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もやしの話でもなくもやしのような人の話でもありません。
「もやしや」というのはお酒を造るのに必要なたね麹を作って売る仕事のことを言います。
この漫画の主人公沢木惣右衛門直保はそのたね麹屋の跡取りで、東京の農業大学に入学します。幼馴染結
城蛍も同じ大学に入りますが、この幼馴染は実家が酒造りをしています。
まあ、ここまではどうということの無い設定ですが、実は沢木惣右衛門直保には特殊な能力があるので
す。それは菌が見えるという能力です。でも、顕微鏡で見るように見えるのではなく、可愛い小さい生き
物のようにどうやら見えているらしい。それが、二番目の写真です(カバーをはずすと表紙に描かれてい
ます)。
彼らは沢木のおじいさんの知り合いの榊という教授の下、勉学に勤しむわけですが、この教授は実学を重
視するので、へんなものを食べさせられたりもします。
この漫画の面白い所は、菌が見えるという世界は実に面白い世界だということです。沢木は菌と話ができ
たり彼らの声が聞こえたりするので、普段何か怪しげな存在として扱っているものに非常に親近感が湧く
のです。
とても楽しいし、勉強になる。沢木は菌なら何でも見えるので、そのたび漫画でも菌についての説明でど
んな働きがあるかがわかり、彼らの密かな営みも彼らの言葉で沢木のように読者は聞こえるので面白いの
です。時々菌だけの回があったりすると、色々な菌がそれぞれに我々の身近な所で話をしたりするし、色
んな所に行くのが楽しいです。
お酒の話がでてきますが、ウンチクであるよりはどのようにできるかという醸造の仕組みがわかりとても
勉強になる。しかも面白く学べます。
除菌の間違いとか、清潔すぎると体が臭くなるとか、まあ、常識の嘘みたいなものも菌側や研究者の立場
での意見も出てきてそうなのか、という驚きもあります。
それから、農業大学と言うのはどういうところか、何をしているのかの一端も伺われて文系の僕にはとて
も興味をそそられました。
お酒が好きでなくても、菌が好きでなくてもきっと楽しめ漫画です。
大学では変な行事があったりするし、沢木たちの成長やそれぞれの抱える若者らしい悩みや試行錯誤も描
かれていて一風変わった青春ものといえるでしょう。
最近終わってしまいましたがアニメもやっていたのです(4巻までの話で)。
個性的なメンバーが菌と共に繰り広げる漫画。
珍品ですが、作者の才能を感じる作品。
講談社、イブニングコミックスです。5巻まで出ています。
その辺を漂っている菌がとても可愛いです。
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このコミックに影響されて納豆作ってみたことがあります(笑)。(一応記事にしました)そういう好奇心が刺激される作品ですよね。
2007/12/24(月) 午前 10:39
結構面白そうな本ですね、表紙からして。僕はいまはレポート用の本を読まなきゃいけないですし、そもそもその本のために散財してしまったもので。。。余裕が出てきてから買ってみましょうか。
2007/12/24(月) 午前 11:02 [ さとぱい ]
mappiさん。わかりますよ、ちょっとやってみたくなるし、やると菌が身近に感じられるような気がします。特に食べるものに関しては(笑)。
2007/12/25(火) 午後 2:03 [ bataiyu2001 ]
木村さん。結構人気があるのでしばらく置いたほうが見つけやすいかも。1〜4巻まではすぐに買えたのですが5巻は二三軒大きな本屋を回ってようやく見つけましたから。
2007/12/25(火) 午後 2:05 [ bataiyu2001 ]