秋の入選句
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2011年、秋3ヶ月間に同人誌(同人ではなく会員ですが)に24句投稿して入選したのは以下の15句、夏よりだいぶ打率が上がりました。家の周りで詠んだのが4句、街道歩きや登山を詠んだのが7句、昔の思いでを詠んだのが4句です。ここのところ山へも街道歩きにも出かけず、思い出の句が多くなっています。
翅やぶれそれでもつがふ蜻蛉かな (はねやぶれそれでもつがふとんぼかな)
枯蟷螂一度は斧を使ひしか (かれとうろういちどはおのをつかひしか))
種飛ばし一人遊びし鳳仙花 (たねとばしひとりあそびしほうせんか)
教育田蝗跳びたつ畔の道 (きょういくでんいなごとびたつあぜのみち)
静かなりこほろぎの声家の中 散りしきる紅葉の渓に山女待つ (ちりしきるもみじのたににやまめまつ)
杜鵑草荒るる庭こそ似合ひけれ (ほととぎすあるるにわこそにあひけれ)
身に入むや鑿跡残る切り通し
(みにしむやのみあとのこるきりとうし)
一人食ふしぼりうどんの夜寒かな
薄き濃き霧に透けるは剱岳
木曾の秋水舟の音かろやかに
(きそのあきみずぶねのおとかろやかに)
秋海棠畑の外れに姥一人
(しゅうかいどうはたのはずれにうばひとり)
栃の実の落つる音こそ土産なれ 信濃路や食べよと林檎ころがして
稲架の田や姨捨山は雲低く (はぜのたやおばすてやまはくもひくく) |
