山恋讃歌

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星野富弘美術館を見学する

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11月初めの連休で熊本県の矢城山に登った時、登山口は津奈木町だった。その往復に芦北町を通ったのだが、往きで『星野富弘美術館』の矢印を目にしていた。

星野富弘さんといえば私より年上だが同世代と言ってもよい。体育の教師をしていた24才の頃、体育指導で頸椎損傷され、手足の自由を失ない車椅子の生活を送られている。

9年という長い入院生活で、絶望の果てから2年後、お母さんが筆に色を付け、それを口にくわえてという2人の共同作業で水彩画、ペン画を描かれるようになった。

そして、さらに絵に詩や随筆を添えられ、たゆまぬ努力の積み重ねで詩画集など創作されるようになり、作品集も多い有名な人だ。私自身もその一つの詩画集『鈴の鳴る道』を持っている。

人生訓というか、人の生き方に示唆を与えられ、どこからこの絵や言葉がにじみ出てくるんだろう・・と感動させられることばかりで、帰りに寄ることにした。

芦北町出身ではないとは思っていたが、何かの縁で町営として開館してあるのだろう。
2年前に開館され、ゆったりした空間に数十点の作品が展示されていた。

玄関に入ると、すぐ左手に寄付されたはなきりんの木があった。入場券を買い、正面に家族の写真とともに『ぺんぺん草』の拡大した絵、お母さんへの感謝の思いを詠った力作の詩画が大きく飾られていた。写真はこれしか撮影できないらしい。
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主に花を中心に時に風景や静物の絵、それに関するものや家族への言葉やエッセイを添えて描かれ、その言葉が何とも言えない。

一つ一つ見ていると、さりげなく詠っておられるが、心に深く刻まれ涙ぐむような感じにもなる。率直に正直に心からわき出たやさしく温かい言葉の数々。

花も可愛い馴染みの花ばかりだったが、その中にまむし草を描かれていたのが、どんな花にも命あるものへのいとおしさが感じられ印象的だった。

さて、12月に入り2日前の1日は『世界エイズデー』、本日3日は『国際障害者デー』、10日は『世界人権デー』と関連した日が続いていく。

私自身は8年前に両膝の手術をして2ヶ月入院し、車椅子や松葉杖、一時的に麻酔で麻痺の状態になり、片足1本にこれほど不自由を感じるのか・・・と、この時初めて体験した。それは、あくまでも数週間だけのことである。

病気やケガで体が不自由になったりなどは、結局、自分の身に降りかからないと本当のところはわからないものだと思う。

しかし、大人も子供もいろんな人の意見や考え、思いを聞いたりすることはとても大切なことだろう。

子供達も学校でアイマスクや車椅子、老人体験の器具を使ったりの授業もあったりすると聞くことがある。曲がりなりにも、その経験を積み重ねることによって相手の気持ちを考えたり、特別ではなく一緒に寄り添って生きることを学び、行動をしていくことができるのだろう。

人はその命を与えられたら、その存在自体が価値があり尊いものだ。

ハンディという言葉も使っていいのかどうか迷うところもあるが、あえて使って、ハンディがある人ほど甘えることなく前向きでエネルギッシュだなと感動するところがある。
そして、その姿を垣間見た時、勇気を与えられ、一緒に感謝し応援したくなる。

しかし、これらは口で簡単に言えても、今の私自身は関わることが少ないので深くは言えないし、現実的になれば、立ち止まってしまうところがあるかもしれない。

ただ、そんなに難しく考えるのではなく、常日頃から、人として自然な気持ちで、人の思いなどを考えたり察したり行動したりとすれば、いいのじゃないかなと思うのである。

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心が顕れる内容ですね。
PCの横で、愚妻改めパートナーが、『今読んでいる本に星野富弘さんの話題が出ているのよ』、『九州の方で美術館もあるんでしょ』
と言っています。
グーグルで星野さんのことをもう少し調べることにしよう。
読み応えのあるページでした。ありがとう!

2008/12/4(木) 午後 8:24 [ kaz*in*y* ]

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自遊人様、有難うございます。星野富弘さんと同じく絵画、水彩画をたしなまれますので・・?私はよくわかりませんが、花や額の大きさ彩色の仕方、添え言葉等とかは違っておられるかもしれませんね。
絵に通じるものを何か感じられたりされたでしょうか。

2008/12/6(土) 午後 10:48 [ bis*ta*ako ]

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はじめまして、関連記事からまいりました。
私も、8月にこちらを訪れ、このハガキ購入しました。
心にしみる詩がありますね。
ご迷惑でなければ、トラバさせてください

2009/9/13(日) 午後 0:08 [ 青木ママ ]

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青木ママ様、コメント有難うございます。星野さんの絵や言葉はほんと心に問いかけるものですね。JAFの月刊誌に毎号星野さんの絵と言葉、対話が載っており、感慨を持って読んでいます。
時にそういうものに触れることは大切ですね。

2009/9/13(日) 午後 10:17 [ bis*ta*ako ]

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富弘美術館

=== 富弘美術館 === ずっと以前から、訪れたいと思っていた、富弘美術館 群馬県みどり市にあるものですから、「ちょっと行ってこよ・・」と言って 行ける距離ではなかったのですが、ちょうど近くの温泉に家族で来たついでに、 というよりも、温泉に来て、近隣の地図をみたら富弘美術館が近くにあったので、 絶対行かねばと思い、訪れました。 http://www.tomihiro.jp/ ご存じの方も多い、星野富弘さん 口で筆をくわえて、絵を描き、詩を添える。 24

2009/9/13(日) 午後 0:07 [ Aoki's Living (アオキズ リビング) ]

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