全体表示

[ リスト ]

「空の色に似ている」 内田善美氏著

これはとても昔の漫画ですが、とても好きな記憶に残る作品です。

なんとなくぼんやりした主人公ですが、こういうキャラクターは高校生だったのできっと共感できたのだ

と思います。自分ばかりが年をとり、漫画のキャラは年をとらないので、ちょっとうらやましいです。

話は陸上部に所属する主人公が、学校の図書館で同じ本を読んでいる女子の上級生を知り(貸し出しカー

ドで知る)親しくなるところから物語が展開します。

この女性が絵を描く男の上級生と親しく、この人がとても高校生とは思えない硬派なキャラで美男子なの

ですが、そんな3人が主となる物語です。いいところは主人公の家の様子が細かく書かれており、とても

いい感じでそのまま映像化できるのではないかと思います(ただ、こんなに美男美女はそろえずらいか

も)。

話はとてもよくできたロマネスクで、そのせいで印象深かったのだと思います。

関係と崩壊が描かれていますが、そのタッチはとても繊細で劇的ではあっても大げさではありません。非

常に小説的な流れで描かれている漫画です。

復刊されておらず、今だ絶版の状態ですが、惜しい名作と思っています。

出版社の方、ぜひ復刊を。

閉じる コメント(4)

顔アイコン

初めまして。マンガも大好きです。内田善美、好きでした。謎の人物じゃなかったかな。もう随分読んでないのですが、絵ははっきり思い浮かびます。何冊か残っているはずなので、探してみようと思います。

2006/3/28(火) 午後 6:13 [ 遠い蒼空 ]

顔アイコン

読み返してもなかなかよかったですよ。少なくとも、僕は「nana」みたいな話より好きです。

2006/3/29(水) 午後 4:18 [ bat**yu2*01 ]

顔アイコン

こんばんはバタイユさん。ぶ〜けコミックスだったでしょうか?。手元に1冊ぐらいはあると思うのですが、整理が悪くて出てきません。たしかにロマネスクという言葉がぴったりくるように思います。どちらかというと小説よりのマンガという風なイメージだと読んだ当時は思いました。絵が非常に上手くて悪く言えばマンガ離れしているように思ったのを憶えています(笑)。TBありがとうございます。

2011/11/5(土) 午後 8:47 kms*30

顔アイコン

もねさん。今もそうですが、男女の恋愛をテーマにしてこの漫画のような動機の処理をするものは、ないんですよ。だから漫画ではないと書きました。その辺は見解の相違ですが。
小説だってこういう喪失感をオーバーラップさせたのは村上春樹が出てくるまでそれほどメジャーではなかった。早すぎた感じがあったと思います。

2011/11/7(月) 午後 2:32 [ bat**yu2*01 ]

コメント投稿
名前パスワードブログ
投稿

閉じる トラックバック(1)

トラックバックされた記事

小椋冬美&内田善美他

こんばんは皆様、三頌亭です。引き続き・・・です(笑)。小椋冬美さんの初単行本「6月の風にゆれて」を紹介いたしましょう。このころの絵は写真のような感じです。細身の女性で髪形が他の作家さんたちに比べて特徴的でした。70年代後半にデビューで80年代に入るともっと都会風の女性の描き方になってきたように記憶しています。三頌亭が好きだったのはやはり70年代のデビュー当初の絵でしたね。「星の扉をノックして」は76年の作品デビューから3作目くらいの作品です。 高階良子さん「血とばらの悪魔」は乱歩の「パノラ

2011/11/5(土) 午後 8:41 [ 三頌亭日乗 ]

トラックバック先の記事


芸能人・有名人の新着記事

Yahoo Image
idanbo
Twitteridanbo: Pop...
05月27日 01:26

.
  今日 全体
訪問者 13 174016
ブログリンク 0 98
コメント 1 7651
トラックバック 1 81
検索 検索

bat**yu2*01
人気度

ヘルプ

Yahoo Image

1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31

標準グループ

開設日: 2005/4/14(木)


プライバシーポリシー -  利用規約 -  ガイドライン -  順守事項 -  ヘルプ・お問い合わせ

Copyright (C) 2012 Yahoo Japan Corporation. All Rights Reserved.