一冊の本
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ある日、
常連のおきゃくさまが本を持ってきてくださいました。
すぐには読む時間がなく
休みの日、めずらしく外でお茶をしながらその本を読みました。
その本は、30年も前に店をはじめた女性のエッセイ
今すごく成功されていて、わたしとしてはうらやましい限りの存在。
内容はほとんど知らずに読み出すことに、
店を持っての悩みや苦労、嬉しさ、難しさ、動機、タイミング
重なる気持ちが多すぎて、安心した。涙がでた。
でもそれよりも、どうしてそのお客さまがこの本を私に貸してくださったか
何かがすこし見えたような気がして、ハートが一気に温かくなった。
「感謝」
・・・照れくさいはなしでした。
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