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お薬・・・3

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(7)うつについて
一般的にうつというのは緊張が下がって起こり、統合失調症は緊張が上がって起こるので、簡単に言うとうつを治療するには薬で緊張を上げ、統合失調症は下げればいいわけです。
うつと統合失調症が同時に起こったときにはどうするかというと、<ドグマチール>など、両方に同時に効く薬を使い(うつの薬と統合失調症の薬を同時に処方されることもありますが、併用禁忌の場合もあります)、睡眠を十分にとるということをします。睡眠は疲れをとり、気分をなだらかに落ち着ける最良の方法です。だから逆に眠れないのは要注意です。自分では眠ったつもりでも、十分深い眠りになってない場合もあります。
うつの治療では下がっている緊張を上げると言いましたが、抗うつ剤で上げてしまうと却って自殺願望が出てしまう時には、逆に鎮静(下げる)させて考えさせないようにする時もあります。あと、緊張性うつ(緊張が上がって考え過ぎてうつになる)の人は「こんなに病気が重いんだ」とよく喋ったりすることがあります。普通のうつ病の人は黙って落ち込んでいます。)こういう時の治療には緊張を下げるタイプの抗うつ薬を使います。初期のうつでは、下げるべきうつか、上げるべきうつか、専門医でも判断が難しいそうです。
気分を上げようと酒と薬を同時に飲む人がいますが、これは止めた方がいいです。薬の作用が尋常でなくなるうえに、酒はどんどん量が増え、しかも睡眠の質を落とすからです。うつとアルコール依存症に同時になる人は多い「です。
躁病と統合失調症が合併することもあります。気分がやたらハイになって、ふだんならなかなかできないことをしたりします。知ってる人にお堀に飛び込んで白鳥を追い回した人がいます。躁病の治療には普通<リーマス>(リチウム)を使います。コントロールが難しい薬で、血中濃度を測定しないと中毒になるおそれがありますが、慣れもあります。
(8)副作用止め
抗精神病薬にはよく副作用止めが出されます。副作用止めと言っても、抗精神病薬の全ての副作用に効く訳ではなく、手が震えるとか、ろれつが回らない、体が堅くなる、そわそサわする(アカシジア)、首が曲がる、眼球上転発作(ジストニア)、など錐体外路症状に効きます。副作用止めの薬には<アキネトン>(ビぺリデン)、<ピレチア>(プロメタジン)、<アーテン>(トリヘキシフェニジル)などがありますが、緊張を上げる副作用があります。しかしピレチアなどは他の副作用止めのように抗コリン剤ではなく抗ヒスタミン剤のため逆に眠気のくる場合もあります。つまり統合失調症の薬は緊張を下げて、副作用止めは緊張を上げる、反対の作用があります。その為、副作用止めの量が多いと幻覚妄想が出たりします。そういう場合は幻覚妄想止めの薬を増やすので無く、副作用止めを止めなければいけません。そして物覚えが悪くなる副作用もあるようです。手足がしびれたりする人もいます。抗精神病薬にはお約束のように副作用止めを入れたり単独で眠前投与する医師もいますが、うつになったり睡眠の質を落とすことも多いので、飲まなくて済むのなら飲まないほうがいいです。錐体外路症状には漢方では抑肝散が効くと言われています。
副作用止めは錠剤だけでなく注射もあります。速効性があり、そわそわしていたのがぴたっと止まります。
 副作用止めは普通抗精神病薬に併用さウれますが、抗うつ薬や吐き気止めにも併用されることもあります。
 錠剤の薬は飲んでから効いてくるまでだいたい30分〜1時間、睡眠薬では2〜3時間かかる感じがします。
(9)副作用止めの効かない副作用
副作用は他に、口が渇く、鼻づまり、便秘、肥満、無月経、インポテンツとかもあります。これらは副作用止めではよくならないので、漢方(白虎加人参湯(実証)五苓散、柴苓湯(実証)など)を使ったり対症療法(例えば便秘には下剤)もします。これらの症状は薬のせいだけではなく、うつの症状でも現れることもありますので、主治医によく聞いてください。副作用は緊張の高い仕事中とか睡眠不足の時に強く出るようです。
 また「抗精神病薬は緊張を下げる」と先に書きましたが、治りかけの時に必ずうつ状態を経験します。これは抗精神病薬が緊張を下げ過ぎてうつになるためです。こういう場合は抗精神病薬を減らせばいい「のですが、薬によるうつか体調によるうつかは見きわめが難しいので、必ず医者に相談してください
副作用止めの効かない抗精神病薬の副作用のうち、2〜3年続けて飲んでいると、口や舌がかってに動いて口をすぼめたりすることがあります(遅発性ジスキネジア)。緊張した時に出ることが多いです。ひどくなると、食物の飲み込みや呼吸が困難になったりすることもあるそうです。
(10)怖い副作用
あと、口が渇くからと水をペットボトルに大量に飲む「水中毒」も意識障害やけいれんを起こす事があるそうです。
 副作用で怖いのは、まれにしかありませんが、「悪性症候群」です。心身共に疲労が激しい時などに、急に点滴などで大量の抗精神病薬を入れた時など、何の前触れもなく起こります。医者は「死因不明」と言っていましたが、たぶんこれで亡くなっただろう人を知っています。精神変調、筋肉のこわばり(腕が振れなくなる驕j、ふるえ、発汗といった症状からはじまり、38度以上の発熱、さらに高熱が続き、脱水、意識障害、呼吸が荒くなる、しゃべりづらい、よだれ、失禁など、腎不全を併発、死にいたることもあります。早期発見、早期治療が重要です。発症頻度はまれとされますが、報告によりバラツキがありよく分かっていないけれど、約0.2%という報告もされています。飲み始めから30日以内に発症するケースが全体の約90%以上を占めるそうです。
原因薬の例として、おもに抗精神病薬や抗パーキンソン薬(副作用止め)の減量、中止時、抗うつ薬(三環系)、ベンザミド系制吐薬<プリンペラン>、<ドグマチ−ル>、他<リチウム>(抗躁剤)などです。
 悪性症候群とは錐体外路症状の重症化したものです。錐体外路症状とは、急性ジストニア(眼球上転、喉頭けいれんなど)、アカシジア(そわそわしてじっとしていられない)、パーキンソンニズム(筋強剛[悪性症候群の高熱の原因]、ふるえ、よだれ、動作緩慢[薬剤性うつとの区別が難しい]など)、遅発性ジスキネジア(長期服用で出てくる。口をすぼめたり、ぴくぴくする。治療法がない。会話、摂食障害によって人に変に見られるもとになる)などです。副作用の比較的少ない非定型薬でも、悪性症候群はおこり得ると言われてます。軽い状態(熱があるのに蒼白くてグタッとしている)なら、薬を切り替えたら良くなります。身体的拘束が重要なリスクファクターだと言われています。
三環系やSSRIなどの抗うつ剤でも(多くは抗精神病薬との併用で)似たようなことが起こり、セロトニン症候群と言われてます。体は固くならず、運動亢進が起こり、原因薬物を中止して対症療法を加えれば、たスいていは24時間以内に回復しますが、死亡例も報告されています。
予防・対策として、
1.抗精神病薬など発症頻度の高い薬の服用に際しては、ご家族も含め、事前に説明を受けておく。
2.自分だけの判断で、急に薬の量を増やしたり、減らしたりしない。
3.上記のような症状があ らわれたら、すぐに病院に連絡または受診する。
悪性症候群になる人は年間1万人くらい。死亡率は10%で、何度も厚生省通達が出ています。
これは1人では対処出来ないので、家にいる時なら何とか救急車を呼ぶことです。
あと日本では、精神障害者のうち年間1000〜1500人が心臓にきて不整脈から突然死しています。この統計のなかには自殺も入っていると思われます。また、抗精神病薬を長期服用していて副作用や動かないことで肥満している人(本来緊張する病気で常に緊張してると太らないので、太るということは緊張が抜けてる事でいいことです)が、外科手術などを受けた時に点滴だけの栄養で栄養不足になって体脂肪が分解されると、脂肪層中に溜まっていた薬が一気に溶け出して大量服用と同じ状態になることもあるそうです。大量服用でなくて常用量でも、まれに起こるそうです。
他科でもらってる薬は必ず医師に申告してください。飲みあわせ禁忌(思わぬ副作用をもたらす)の薬もあります。あまり多剤併用してると、医師にもどの薬同士が悪さをしているのか分からない場合もあります。      

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欝はやはり、ムリがたたっている病気なので・・薬を飲むより休むほうが副作用きついですね・・現代病ですね・・完璧を目指さずに、のんびり生きるのも手ですね・・不安なので占いやスピチュニアルや先祖の霊のせいとか 考える 占い師いはるんでしょうが・・モンゴルみたいに自然死が許されてて、広い国土のほうが精神的・肉体的にはいーですね・私は薬物は害なので反対です・・嫌なら 仕事しないという選択あってしかるべきだと思います。。これのほうが自然に治るし、副作用・依存性ないですし・・

2008/3/17(月) 午後 0:17 [ isn ]

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すみません、薬は絶対飲まないほうが良いということです。依存性ありますので・訂正しときます。欝まで働かすとか、この国にあり方に問題ありだと思いますが・労働基準法とか無視してる結果なんでしょうね・・

2008/3/17(月) 午後 0:20 [ isn ]

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bhxqf173さん>はじめまして・・・
お薬は本当によくないですよね!!
副作用もありますし。

<この国にあり方に問題ありだと思いますが・>
ここ↑の文、本当にそのように思います。

2008/3/17(月) 午後 0:50 [ mikiyume9933 ]

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