいるのではと、心配しています。
2011/4/12(火) 午後 6:25 [ zui*nza* ]
道っさん、早速の返信ありがとう!
何をするかは、お互いに智慧を出し合っていろいろな事ができると思います!
緊急かつ速やかに求められていることや、時間の経過と共に求められることも、ドンドン変わってゆくだろうしね。
大切なのは全国各地から、なにか被災者の爲にできることをやってみよう!という気運が盛り上がるべく、身近な人に具体的に声を掛け合って、実行に移してゆくことだと現地で感じました。
分析や調査も大事だけど、先ず何か行動してみること。
行動している人にサポートする爲、具体的に何ができるか考えてみることだと思うんだよね。
末永い支援活動が必要だろうから、それぞれ都合をつけて「現地に行ける条件を探ってみよう!」という輪が広がればいいんじゃないかと思っています。感謝!
2011/4/12(火) 午後 7:10 [ BASTON.PI9 ]
梅澤様 山本@實相寺です。
この度の被災、衷心よりお見舞い申し上げます。またFAX頂戴し有難うございました。
ブログ過去ログも拝見致しました。御自坊も浄化槽の隆起など大きな被害を受けながら、ボランティアに尽力されているご様子、本当に頭が下がります。ご苦労様です。
実は正直、先日本山から届いた、「ボランティア募集」と「被災者住宅支援募集」については、どう対応してよいものか逡巡していたところでありました。
いちおう3月14日と16日に、地元青年僧で二回の托鉢を行い募金しましたが、勿論、復興には相当の時間を要すと思いますので、それで終わりとは思っていません。
2011/4/13(水) 午前 9:14 [ yan*o3* ]
しかし、「今現地に行っても、食糧や宿泊などかえって迷惑を掛けるだけであろう。もう少し落ち着いたらボランティアに行きたい」と考え、実際口にも出していたところですが、いざ、現実にボランティア募集を本山から受け取りますと。要項には「宿泊や食糧は自身で準備すること」と書いてあり、さてどうしたものか?一人の場合何処へ行けばいいのか?三日寺を空けても実質一日しか手伝えないしなぁ、等と様々な考えが浮かんで、中々具体的に動けずに居た所でした。
そんな折、今朝FAXを頂き、ブログを拝見して、「どうぞ何人でも、日帰りでも結構です。復興支援のお気持ちが少しでもある方は、とにかく手を上げ、、声を掛け合って、足を運んで現地で汗を流して下さい。不明な点、手助け等ありましたら、ご遠慮なくHP問合せメールよりご連絡下さい。」との熱いメッセージを頂き、今「やはり行かなきゃ」という思いに駆られています。
25日に地元青年僧の会合があるので、その時に近隣の若手に声を掛けてみたいとも思います。恐らく行けるのは早くて5月連休明けになると思いますが、その時は宜しくお願いします。
2011/4/13(水) 午前 9:14 [ yan*o3* ]
早速のご返信・お見舞下さり、有難うございます。
文匡師のコメントに書かれた内容はおそらく全国の皆さんの偽らざる心境だと思います。恥ずかしながら、不肖もつい最近までは同じように考えて、現地入りに躊躇していたのです。
教区の災害本部で、現在被害状況やボランティア募集の調査、取りまとめを進めていますが、中々具体的な支援を組織する所までいっていません。しかし利府町の天祥寺様にある対策本部にはシャベル、長靴、マスク等必要品は備えてあり、借用できます。
ガソリンも仙台市内では普通に給油可能です。食料もコンビニがだいぶ普通営業に近くなっており、地福寺さまでは不肖持参のおにぎりやおかずに加え、地福寺寺庭さまがご用意のおにぎりや支援物資の飲み水、カップラーメン等は頂戴する事ができました。
2011/4/13(水) 午前 10:56 [ BASTON.PI9 ]
問題は宿泊先ですが、今地福寺様と相談して、近隣又は教区内の寺院などに宿泊できないか当たろうということになっています。
教区で正式にボランティアの受け入れをするとなれば、その辺も受け入れ態勢はしっかりすると思うのですが。。。
車に関しては、今のところ自前で駆けつけて頂くしかなさそうです。
受け入れ条件が不充分なままのお願いで心苦しいのですが、皆さんのお知恵とお力をお借りして、少しでも罹災地のお役に立てる方向で物事が進めば、と考えています。
実際に山ちゃんが来てくれる様な時は、ぜひお声掛け下さい。
襌興寺 徹玄 拝
2011/4/13(水) 午前 10:57 [ BASTON.PI9 ]
宿泊先の件、一つ具体案が出ました。
宮城福島教区第5部の寺院の方々が昨日・今日と2日間、
県南の白石市から地福寺さんの復旧活動支援に来られています。
その宿泊は隣接する南三陸町(旧元吉町)の妙心寺派浄勝寺様の本堂をお借りして、寝袋、毛布持参で宿泊させて頂いたそうです。通夜の晩は使用不可ですが、事前にお願いしておけば人数的には多くとも大丈夫なようです。(傑山和尚談)
地福寺さんまで、車で30分かからないはずです。宜しく御検討下さい
2011/4/13(水) 午後 0:41 [ BASTON.PI9 ]
宿泊の件の追加です。先程浄勝寺のご住職と電話連絡で、予め日程調整してもらえれば、通夜・葬儀の関係を除いて、1泊なら受け入れ可能の了解を頂きました。布団は襌興寺の石垣青壮年部・女性部会長の手配で10名分位はご用意できますので、襌興寺でお貸しするか、浄勝寺さんに備付けして常備することになりそうです。但し、本堂は未だ寒く、会館は盛り土の上にある為、耐震上の難があり、余震の際はかなりの揺れがある為、その点ご了解頂きたいとの事です。
2011/4/13(水) 午後 1:50 [ BASTON.PI9 ]
大分の龍興寺です。
今日、青年僧の会で3度目の義援托鉢を行ったのですが、その後の役員会議で月末(25〜30)くらいに一度行こうかという話になりました。
会長が軽トラを出すと言っています。
ただ、車で行くとすれば、移動だけで3日はかかるかな^^;
宿泊ですが、お寺さんでなくても近隣都市で営業しているホテル・民宿等あればそちらを利用しても構いませんし、テントも持参するつもりです。
とりあえず、具体的に話を進めさせて下さい。
MAIL→zuiunzan@gmail.com
2011/4/13(水) 午後 3:40 [ zui*nza* ]
道っさん、サスガの実行力敬服&感謝致します。
さて、先程安全靴、ツナギの作業服、軍足、皮手袋他5人分位づつ、高圧洗浄機(発電機がまだ用意できませんが。。。)、土嚢袋等買い足しましたので、どうぞご自由にお使い下さい。
次は食事の件ですが、野菜、米を持参頂ければ(こちらの内陸部のスーパーでは食材求められますし、うちの檀家さんからお願いできる分もあるかと思います。)、大鍋、飯椀、汁椀、食器は黒川郡青年僧の会のちびっ子禅の集い用備品をお借りできる予定です。(50名分位)
又、JAあさひなから、ガスコンロ付きで、4升又は5升炊きの炊飯器、二重コンロは予め予約すれば1日500円/個で借りられます。
2011/4/13(水) 午後 4:52 [ BASTON.PI9 ]
近隣のホテル・民宿は全滅状態と思った方が良いので、気仙沼なら浄勝寺様、石巻なら不肖の知り合いのお寺さんに投宿場所のみお借りする方が、時間的ロスが少ないかと思います。
こちらでレンタカーを借りることができるかどうかは、いますぐわかりません。ただ、不肖も石垣会長と地福寺さんにその週にお伺いする予定ですので、同乗して頂ける可能性もあります。但し、荷物(布団)など満載すれば、無理ですが。。
いずれにせよ、具体的日程と人数などお打合せさせて頂きたいと思います。
先者一筆御礼迄。 襌興寺 徹玄 拝
2011/4/13(水) 午後 4:53 [ BASTON.PI9 ]
禅興寺さま
静岡の龍津寺です。沖縄では大変お世話になりました。FAX拝受、ブログ拝読いたしました。今、必要なものがとにかく『労働力』であることが、よくわかりました。
当地区青年僧の会では、別の縁故での支援活動が始まりましたが、このご縁も同様大切なものなので会合で持ちかけてみたいと思います。そうでなくても、周囲に声を掛けて駆け付けたいと思います。龍興兄が九州から行かれるなら、なおさらです。その折には禅興寺さま、ご相談させて下さい。
龍津寺 拝
2011/4/13(水) 午後 7:24 [ gak*1_1 ]
龍津寺様、ご連絡有難うございます。
お母様にもお世話になっております。
静岡東教区、特に清水近辺の若手和尚様方の団結力には、
予ねて敬服致しておりましたが、もう既に支援活動に入って
らっしゃるとは、素晴らしいですね。
貴地は有能&実行力のある人材に恵まれていらっしゃる上、
会下の若手の方にもつながりが深いでしょうから、
もしご協力頂けるなら大変助かります。
当方も受け入れ体制を、大至急調整中ですので、
何らかのお役に立てるかと思います。
お出で下さる時はぜひお声掛け下さい。
お待ちしております。
先者取り急ぎ一筆御礼迄 襌興寺 徹玄 拝
2011/4/13(水) 午後 8:53 [ BASTON.PI9 ]
京都在住47歳オヤジです、妙心寺HPから辿り着きました。
この度の大震災、心よりお見舞い申し上げます。
被害の程度の差こそあれ、同じ罹災地の禅興寺様の復興支援活動、大変お疲れ様でした。
私も↑山本@實相寺様のコメントと同じで、最初は動きたいけど・・・って感じでした。
「どうぞ何人でも、日帰りでも結構です。・・・中略・・・現地で汗を流して下さい。不明な点、手助け等ありましたら、ご遠慮なくHP問合せメールよりご連絡下さい。」
この言葉は少しでも動きたい、って思っている人に勇気を与えるメッセージだと思います。
私も微力ながら4日は同性寺様、6日は第5部の皆様と慈恩院様でお手伝いをしてきました。
復興に向けて全ての人が頑張っていらっしゃる姿を目の当たりにし、「頑張って下さい」ではない、「被災していない私達が頑張らなければいけない!」と痛感すると共に勇気をもらいました。
2011/4/15(金) 午前 0:01 [ KUNNY ]
1ヶ月近く海水漬けになった沢山の法衣を預かり、その再生に着手しておりますが、経糸緯糸縫い糸の縮み具合のなどに差があり、どれぐらい再生できるのかが私自身わからない状況です。
修繕にもかなりコストがかかりそうで・・・
GWにでも再度法衣再生のご相談、そして現地でのお手伝いをしたいと思っております。
禅興寺様、詳しい情報提供、ありがとうございました(職業柄、匿名深謝です)
2011/4/15(金) 午前 0:04 [ KUNNY ]
KUNNY様、ご投稿誠に有難うございます。わざわざ京都から石巻&七ヶ浜の被災地寺院に足を運ばれての復興ご支援、心から感謝申し上げます。
宮城福島教区第5部、白石市内の各和尚様方も、互いに声掛け合って早速現地に駆けつけ、黙々と津波被害の寺院後片付けに精を出しておられる事、誠に敬服の至りです。傑山寺和尚曰く、「現地をこの目で見たら、何とかするしかしょうがねぇべ!」とは正に至言ですね。
又、塩漬けの法衣再生誠にご苦労様です。さぞかし難儀なことでしょうが、敢えて引き受けられたその心意気に頭が下がります。
一人ひとりが災害復旧の爲に、自分のできることを精一杯、地に足をつけて黙々と努めてゆくしか、手はありませんね。先者取り急ぎ一筆御礼迄。 襌興寺 徹玄 拝
2011/4/15(金) 午前 9:00 [ BASTON.PI9 ]