花蝶ふうげつ

蝶を中心に野外で撮影した昆虫や花の写真を公開します

生き物たちの未来

[ リスト | 詳細 ]

記事検索
検索

全1ページ

[1]

地球温暖化(3)

 この話の冒頭、北海道、大雪山の風景写真を貼りました。大雪山には氷河時代から生き残った貴重な高山蝶、高山植物が残っています。ウスバキチョウ http://blogs.yahoo.co.jp/blumei724/6733896.html、 ダイセツタカネヒカゲ、アサヒヒョウモンの天然記念物の蝶も生息しています。
コマクサ http://blogs.yahoo.co.jp/blumei724/1098909.html のような高山植物もあります。

 山道にはロープが張られ、立ち入りを禁止していました。しかし、いくらロープを張って保護しても、このまま気温の上昇が続けば、10年先か100年先か分かりませんが、この大雪山の自然はなくなるでしょう。

 私の予想は単なる杞憂なのかも知れませんが、好きな蝶や花を観察することで、これからも自然界の変化を見続けたいと思います。

閉じる コメント(120)

閉じる トラックバック(0)

地球温暖化(2)

 これから温暖化が続くとどうなるのか、私の個人的な予測を述べたいと思います。

 南の生物(蝶)がだんだん北に分布を広げている話をしました。これはまだ第一段階だと思っています。

 次に起こるのは、生物の分布の南限が北上することだと思います。寒い気候に順応した生き物が気温の上昇で絶滅し始め、それはもちろん分布の南限から起こり始めると予想されます。あるいはまだ誰も気付いていないだけで、この第二段階も既に起こっているのではないでしょうか。

 例えば、スジボソヤマキチョウやヒメシジミ http://blogs.yahoo.co.jp/blumei724/12714963.html は九州で絶滅しました。これが温暖化のせいなら、次は中国地方でこれらの蝶が絶滅するはずです。注意深く見守りたいと思います。

 ギフチョウは現在、本州の南端、山口県まで分布していますが、これも南の生息地から絶滅していくかも知れません。幸い、今のところギフチョウでそのようなことは起こっていませんが、気温が上がれば、将来起こりうることです。

 中国山地のウスイロヒョウモンモドキ http://blogs.yahoo.co.jp/blumei724/6543234.htmlの数が減少しているようです。これも温暖化と関係があるのではないかと、個人的には思っています。
 
 第三段階として、さらに気温が上がると、高山蝶や高山植物が絶滅するのではないかと推測しています。平地の生物は気温の上昇と共に分布を北に移動できるかも知れません(気温の上昇が緩やかであれば)。
 しかし、高山の生物には、行き場所がないので気温の上昇はそのまま絶滅を意味すると思われるのです。

 この第三段階までなる前に、なんとか温暖化を止めないといけないと思います。

閉じる コメント(2)

閉じる トラックバック(0)

地球温暖化(1)

 ナガサキアゲハという黒くて大きいアゲハチョウがいます。南国の蝶で、ほとんど四国、九州でだけ見られる蝶でした。子供の頃、私の住む京都では一度もみたことがなく、大学生になり、九州に行ったとき初めて見た蝶です。
 ところが、5年ほど前のこと、京都でナガサキアゲハを見かけてびっくりしました。一瞬、自分が九州にいるのかと思ったほどです。
 その時、ナガサキアゲハの分布がどんどん北に広がっていることを実感したのです。今ではナガサキアゲハは関東地方まで見られるようになったそうです。

 クマゼミという真っ黒な蝉がいます。子供の頃、時々セミ採りをしましたが、京都では一度も見たことがありませんでした。九州に行って初めて見たこのセミも、今では京都に普通に見られるようになりました。
 
 その他、ツマグロヒョウモン、ウスイロコノマチョウなど、いろいろな南のチョウの分布が、どんどん北に広がっています。
 
 熱帯の蝶と、温帯の蝶には決定的な違いがあります。それは冬を越す方法を身につけているかどうかです。越冬方法は成虫、卵、蛹と様々ですが、とにかく温帯の蝶は冬を越す術が持っているのです。
 冬を越す方法を持たない熱帯の蝶は、気温の上昇と共に、春から夏にかけて北に分布を広げるものがあります。しかし結局、冬になると死んでしまい、土着することはできないのです。
 ところがどうやら最近、地球温暖化のせいで気温が上がり、南の蝶が冬に生き残れる境界線が徐々に上がり、そのために分布域も少しずつ北に上がってきたようなのです。

 以前の私は、地球温暖化と言っても、何十年、何百年先の話と思っていました。しかしこういう事例を見ていると、温暖化は、もう既に起こっているということを実感するようになったのです。日本はもう既に温暖化しているのです。

閉じる コメント(7)

閉じる トラックバック(0)

初めに

イメージ 1

 蝶の観察もまもなくシーズンオフ。
 来年の春までは、野外に出かけることもあまりできませんので、ちょっとまじめな話にお付き合いいただけたらと思います。
 せっかくこのような場を持っているのですから、日頃、山野に出かけて思うことをお話ししたいと思います。
 このブログに載せている蝶や花の写真は、すべて日本の自然のありのままの姿です。
 私の写真の腕は少々未熟でも、ありのままでこれだけ美しい自然が日本にはあるのです。
 けれど、これらの生き物たちの未来を思うとき、私はこのままでは大変なことになると思わざるを得ないのです。
 いつまでも美しい花が咲き、蝶の舞う自然を残すために何をすればいいのか?
 少し考えてみたいと思います。
 
 北海道、大雪山

閉じる コメント(1)

閉じる トラックバック(0)

全1ページ

[1]


.

blu**i72*
人気度

ヘルプ

Yahoo Image

1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31

ブログバナー

  今日 全体
訪問者 0 11367
ブログリンク 0 13
コメント 0 1049
トラックバック 0 52

開設日: 2005/3/5(土)


プライバシーポリシー -  利用規約 -  ガイドライン -  順守事項 -  ヘルプ・お問い合わせ

Copyright (C) 2012 Yahoo Japan Corporation. All Rights Reserved.