ドクターヘリパイロット奮闘記

老いぼれドクターヘリパイロットの繰り言

過去の投稿日別表示

[ リスト | 詳細 ]

2012年2月20日

←2012年2月19日 | 2012年2月21日→

全1ページ

[1]

またヘリ横転、、、、

イメージ 1

イメージ 2

 http://www.hokkaido-np.co.jp/news/donai/351956.html

 北海道でヘリスキーのAS120が山頂で横転した模様です。

 いつも  pun*u*0461 さん情報ありがとうございます。

 不整地や雪上の着陸はヘリが小さいほど、危険性が増すと思います。小型のヘリはやはり、風にも弱いし、余剰馬力も十分でない場合も多く、また安定性も十分ではないので、相当な飛行経験を持っていているパイロットでも遠慮したいというのが本音でしょう。

 山岳地 雪上 洋上、そして狭逢地のホバリング、ホイスト スリングなどは中型の204 412 など5トン程度のヘリが最小で、それ以下のヘリでは、見張り要員や誘導、ホイストやスリングのコントロール要員などが十分に乗れないので、パイロットのかかる負担が大きくて、いざというときの簡単に事故になってしまう恐れな大です。

 もうひとつの問題点は、今回のような場所への乗客の輸送は条件的に許可になるはずがありませんが、なぜか許可になっています。

 つまりスキッドが木の根っこや切り株などに引っかかるような不正地や除雪や十分に踏み固めてないような雪面、傾斜地などは着陸許可基準に合わないので、誰がどのように申請し、そして許可権者がその申請と現状がどの程度許可基準に合致しているか、どのようにして確認し、許可を発したのでしょうか。

 また積雪の多い地域では、着陸地の状況は毎日のように変わりますが、ヘリの飛行前にどのようにして、安全を確認するようになっていたのでしょうか。

 これが人命救助や、救急飛行ならば許認可の対象外ですから、パイロットが自ら安全を確認して、飛行することで事足りますが、有償で人を運ぶのには旅客機と同じ安全性が求められるので、いい加減な状態では飛べないということになります。

 建前上だけの話ですが、、、、、

 通常はいい加減な許認可によって、その安全性はすべてパイロットに丸投げで、今回のように墜落したら、お前が悪いということで事故調査も一件落着となります。

 ですからこのような飛行をするヘリのパイロットはこのような状態で飛ぶに際して十分な訓練を受ける権利を行使することもなく、無防備なまま墜落となります。

 旅客を輸送するヘリが引っかかるような根株や障害物、積雪などがあること自体がいったいどんな審査をして許可したんだと聞いてみたいものです。

 少なくとも着陸帯は狭くてもいいから,整地するか鉄板か板を敷いて置くのが普通だと思いますが、、、
 
 

閉じる コメント(4)

閉じる トラックバック(0)

全1ページ

[1]


.

bel**14b*989
人気度

ヘルプ

Yahoo Image

  今日 全体
訪問者 31 457562
ブログリンク 0 98
コメント 0 2825
トラックバック 0 34
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29
検索 検索

開設日: 2007/5/3(木)


プライバシーポリシー -  利用規約 -  ガイドライン -  順守事項 -  ヘルプ・お問い合わせ

Copyright (C) 2012 Yahoo Japan Corporation. All Rights Reserved.