鉛筆雑談006 白の仕上げ方
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「白の表現の仕方」の最後に「白の仕上げ」のポイントを説明します。
この内容はブログの記載制限があり,スペースを充分にとって説明できませんので「鉛筆写実画入門」の60頁の(5-3)花の描き方(=白の描き方)を短く要約したものです。
拡大すると鉛筆で書いた腺が目立ち、かなり粗面です。
【2】練り消しゴムを丸く丸めます。使いかけでもよろしいです
下の写真のように画面をたたくようにして表面の鉛筆の粉を取り除きます。
大きめの鉛筆の粉が取れて、細かい粉が平均に残るように工夫してください。
全体の濃さは、作業前と後では異なります。
作業前は仕上がりの濃さよりも濃く、作業の後は仕上がりの濃さよりも やや明るくなります。そしてチョト取り過ぎかな、と思われる程度まで 取り除きます。
まず、初めは、新しい練り消しゴムを写真のように先端を細くします。
画面上に点状に濃い部分が残っていたら、その点状の黒点を先端で拾い上げて、周りと同じ濃さにします。
残っている黒い点とは、描きすぎたり、消し残し、鉛筆の不純物だったりです。これらを練り消しゴムの先端で拾い上げるのですが、取り過ぎると、今度は周りよりも明るくなる場合があります。
明るくなった部分は、そのままにしておいて、次の工程で修整します。
次は、白の補修です。鉛筆は6Hと7Hを使用します。 下の写真のように先端を鋭く研いで極細密部の作業が出来るようにします。また力を入れると先端が簡単に欠けるようにして、力の入るのを防ぎます。
白い部分以外のところで、不自然に白く残っている部分、例えば、腺と線の隙間、紙の繊維と繊維の交わる「くぼみ」、前の作業で練り消しゴムで取り過ぎた部分など、画面が均一の面になるように細心の修整作業をします。タッチは「点描」(スポッティング技法)が望ましいです。
上記の2つの作業をセットにして一回できれいにならない場合は、繰り返します。
次第に細かい作業になり、それだけ美しい滑らかな面が描けます。時間を掛ければ殆どの質感や「光の演出」が可能になります。
鉛筆画では難しい作業の一つですが、最も美しい作業の一つでもあります。
時間を充分掛けて工夫してください。
【4】最後に、濃い部分や影の部分をH,2H,4Hの鉛筆で追加して立体感を強調します。 鉛筆は2H,4H,6Hを間違いのないように慎重に選んで、 出来れば点で補足作業を挑戦してください。(スポッティング技法)
最後に周りの白く残した輪郭をはっきりと描き込みます。鉛筆は基本的にはHBと時には2Hを必要に応じて使用します。
これで、基本の作業は終わります。先に進む場合は続いて、バラらしさを書き加えてください。
以上で、白の描き方をざーと一通り目を通しましたが、お分かりにならないことが沢山あることと思います。コメントの欄でご質問ください。
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次回から3回に分けて黒の描き方をご披露します。
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