Beyond the Critical Period

NY留学中。スピーチサイエンスの勉強をしています。

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人はどうやって英語を覚えるのか?

その答えが分かったら、スゴイ気がしますよね。効率的な学習方法も分かるかもしれません。

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SLA:Second Language Acquisition (第二言語習得)の授業では、人がどうやって自分の母国語以外の言語を習得するのか、というのを勉強しています。

 初めに覚える言語 = 第一言語
 2番目に覚える言語 = 第二言語

私の通うTeachers College の Applied Linguistics のコースでは、第二言語としての英語を中心に取り上げています。英語のネイティブスピーカーではない人が、どうやって英語を習得するのか、ということです。

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さて、
冒頭に挙げた問いに答えるべく、さまざまな研究がなされていますが、そのうちの一つに、英語を覚える途中でどんな間違いをするのか、という研究があります。

たとえば、

 × I buyed an apple.
 ○ I bought an apple.

どうしてこのような間違いをするのか、っていうのを考えるわけです。間違いの原因は何なのか?、と。

で、考えられる原因の一つとして、I looked at him. I walked around the park. みたいに、動詞に "-ed" を付けたら過去形なんだ、ってことを覚えた後、なんでも動詞の後に "-ed" を付けてしまったのかも、と。

このような間違いは、overgeneralization (過剰一般化)と呼ばれています。自分の中にあるルール【過去形 = 動詞 + -ed 】を、あてはめちゃいけないもの、ここでは不規則動詞、にもあてはめちゃうことです。

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もう少し overgeneralization (過剰一般化)らしき間違いを見てみましょう。


< 先生の娘の間違い >

 × We're on the twoth floor.
 ○ We're on the second floor.

fourth, fifth, sixth, seventh ・・・ を先に覚えたのでしょう。「〜番目」という時は、"-th"を付けたらいいんだな、と思って、two に "-th" を付けちゃった。


< クラスメイトの甥っ子の間違い >

 × Look at that fok!
 ○ Look at that fox!

名詞を複数にする時は、名詞の後に "-s" を付けたらいいんだな、というルールが彼の中にあった。で、fox という単語を耳で聞いた時の最後の "s" の音を複数の "-s" だと思って、単数にするために、最後の "s" を消してしまった。かわゆいですね。

ちなみに、上記2例ともアメリカ人の子供の間違いで、overgeneralization (過剰一般化)は、第一言語でも起きると考えられています。

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ところで、英語とはまったく関係ありませんが、うちの台所の蛇口は、普通に閉めた後、少し横にひねらないとキッチリ閉まらないため、毎回「閉めて横にひねる」をしているうちに、普通に閉まる洗面所の蛇口も、「閉めて横にひねる」をしてしまうようになりました。台所の蛇口の overgeneralization (過剰一般化)です。

イメージ 1
これがうちの台所の蛇口。日本のと変わりませんね。こういうタイプって、上に上げて出るのと、下に下げて出るのとあって、どっちかに慣れてしまうと、たまに逆の蛇口に出会った時に overgeneralization (過剰一般化)が起きてイラつきますね。

部屋の電気のスイッチは電気の紐を引っ張るタイプなのに、リビング同様、入り口の横の壁にスイッチを探してしまいます。電気のスイッチの overgeneralization (過剰一般化)。

そういうことってありますよね?
overgeneralization (過剰一般化)には気をつけましょう。

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