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ヘリポート設置で搬送時間短縮へ 南和歌山医療センター
紀伊民報 2月2日(木)17時1分配信
和歌山県田辺市たきない町の南和歌山医療センターで、ドクターヘリが離着陸できるヘリポートの設置工事が進められている。3月までに完成の予定。これまでは同病院に搬送する場合、近くで救急車に乗せ替えていたため、到着までに時間が余計にかかっていた。川崎貞男・救命救急科医長(49)は「時間的に余裕のない重症患者にも対応できるし、多くの人を助けられる可能性が広がる」と話している。
県の事業で、総事業費は約2億円。昨年11月に着工した。病院ヘリポートは紀南では田辺市の紀南病院や新宮市立医療センターにもある。
ドクターヘリは県内を中心に運用され、原則として県立医科大学付属病院に搬送されるが、患者の状態や家族らの希望、同院の受け入れ態勢などを考慮して、他院に搬送することもある。
これまでドクターヘリで患者を南和歌山医療センターに搬送する場合、近くのビッグ・ユーの広場に着陸し、救急車に乗せ替えて運ぶしかなかった。そのため、南和歌山医療センターに患者の受け入れを依頼する場合、消防本部に救急車を手配するなどの手続きも必要になっていた。川崎医長は「直接来られるようになれば、手続きが減り、当院への患者受け入れ申し込みの敷居も低くなる。搬送時間も短縮され、より多くの患者を助けられることにつながる」と期待する。
ヘリポートの面積は約570平方メートル。東側駐車場の上6メートルの空間を利用して造り、渡り廊下で病院の2階とつなげる。駐車場はこれまで通り使用できるという。上空から見やすい赤色を基調にしたデザインにする。
ドクターヘリは有視界飛行のため、通常は日中だけの運航だが、大規模災害時などにも対応できるよう、県内の病院ヘリポートではまだ少ない夜間用照明(発光ダイオード)を設置する。
ドクターヘリは救急医療用の機器を備えたヘリコプター。道路状況に影響されず、搬送時間を大幅に短縮できるほか、医師や看護師が乗り込んでいるため、受け入れ先の病院までの搬送中に、治療を始めることができる。県内では2003年、県立医大病院が全国で7番目に導入した。
県内のほか、協定を結んでいる近隣府県にも出動。出動件数は毎年度380件前後で、昨秋の台風12号後は、被災し市街地への主要道が遮断された田辺市本宮町や新宮市熊野川町でも活躍した。
南和歌山医療センターへのヘリコプターでの患者搬送数(防災ヘリや海上保安庁ヘリも含む)は、07年度は19件、08年度は33件、09年度は66件と増加傾向だった。ドクターカーの運用が始まった10年度は24件、本年度は昨年末現在で32件となっている。
私が2年ほど前までお世話になっていた、和歌山県は救急医療の先進県でドクターヘリの導入は10年も前で非常に積極的です。
救急病院にヘリポートがあるのは今回の南和歌山医療センターを始め県内各地域に6カ所もあります。
その他各市町村には専用の救急防災ヘリポートが20カ所以上もあるでしょう。
それに比べて私が住む奈良県は同じように山間部過疎地が多い県にもかかわらず、このような施設はほとんど皆無という寂しい状態です。
同じ国民が県が違うという事でがあまりにも格差が大きい行政サービスに甘んじなければならないとは、何とか改善してほしいものです。
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